ハイテク?ローテク?意外と知らないスニーカーの種類を押さえよう

2019.08.16

スニーカーは種類が豊富にあるため、選ぶときに迷ってしまいます。自分のライフスタイルにあったものを選ぶためには、その形状や素材の違いを覚えておくと役立つでしょう。購入後に重要となる、種類に応じた洗い方の基本も併せて説明します。

機能による名前分け

スニーカーの種類は豊富ですが、その機能によって大まかに分類することができます。まずは、機能で分けた際に代表的となる3種類からチェックしてみましょう。

おしゃれで人気のハイテク

『ハイテクスニーカー』とは、最新の『ハイテク技術』が詰め込まれ、近未来的なデザインをしたスニーカーを指します。

ソール(靴底)にエアバックを内蔵して衝撃の吸収に特化したり、空気を送り込む技術を用いてフィット感を向上したりと、ブランドが技術力を詰め込んだ最先端スニーカーと言えるでしょう。

各ブランド独自の最新技術と、工夫を凝らした豊富なデザインによって特徴的なものが多いことから、ハイテクスニーカーは人気を集めています。

メンズ・レディース問わないローテク

一方、特別な技術や機能を備えていない、昔から作られてきたタイプのスニーカーは、一般的に『ローテクスニーカー』と呼ばれています。

ここで言うローテクという名称は、使い勝手が悪い、ということではなく、ハイテクのわかりやすい対義語として名付けられたものです。靴としての性能に問題があるわけではありません。

ローテクならではとも言える、さまざまな服装にすんなりと馴染む親しみやすさは、日常使いにも役立ちます。性別や年齢層に限定されにくく、幅広いコーデに対応できるシンプルさが、ローテクスニーカーの大きなメリットと言えるでしょう。

種類豊富なスポーツタイプ

デザインや機能性に優れたスポーツタイプのスニーカーは、それぞれのスポーツ競技に合わせて作られたものを指します。現在は一般的に履かれているスニーカーも、元は特定のスポーツを想定していたという場合も多いです。

特化するスポーツ競技の種類によって、クッション性や軽量性など、多様な製品があるのも特徴と言えます。

歩きやすさ、走りやすさ、足の保護効果など、自分の目的にあったスポーツタイプから、好きなデザインのものを選ぶことで、機能面でもおしゃれの面でも納得のいくスニーカーが選べるでしょう。

形状にも名称がある

種類豊富なスニーカーは、形状によって分類でき、それぞれに名称がつけられています。定番のスタイルを含めた代表的な三つの形状について知っておくと、選びやすくなるでしょう。

くるぶしまでのハイカット

バスケットボールシューズやレスリングシューズなどに採用されている、『くるぶしよりも高い位置』まで履き口がある靴がハイカットです。

これは、激しい運動から足首を守るために採用された形状で、インパクトの強い見た目から、コーディネートの主役として活躍します。

重厚感のある見た目を活かして足元にボリュームを持たせたり、靴紐を通す穴が比較的多い点を利用して紐の種類や結び方でアレンジを加えるなどして変化を出すのも良いでしょう。

ローカットは定番のスタイル

スニーカーの中でも定番として親しまれているローカットは、『くるぶしよりも下』あたりに履き口がくるタイプです。

オーソドックスなフォルムで、ランニングやテニスなどのスポーツタイプでも主流となっており、気軽に履ける点が人気を集めています。

軽い見た目と、使いやすい履き心地は普段使いにもちょうどよく、デザインも豊富なため、色々なファッションに合わせやすいとも言えるでしょう。

スッキリしたスリッポン

靴紐ではなく収縮性のあるゴム布を使い、『フィット感』をもたせたスリッポン(スリップオン)タイプも定番の一つです。足をスリップさせて靴にオンすることから名付けられ、手軽さから春夏のファッションに合わせやすいとされます。

独特な軽量感は、ポップでリラックスした雰囲気を醸し出しており、シンプルコーデへのアクセントとしても最適です。

スニーカーの素材による分類

機能や形状と同様に注目しておきたいのが、素材による分類です。好きな機能と形状が備わっているものでも、素材の違いで履き心地が大きく変わるので、見逃せない点です。

スタンダードなキャンバス地

スニーカーの素材として最もスタンダードと言えるのがキャンバス地(帆布)でしょう。ナチュラルな質感が好まれて多くのスニーカーに採用され、履けば履くほど足に馴染むのが特徴です。

