バイクにシガーソケットがあると便利。選び方や取り付け方法を紹介

2019.08.14

シガーソケットは、車やバイクに取り付ける電源供給用の装置です。シガーソケットがあれば、さまざまな電子機器を使えるようになり、ツーリングの役に立つでしょう。シガーソケットの選び方や取り付け方のポイント、おすすめ商品を紹介します。

シガーソケットの使い道とは

シガーソケットは、もともとシガーライターを加熱するための電源として使われていた装置です。最近は喫煙者が減っていることもあり、本来の使い道よりも、電子機器の充電などに使われることのほうが多くなりました。

そのため、充電用のUSB端子が付いたバイク用のシガーソケットが、ライダーの間で人気となっています。シガーソケットの主な使い道を、具体的にみていきましょう。

USB端子でスマートフォンを充電できる

ツーリング中は、地図アプリを使ったり音楽を聴いたりと、スマートフォンが手放せないライダーも多いことでしょう。しかし気になるのが、走行中のバッテリー切れです。

スマートフォンのバッテリーは、連続使用した場合2~3時間程度でなくなってしまいます。

このためツーリング中、常にスマートフォンを使い続ける場合は、モバイルバッテリーを何台も持って行ったり、コンビニなどで充電させてもらう必要があります。

しかしUSBポートが付いたシガーソケットがあれば、充電しながら走行できるため、バッテリー切れを気にせずに済みます。モバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなり、荷物も減らせるのです。

ドライブレコーダーを取り付けられる

シガーソケットのシガーライター加熱用のポートには、カーナビやドライブレコーダーを取り付けられます。とくにドライブレコーダーがあると、事故やトラブルにあったときにとても役立つでしょう。

ほかにもヒーター付きベストやレーダー探知機など、電源が必要なアイテムをいつでも使えるようになります。

シガーソケットの選び方のポイント

バイク用のシガーソケットには、USB端子が1つしかないシンプルなものから、何台もの機器を同時に接続できるものまで、さまざまなタイプがあります。

それぞれ特徴や取り付け方法が違うので、バイクの乗り方に合わせて最適なものを選びましょう。

シガーソケットを選ぶときに、特に注意したいポイントについて解説します。

電源をオン・オフできるもの

シガーソケットに電気を送る方法には、バイクのバッテリーに直接つなぐ方法と、ヘッドライトやホーンなどの電装品から配線を分岐させる方法の2種類があります。

バッテリーに直接つなぐ方法は、配線の知識が不要で簡単ですが、エンジンを切っても電力供給が続くため、放っておくとバッテリーが上がる可能性があります。

停車の度にシガーソケットを外すのは面倒ですから、手軽に電力の供給を止められる、オン・オフスイッチが付いているものがおすすめです。

雨対策がされているもの

シガーソケットに限らず、バイク用のアイテムには雨対策が欠かせません。使わないときは防水キャップを付け、接続端子が濡れないように注意しましょう。

日本産業規格(JIS)の防水規格をチェックするのも、防水性能を知る方法の1つです。JIS規格をクリアすると、性能に応じてIPX6やIPX7などの規格名が記載されます。

数字が大きいほど防水性能が高いので、選ぶときの目安にするとよいでしょう。

端子数や電流に注意

シガーソケットを選ぶときは、接続端子の数や電流出力(アンペア)が、使いたい電子機器に対応しているかどうかも、しっかりチェックしましょう。

電流出力が低いと充電できる機器が限られてしまい、無理に充電すると故障の原因にもなります。安心して利用するためには、最大出力が2A以上のものがおすすめです。また、スマートフォンを急速充電したいなら、3A以上は必要になります。

接続端子の数は、充電したい機器の数に合わせて決めましょう。スマートフォンしか使わない方は1個あれば充分ですが、デジタルカメラやタブレット、ミュージックプレイヤーなども同時に使うなら、端子が2個以上付いていると便利です。

ただし接続端子が多いと、同時に接続したときに最大出力が落ちる場合があります。1つの端子が2Aでその他は1Aなど、端子によって出力数が違う商品もあるので、購入時にはよく確かめるようにしましょう。

取り付け方法を解説

シガーソケットは、電源の取り方によっては自分で簡単に取り付けられます。必要な道具と取り付け方法、注意点などをみていきましょう。

必要な工具を紹介

シガーソケットを取り付けるときは、専用の工具と端子類が必要です。他のもので代用すると使用中に断線したり、ショートしたりするリスクがあります。どれもホームセンターやネットショップで簡単に入手できるので、必ず揃えておきましょう。

シガーソケットの取り付けに限らず、電装関係の工具として欠かせないのが電工ペンチです。電源ケーブルの切断や加工、端子の圧着などに使います。

ケーブル同士を接続するときには『ギボシ端子』を、バイクのバッテリーにケーブルを接続するときは『丸型端子』や『クワ型端子』を使用します。

既存の電装品のケーブルから電源を取る場合は、ワンタッチで配線を分岐できる『電源取り出しコネクター』が便利です。

バッテリーから直接取る場合は、『リレー』と呼ばれるスイッチを使うとよいでしょう。リレーを使うとエンジンがかかっているときだけ電気が流れるようになり、バッテリーが上がるのを防ぎます。

