スピーカーの音質は設置する位置に左右される?正しいセッティング方法

2019.08.14

スピーカーは、設置位置が誤っていると十分な機能を発揮できません。設置する場所によって正しい位置を確認すると、スピーカーの機能を最大限に発揮した高音質な音を楽しめます。そこで、スピーカーの正しいセッティング方法を紹介します。

スピーカーの位置で音質アップを

高音質と言われているスピーカーを購入したのに、いまいち音の良さを感じられないという経験はないでしょうか。どんなに良いスピーカーがあっても、正しい位置に置かれていないとその性能を十分に発揮できないことがあります。

スピーカーの位置で音質は決まる

スピーカーは、どこに置いても同じ音に聴こえるとは限りません。同じスピーカーであっても、設置位置によっては音質の良し悪しが大きく変わることも珍しくありません。

位置をよく考えてスピーカーを設置すれば、十分な機能が発揮されて、スピーカーの音質もアップするでしょう。

部屋の形も考えてさらに高音質に

スピーカーの設置する時は、設置する部屋の形を考慮することも大切です。例えば、両端の壁同士の距離が近すぎる部屋の場合、スピーカーから発する音が反射しやすくなるため、本来の音が出づらくなります。

また、既に設置されている家具も音が反射する要因となるので、音へ影響がない場所に移動させるのも一つの方法です。

基本的なスピーカーの位置を知ろう

スピーカーの設置には、基本的な形があります。まずは基本の設置位置を知り、高音質を楽しむためにも実践してみましょう。

まずは正三角形が位置決めの基本

2台のスピーカーを設置する時に基本となるのが『正三角形』です。聴く人の位置とスピーカーがそれぞれ正三角形の位置に設置するという意味で、それぞれの三点を結ぶ角度が60度になるように設置します。

この時のポイントは、スピーカーを聴く人に向けてやや内側に設置することです。こうすることでバランスが取れ、ステレオ音声をより臨場感のある立体的なサウンドで聴けるでしょう。

スピーカーの間隔は1m以上離す

上記のように、スピーカーの設置の基本は正三角形ですが、スピーカー同士の理想的な間隔は、1m以上です。スピーカー同士の距離は近すぎると音が広がりにくく、逆に遠すぎると音が広がりすぎてまとまりのない音になってしまいます。

1m以上を目安にスピーカーの間隔を開ければ、音の広がりが自然になり、快適な音を楽しめます。

ツイーターは耳の高さに

高音域を鳴らす専用のスピーカー『ツイーター』を使用する場合は、高さにも気をつけましょう。ツイーターの最適な設置場所は、聴く人の耳の高さです。この高さが誤っていると、低音ばかりが強調されたバランスの悪い音になってしまいます。

もし最適な高さにツイーターを設置するのが難しい時は、設置した後に角度を付けて高さ調整をしてみましょう。

スピーカーおすすめの位置調整法を紹介

基本の設置位置にスピーカーを置いたとしても、環境によっては良い音を再現できないことがあります。そのような時は、設置環境を見直して調整することが大事です。

部屋からの音の反射を抑えよう

設置する部屋のところでも紹介しましたが、音の反射の有無は全体的な音質に関わる部分です。スピーカーから発せられる音は、天井や床、壁に反射してしまいます。

音は反射すると本来の音が変わってしまうことから、できるだけ音の反射は抑えたいところです。

音の反射を抑えるためにまず行いたいのは、壁への吸音材の使用です。音が反射する部分に吸音材を設置することにより、無駄な音の反射を抑制できます。

吸音材は、壁のどの箇所に音が反射しているのかを確認して設置する必要があります。そのためには鏡を壁に設置し、ツイーターが映る場所を確認しましょう。

その場所が音の反射ポイントなので、吸音材を設置すれば上手に音を吸収してくれるでしょう。

壁からなるべく離す

部屋の壁は音の反射の大きな原因となるので、できるだけスピーカーは壁から離して設置をします。

部屋の広さによっては、十分な距離を取ることが難しいこともあるでしょう。そのような時は、スピーカーの音の調整機能を使用します。実際に音を流してチェックしながら、スピーカーに搭載されている調整機能で聞こえやすい音になるように調整します。

スピーカーの調整機能では音域カットなどができるので、調整を繰り返しながら自分に合った音を探し出してみましょう。

サラウンドスピーカーの場合は?

『サラウンドスピーカー』は、前方だけではなく2台以上のスピーカーを前後左右に設置することで、臨場感あるサウンドを作り出すシステムです。

サラウンドスピーカーには『5.1ch』のような数字が付いていますが、これはスピーカーと重低音域専用のサブウーファーの数を表しています。つまり、5.1chのサラウンドスピーカーには計6台のスピーカーがあることを意味します。

サラウンドスピーカーで一般的な5.1chの場合の設置方法は、左右前方のフロントスピーカー2台の間にセンタースピーカー、左右後方に2台のサラウンドスピーカー、前方の端にサブウーファーを設置します。

7.1chや9.1chの場合はサラウンドスピーカーの台数が増えるため、後方に設置するスピーカーの数が増えることになります。

スピーカーの位置調整で音質アップ

スピーカーは、位置を調整するだけで音質が変わります。より高音質な音を楽しむ際には、スピーカーの位置調整は重要なポイントとなります。

正しく位置調整を行い、スピーカーが持つ性能を十分に発揮させましょう。

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