自然な見た目で履きやすさから人気がありますが、ポイントは見た目からは想像できないほどの『丈夫さ』と言えるでしょう。

一見すると耐久性が低く見えますが、水洗いにも対応しているので扱いやすく、長く履き続けることができます。年齢層や性別を問わず、多くの人に親しまれている点も特徴でしょう。

高級感あるレザー

スニーカーにレザーを使ったものは、『高級感』を演出できるため、落ち着いた大人におすすめのタイプです。履き込むことで自分の足の形に馴染むので、長く愛用して自分だけの靴を楽しみたい人に最適でしょう。

また、レザーの種類にもよりますが、本革などを使用したものであれば、経年による『風合いの変化』も楽しめます。

素材別の洗い方をチェック

もちろんスニーカーは定期的に洗って清潔を保つ必要があります。ただし、素材によって洗い方は異なるため、その点を押さえておくのが重要です。

以下では、代表的な素材ごとの洗い方を紹介します。使っているスニーカーの素材を把握し、適切な手入れを行うようにしましょう。

キャンバス地の場合

キャンバス地のスニーカーを洗う際には、スニーカーが収まる容器、歯ブラシまたは靴用ブラシ、洗剤の3点が最低限必要となります。洗い方の手順は以下の通りです。

  1. スニーカーから紐とインソールを外す
  2. 用意した容器にお湯(40度前後)と洗剤を入れる
  3. 容器にスニーカー、紐、インソールを入れ、ブラシでこする
  4. 汚れを落とし、ていねいにすすぎ洗いをする
  5. よく水気を切り、風通しのよい日陰に立てかけて乾かす

ブラシでこするときは『力を入れず優しく』が基本です。アルカリ性洗剤を使っていた場合、すすぎを怠ると『黄ばみ』を引き起こします。洗剤を残さないようにしましょう。汚れがひどいときは、しばらくお湯に漬けておくと落ちやすくなります。

レザースニーカーの場合

レザースニーカーの場合は、水を使わず『拭き洗い』をすることになります。必要な道具は、ブラシ、柔らかい布、革靴用クリーナー、革靴用クリーム、撥水スプレーなどです。手順を以下に示します。

  1. ブラシで汚れを落とす
  2. クリーナーを布にとり、薄く塗り付けていく
  3. 汚れを拭き取る
  4. クリームをムラのないよう塗る
  5. ブラッシングして余分なクリームを落として磨く
  6. 撥水スプレーをかけて、靴を休ませる

さらに光沢を出したい時は、『靴用ワックス』などを使って小さな円を描くように磨くとよいでしょう。ナイロンストッキングを用意して仕上げ磨きをするとより輝きます。

ブラシで汚れを落とすときや、拭き取りのときには、力を抜いてていねいに拭くのがポイントです。

スエードやメッシュ素材の場合

けば立つよう加工された皮革である『スエード素材』の洗い方は以下の通りです。スエードクリーナーはスプレータイプなので、使いすぎると水気がスエード地を傷めてしまうため、注意が必要です。

  1. ブラシで表面をなでるようにブラッシングして大まかな汚れを落とす
  2. スエード用の消しゴムで汚れた部分をこする
  3. スエードクリーナーで気になる汚れを落として完成

また、『メッシュ素材』の洗い方は以下の通りです。水なしで使えるスニーカーケアシャンプーを使えばメッシュを傷めず洗えます。水洗いする場合は、型崩れ予防のため、洗った後は形を整えて日陰で乾かすとよいでしょう。

  1. スニーカーケアシャンプーを使って汚れを浮き上がらせる
  2. ケアシャンプーを布で拭き取る
  3. 汚れが落ちないときは、キャンバス地と同様にお湯に漬けてから水洗いする

色々な要素を踏まえて選んでみよう

スニーカーの種類は大きく分けて『機能』『形状』『素材』の三つあることを確認しました。これらの要素や価格などを勘案して選ぶのが基本です。

それぞれの特徴をよく把握して、自分のライフスタイルに合わせたスニーカー選びをすれば、長く愛用できるものと出会えるでしょう。

スニーカーを用意したら、ケアをしていくことも念頭に入れて用品を揃えておくと便利です。吟味して選んだスニーカーの手入れは、また楽しいひと時になることでしょう。

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