ほかにも防水用の絶縁テープ、ケーブルを固定する結束バンド、テスターなどが必要です。

取り付け方法

シガーソケットを取り付ける前に、電源をどこから取るのかを決めましょう。配線の知識がない場合、バッテリーから直接取る方法がおすすめです。スイッチ付きのシガーソケットや、リレーを使えばバッテリーが上がる心配もありません。

ただしバッテリーにアクセスするために、シートやサイドカバー、場合によってはガソリンタンクまで外さなければならないので、作業は大掛かりになります。

バッテリーを露出させたら、シガーソケットの取り付け位置を決め、土台を仮留めしておきます。ケーブルは雨の影響が少ないガソリンタンクの下やシートの下を通し、露出する部分には防水テープを巻いておきましょう。

バッテリーへの配線が終わったらシートなどを元に戻し、ケーブルが邪魔にならないよう結束バンドで固定します。最後に取り付け位置に土台をしっかり留めて完成です。

困ったらショップに頼んでみよう

取り付け方法がよくわからないときや、作業スペースが確保できないときは、バイクショップでも取り付けてもらえます。

費用の目安はシガーソケットの代金を除いて5000円ほどですが、カウルなど、取り外しに手間がかかるパーツが付いていると1万円を超えることもあります。

ネットショップなどで購入したシガーソケットを持ち込む場合は、もう少し高くなると考えておきましょう。

防水・雨対策がされているものを紹介

ここからは、おすすめのシガーソケットを紹介していきます。まずは防水性能の高さが特徴の商品を3点、みていきましょう。

キジマ USBポート

キジマのUSBポートは、高級感のあるアルミ製のボディがお洒落なシガーソケットです。USB端子が1つだけのシンプルな構造なので、スマートフォンの充電ができれば充分という方に向いています。

ミラー部分に取り付けられるので、ハンドル操作を邪魔しないのもポイントです。こちらの商品には全方向から水を浴びても耐えられる、IPX5相当の防水キャップが付いています。

使わないときはキャップをしておけば、中が濡れて故障することもなく、長く使えるでしょう。

  • 商品名:キジマ USBチャージャー シングルポート3
  • 価格:5125円(税込)
  • Amazon:商品ページ

KiloNext バイク用USBポート

KiloNextのバイク用USBポートは、接続端子が2個あるのでスマートフォンとほかの機器を同時に充電できます。

また、差し込み口にはブルーのLEDライトが付いていて、暗い場所でもほのかに光り、端子の穴を見つけやすいのが特徴です。

雨や砂ぼこりの侵入を防ぐ、防水キャップ付きなのも嬉しいポイントでしょう。

  • 商品名:KiloNext バイク用USBポート
  • 価格:1580円(税込)
  • Amazon:商品ページ

ニューイング DCステーション

たくさんの電子機器を一度に使いたい方には、ニューイングのDCステーションがおすすめです。シガーライター用のソケットとUSB端子が並んで付いており、両方に防水キャップが付いています。

USB端子の最大出力は2.1Aで、ほとんどのデバイスに対応できるので便利です。

  • 商品名:ニューイング DCステーション シガーソケット+USB端子タイプ
  • 価格:1699円(税込)
  • Amazon:商品ページ

おすすめのシガーソケットを紹介

最後に安全性が高く、使い勝手がよいおすすめシガーソケットを2点紹介します。

BlueFire デュアル オートバイUSBチャージャー

BlueFireのデュアル オートバイUSBチャージャーは、シガーライターにセラミックの断熱材を使っており、安全に点火できます。

2カ所あるUSB端子の最大出力はどちらも2.1Aで、バッテリーからの電力供給をコントロールできるスイッチ付きです。

防水キャップやLEDライト、360°回転するブラケットなど、使いやすい機能が揃っています。

  • 商品名:BlueFire デュアル オートバイUSBチャージャー
  • 価格:1799円(税込)
  • Amazon:商品ページ

デイトナ バイク専用電源2.1A

デイトナのバイク専用電源2.1Aは、シガーライター用ソケットとUSBポートを別々に取り付けられるのが特徴です。

USB端子には高性能ICが使われており、接続された機器を自動判別して最適な方法で充電できます。機器を接続しているときでも、フタが差込口を傘のように覆うため、急な雨でも安心です。

こちらの電源に別売のデイトナ製充電器を接続すれば、逆にバイクのバッテリーに充電することも可能です。バイクのバッテリーが上がると身動きができないので、いざという時にとても頼りになるでしょう。

  • 商品名:デイトナ バイク専用電源2.1A
  • 価格:2265円(税込)
  • Amazon:商品ページ

シガーソケットはあると非常に便利

シガーソケットはスマートフォンを充電できるだけでなく、ナビやレーダーなどの電力が必要な機器も使える、大変便利なアイテムです。

シガーソケットがあれば、電源の確保が難しい山間部や海岸線も、安心して走れます。この記事を参考に、ライディングスタイルに合ったシガーソケットを取り付けてみてはいかがでしょうか。

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