人気再燃中の「写ルンです」、上手く撮るコツは?水中タイプやアプリも

2019.08.15

人気が再燃しているインスタントカメラ「写ルンです」は、「レトロな雰囲気の写真が撮れる」と、カメラ愛好家の間で話題となり、ひそかなリバイバルヒットとなっています。そこでこの記事では、ノーマルな「写ルンです」から防水モデルまで、その使い方やコツをご説明します。

「写ルンです」の使い方、コツとは?

かつて爆発的なヒットとなり、一世を風靡した「写ルンです」。一定年齢以上の方にはもはや説明不要かもしれませんが、まずはノーマルモデルの「写ルンです」の使い方からご説明していきます。

「写ルンです」の使い方

「写ルンです」は、当時としては画期的だった使い捨てタイプのカメラです。正確にはカメラではなく「レンズ付きフィルム」という名称であり、本格的なカメラを購入する必要がなく使い捨てで写真を撮れる「写ルンです」は、1980年代末~2000年代初頭にかけて爆発的に流行しました。

そんな「写ルンです」ですが、両手で持って構えると、丁度右手の親指付近(右上)に「巻き上げ」があります。

これをカチっと音がするまで巻くと、撮影1回分の準備完了です。あとはファインダーを覗いて、お好きなタイミングでシャッターをきるだけです。1回撮影したら、再びフィルムを巻き直して準備をし直します。

「写ルンです」にはあらかじめ撮影可能枚数が決められているので、その範囲でしか使えません。

既定の撮影枚数を撮影し終えたら家電量販店などに持っていき、「現像」してもらう必要があります。スマホやデジタルカメラとは違い、デジタル情報として保存されているわけではないので、現像するまでは写真を確認することはできません。

あとは現像してもらった写真を受け取りにいきましょう。ちなみに現像してもらう際に、「スマホデータ転送」を申し込むことで、写真をデータとして保存することもできます。

「写ルンです」を使う時のコツ

レトロな雰囲気の写真が撮れることから人気再燃中の「写ルンです」ですが、カメラ性能として見た時には決して高スペックなカメラではありません。スマホに搭載されるカメラやデジタルカメラに比べるとかなり低性能といえるでしょう。

特に大きなポイントとして「手ブレしやすい」「写真が暗く写る」という2つがあり、上手く撮るにはこれらに注意する必要があります。

手ブレに要注意

まず、手ブレに関しては、「肘をついて撮影する」ことをおすすめします。何かしらの台に肘をつくか、しゃがんで膝に肘をつくようにすれば、かなり手ブレが減ります。

また、構えた時に脇を閉めることでも、手ブレをある程度抑えることができます。

できるだけフラッシュを使う

次に、暗く写ることに関してですが、これはフラッシュを使うとで解決できます。写ルンですは、夜間や夕方はもちろんのこと、ちょっとした日陰、室内、曇りの日、逆行などでも、実際よりかなり暗く写ってしまいます。

そのため、積極的にフラッシュを使っていく必要があります。フラッシュのスイッチは前面についていますので、撮影の時にはオンにしましょう。意図的に暗くしたい場合以外は、なるべく明るい場所で撮影するようにし、なおかつ、フラッシュを使うと良いでしょう。

水中でも使える防水タイプの使い方

「写ルンです」には水中で使えるモデルもありますが、実はこのモデルがなかなかの優れものなのです。

透明なプラスティック製のケースで覆われていて水深10mまで撮影可能なので、シュノーケリング程度であれば何の問題もなく使えます。

シャッターボタンはレバーになっていて、手袋をしていても簡単に扱うことができます。また、ゴム製のストラップが付いているので、無くす心配もありません。

通常のカメラの中にも防水タイプのものは多くありますが、ある程度のお値段のするカメラを水中に入れるのには抵抗があるという人も、使い捨てカメラなら安心して使用できるでしょう。

ちなみに、画質自体はノーマルモデルの「写ルンです」と変わりませんが、水中で撮影すると予想以上に綺麗に撮れます。動きの速い魚などを撮るのには適しませんが、止まっているものを撮る分には十分でしょう。

「写ルンです」風の写真が撮れるアプリ

「写ルンです」のレトロさが人気になったことで、「『写ルンです』風に撮影できるアプリ」も登場しました。それが「Huji Cam」です。

画面右下のシャッターボタンを押すだけで、「写ルンです」風のレトロな写真になります。写ルンですの特徴を非常によく再現しているので、レトロな雰囲気の写真が好きな人は、このアプリを試してみても良いでしょう。

Huji Camアプリをダウンロードする(iPhone用)

Huji Camアプリをダウンロードする(Android用)

「写ルンです」は使い方次第

デジタルカメラやスマホの流行に押され、以前ほどの存在感はなくなってきている「写ルンです」。確かにカメラ性能もさほど高いとは言えませんが、それを逆手にとって使う場所や使い方を工夫すれば、雰囲気のある写真を撮ることができます。

水中モデルなどシーンに合わせたモデルも多く販売されており、その便利さと使いやすさからいまだにファンの多い商品。巷でひそかなリバイバルヒットを見せている「写ルンです」に、今後も注目です。

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