タープって何?テントとの違いは?特徴を理解して上手に使おう

2019.08.15

タープテントは、キャンプ・バーベキュー・ピクニックなどで活用できる、人気のアウトドアアイテムです。開放感を保ちながら日差しや雨を防ぎ、快適な空間を作り出します。タープテントの役割や特徴を解説し、おすすめの商品を紹介します。

タープテントについて理解しよう

テントとタープの違いを知り、タープ(タープテント)とはどのようなものなのか理解しましょう。

テントとタープの違い

一般的に、『テント』という場合は、屋根や壁で囲まれた空間を作り、寝床を確保するために設営されたものを指します。屋根や壁があることで風雨や強い日差し、浸水などを防ぐ効果が期待されます。

テントとよく比較されるアウトドア用品で『タープ』と呼ばれるものがありますが、タープは基本的に屋根しかなく、自然の中での開放感を損なわずにリビングスペースを作るためのアイテムです。

日差しが強い夏のキャンプ場などで快適なアウトドアライフを送るために、テントに比べ手軽に設営できるタープはとても役に立つアイテムといえます。

タープテントとは

キャンプ場などでよく見かける、少ない数のポールにより設営されているタープ類は、ロープを張ることで自立するタイプのものです。ロープが張れない状況では設営が難しいことがデメリットといえます。

一方で、タープテントは、4本のポールにより自立させる構造であるため、アスファルトなどで固められた地面のようなロープが張れない状況でも使えます。

タープテントは、運動会の本部やイベント会場の受け付けなどで使われている、大型テントの簡易バージョンをイメージすると分かりやすいでしょう。『簡易テント』『ワンタッチタープ』と呼ばれることもあります。

タープテントの役割

テントとタープにそれぞれ役割があるように、タープテントにもさまざまなメリットがあります。タープテントの主な役割について理解を深めましょう。

紫外線や日焼けの防止

日本では、6~8月に最も紫外線が強くなるといわれています。紫外線は日焼けを引き起こし、シミやそばかすなどの原因になるなど、皮膚に悪影響を及ぼす可能性があるため、日差しが強い時期は紫外線対策を意識して行うことが重要です。

キャンプ場などでは好んで日焼けに努める人も見受けられます。しかし、太陽光の強さは年々増していく傾向にあり、肌をこんがりと焼き上げるレベルを超え、肌に深刻なダメージを受ける人も増えているのが現状です。

そんな中で、キャンプサイトにおいて手軽に設営でき、日よけスペースを確保できるタープテントは、とても便利なアウトドアアイテムです。

特に、木陰などが見当たらない場所において、どこでも簡単に設営できるタープテントは、さまざまなアウトドアシーンで重宝する存在といえるでしょう。

雨対策

日差しが強い時期は、天候が変わりやすい時期でもあります。また、季節によっては、天気予報が一日中晴れであっても、ゲリラ豪雨など突然の風雨に見舞われることもしばしばです。

雨に濡れると体が冷え切って風邪を引いてしまう可能性があり、キャンプ用品も濡れて台無しになってしまうこともあるかもしれません。

また、アウトドアで楽しめるエリアは、近くに雨宿りができるスポットがないことも多く、雨よけできるスペースがあったとしても、移動中に体や荷物が濡れてしまう可能性もあります。

タープテントは、このようなリスクを最小限におさえることが可能なアウトドア用品です。キャンプ場で過ごす間、荷物置き場や日よけ場所として設営しておけば、急な雨にも対応できる便利なアイテムといえます。

タープテントのメリットとデメリット

タープテントには、メリットとデメリットがあります。それぞれについて解説します。

タープテントのメリット

タープテントの最も大きなメリットとして、設営が簡単に行える点が挙げられます。基本的には、フレームを広げ、フライシートで覆い、脚を伸ばせば完成です。

ポールとフレームが一体になっているものが多いため、スチールタイプだとやや重量がありますが、アルミタイプのものなら、かなり軽量で設営しやすくなります。慣れてきたら1人でも設営できるようになるでしょう。

一般的なタープに比べ、タープテントはコンパクトなタイプが多く、場所を取らずに設営できる特徴もあります。

また、ペグ打ちできない地面でも設営できるほか、脚の長さが調節できるため斜面にも設営可能です。

タープテントのデメリット

タープテントは、小型サイズのものでも総重量が8kgを超えるような重さがあり、長距離の持ち歩きには向きません。

収納サイズも一般的に100cmを超えるような大きさになるため、車に載せる場合や保管時には注意が必要です。

また、タープテントは側面がない構造であるため、風に弱いというデメリットもあります。風が出ている日はペグ打ちや水を入れたペットボトルなどで、ロープの固定することが必要です。

風が強すぎる場合や、天気予報などで悪天候になることが予想されるような場合は、タープテントごと飛ばされる危険性もあるため、設置しないようにしましょう。

タープテントの選び方

サイズ・機能・重さ・オプションの点から、タープテントを選ぶ方法を紹介します。

サイズ

タープテントを選ぶ際は、利用する人数やシーンをイメージしておくと、必要なサイズの見当をつけやすくなります。無駄に広すぎるサイズのタープテントを選んでしまうと、組み立てや持ち運びが大変になってしまいます。

