海底にある美術館!?メキシコ『カンクン海底美術館』の見どころとは

2019.08.13

500体以上の彫刻が海底に展示されている、カンクン海底美術館。自然と調和したアートを楽しめる人気のダイビングスポットです。この記事ではカンクン海底美術館の基本情報や見どころ、行き方についてご紹介します。

カンクン海底美術館の基本情報

カンクン海底美術館は、メキシコに生息する珊瑚の保護を目的に作られた、世界初の海底彫刻公園です。2009年にオープンされ、現在では500体以上もの彫刻が展示されています。海と共生した神秘的な作品を見るために年間75万人の人々が訪れます。

ジェイソン・デカイレス・テイラー氏の作品

作品はすべて、イギリス生まれの彫刻家・水中写真家であり、ダイビングのインストラクターでもあるジェイソン・デカイレス・テイラー氏が手がけています。テイラー氏は、「サンゴが人や生き物へ与える影響を知ってもらいたい」という思いから海底美術館を作ったそう。

そんなテイラー氏の手がけた作品は、まさにサンゴと美術作品の融合といった不思議な様相を呈しています。

珊瑚の命を守るための美術館

彫刻はすべて海底に展示しても環境に影響のない素材で作られています。海底に沈められた彫刻には、珊瑚が生息しゆっくりと成長していきます。

珊瑚だけではなく、魚が隠れていたり、海藻が付着することで徐々に形を変えていきます。ここでしか見られない不思議なアートを楽しめる、環境に優しい美術館です。

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カンクン海底美術館の作品や見どころ

カンクン海底美術館では、自然と芸術が融合した作品を見たり、実際に触れて体感することが出来ます。美しい珊瑚を見ていると、ただ美しいだけではなく、自然や環境についても考えさせられます。

メキシコの美しい海を楽しみながら、唯一無二の美術館体験ができること間違いなしです。

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現地民をモデルにした彫刻作品

彫刻の人物は、カンクンの地元民をモデルに制作されたそうです。人間から珊瑚が伸びている様子は少し不気味にも見えますが、年数が経つと徐々に劣化していき、表面の色が変わっていきます。時間の経過につれ朽ちていきながら、サンゴと一体化していくその様子もまたアートと言えるでしょう。

車や家など大きな彫刻作品

人物の彫刻だけでなく、車や家、ピアノなど大きな作品もたくさん展示されてます。また、電話などの日用品やルービックキューブなど様々なモチーフの作品を鑑賞できます。地上ではごく普通の作品だった彫刻が、海底に沈むととても神秘的な雰囲気に変わります。

美術館の周辺スポットもおすすめ

カンクンは海自体がとても美しいため、美術館周辺の海でダイビングするのもおすすめ。ダイビングを楽しみながら美術館でアートに触れるなんて、ちょっと他では体験できない特別な体験ですよね。

カンクン海底美術館への行き方

美術館を鑑賞するには、ツアーに参加する必要があります。12月〜4月と7月〜8月は混雑するため、メキシコに向かう前に予約しておきましょう。

美術館のアクセス情報

  • 所在地: Cerrada Las Golondrinas 24 Alfredo Bonfil, 77560 Cancún, Q.R
  • 営業時間: 9:00~17:00
  • 電話: +52 998 810 4508

ツアーの申し込みは必須

ツアーによって滞在時間や料金が異なるので、色々な会社を見比べて決定しましょう。可能であれば、美術館について解説してくれる日本人ガイドのいるツアーがおすすめです。料金は参加する条件によりますが、ダイビングの料金のみで1人1万円~2万円程度です。

カンクン海底美術館のツアー一覧こちら

ダイビングのライセンスは必要?

ツアー参加者の中にはライセンスを持っていない方も多いようです。彫刻が展示されているのはほとんど浅瀬のため、シュノーケリングでも作品の鑑賞は可能です。

また、現地ではライセンスを持っていなくても、体験ダイビングで潜ることができます。もちろん近くで見るからこそ美しい作品や、深い場所に展示されている作品もあるため、ライセンスを持っていればより楽しめます。

海底美術館で神秘的なアートを体感しよう

カンクン海底美術館は、美しいカリブ海でダイビングをしながらアートを鑑賞できる人気の観光スポットです。彫刻はもちろん、現地にしか生息していない生物たちにも出会えます。ちょっと不気味で神秘的な空間を、ぜひ体感してみて下さい。

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