タープテントのサイズは、200~300四方の大きさが一般的です。3~4人で使用する場合は200×200cm程度、4~5人では250×250cm程度、5~6人では300×300cm程度のサイズがあれば、ゆったりと利用できるでしょう。

椅子やテーブルを実際に並べてみて、利用する状況をシミュレーションし、必要なサイズを測り購入するという方法も、より確実でおすすめです。

機能

タープテントの基本的な機能である日よけと雨よけのスペックは、購入前にしっかりと確認しましょう。より快適な空間を作るためにも、紫外線を通しにくいUVカット機能がついている生地や、耐水圧が高い生地を使用している製品がよいでしょう。

また、強風でフレームがゆがんでしまわないよう、風に強いフレーム構造であれば安心して利用できます。フライ部分に、空気を逃がすための『ベンチレーター』と呼ばれる構造があるものを選ぶとよいでしょう。

フレーム自体も、丈夫であればあるほど長持ちします。フレームが丈夫になるほど重くなってしまう可能性はありますが、アルミ素材であれば軽量かつサビにも強いのでおすすめです。

重量とオプションパーツ

タープテントのフレームには、耐久性に優れたスチールを使用するモデルが多いうえ、フライ部分と脚部のポールが一体になっているため、総重量がどうしても重くなります。

モデルにもよりますが、200×200cmの小型サイズでも8kg超が一般的です。そのため、タープテントは長時間にわたる持ち歩きには向かないことを覚えておきましょう。

また、オプションでサイドパネルやフラップ、メッシュ素材の横幕などを取りつけられるタイプがあります。タープテントを簡易テントのようにできるこれらのオプションは、とっさの雨風や虫の侵入を防げるため便利です。

おすすめのタープテント

タープテントは、多くのメーカーからさまざまな製品が販売されています。その中でもおすすめできるモデルを厳選して4点紹介します。

コールマン パーティーシェードDX/300

『パーティーシェードDX/300』は、人気アウトドアブランド『コールマン』が販売する、ドームタイプのタープテントです。

ワンタッチ型ではありませんが、簡単に設営できる手軽さが魅力で、慣れれば1人でも設営することが可能です。

別売りされているジョイントフラップを使えば、タープテント同士を連結できるため、人数に合わせて広さを調節したり、寝室とリビングを作ったりと、いろいろなレイアウトを楽しめます。

  • 商品名:COLEMAN コールマン パーティーシェードDX/300
  • 価格:1万3716円(税込)
  • Amazon:商品ページ

キャプテンスタッグ クイックシェード300UV

アウトドアブランド『キャプテンスタッグ』が取り扱う『クイックシェード300UV』は、ワンタッチで設営が可能なタープテントです。設営時に動かす部分がプッシュボタン式になっているため、簡単で安全に設営できます。

300×300cmで約5.5畳という広さを誇り、大人数で利用する場合でもゆったりとした使い方も可能です。

フライシートは紫外線を90%以上カットする特殊な生地を使用しています。縫い目からの水の侵入を防ぐシームレス加工も施されているため、雨漏りの心配もありません。

  • 商品名:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント タープ サンシェルター クイックシェード 300UV
  • 価格:9494円(税込)
  • Amazon:商品ページ

キャンパーズコレクション アルミコンパクトタープ

アウトドア用品ブランド『キャンパーズコレクション』が販売する『アルミコンパクトタープ』は、軽量で運びやすいアルミフレームを採用したタープテントです。

取り外し自由な日よけシートが2枚付いているため、日差しを大幅にカットできます。耐水圧も約1000mmと比較的高いため、急な雨でも安心して利用できます。

ワンタッチ式で設営も簡単にでき、高価なアイテムはまだ早いと感じる初心者や、手軽で軽量なタープテントを求める女性グループなどにおすすめの製品です。

  • 商品名:山善 キャンパーズコレクション アルミコンパクトタープ
  • 価格:1万5995円(税込)
  • Amazon:商品ページ

フィールドア ワンタッチタープテントG03

キャンプ用品メーカー『フィールドア』が提供する『ワンタッチタープテントG03』は、カラーバリエーションが10色用意されているタープテントです。

軽量で持ち運びが楽なアルミフレームを採用し、フライシートはUVカットや高耐水防水加工が施されているため、日よけや雨よけに役立ちます。

ワンタッチシステムで設営も簡単なうえ、ローポジションでも使用可能な3サイズが用意されているため、シーンに合わせた用途ができ便利です。

  • 商品名:ワンタッチタープテントG03
  • 価格:1万6400円(税込)
  • Amazon:商品ページ

タープテントを上手に使おう

タープテントは、4本のポールで固定させる、安定感を備えたタープです。アウトドアシーンにおける紫外線や日焼けの防止、雨対策に役立ちます。

タープテントを選ぶ際は、サイズ・機能・重量・オプションなどを考慮し、利用目的に合った製品を選びましょう。

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