コーヒーの王様「ブルーマウンテン」その豆のルーツに迫る

2019.08.11

数あるコーヒー豆の中でも特に日本人好みのものとして深く知られている最高級コーヒー豆と言えば、やはり「ブルーマウンテン豆」ではないでしょうか。日本で知られるコーヒー豆の中で最も美味しいと評価されている豆なのです。この記事ではコーヒーの王様と称されるブルーマウンテンの豆のルーツをご紹介します。

ブルーマウンテンブランド

「ブルマン」の愛称で知られるブルーマウンテン豆は、ある条件下の栽培でなければ「ブルーマウンテン豆」と呼んではいけないというほど、品質基準の高いコーヒー豆です。ブルーマウンテン豆はその条件や深い味わいから、最高品質と称されています。

最高の豆は7本の苗から始まった

コーヒー豆の原料が採れる「コーヒーの木」は、熱帯地域の寒暖差の激しい山脈での栽培が最も適していると考え、当時マルチニークより1728年にジャマイカ総督であったニコラス・ローズ卿が7本の苗を輸入し、ブルーマウンテン地区に植えたことが始まりとされています。

ブルーマウンテンの生産地

ブルーマウンテン豆は、カリブ海の大アンティル諸島に位置するジャマイカ国の「ブルーマウンテン山脈」標高800~1,200mの一部の地域のみでしか栽培されません。ブルーマウンテン山脈は、標高が高いため湿度が一定に保たれ、水はけの良い斜面や土壌、気温、水、においてコーヒー豆を栽培するための絶好の条件が揃っています。収穫においても機械作業が難しい地帯のため全て丁寧に手作業で行なわれており、収穫が極めて少なく希少価値が高いコーヒー豆なのです。

ブルーマウンテンと呼ばれるために

ブルーマウンテン豆は「コーヒー産業公社(CIB)」と呼ばれるジャマイカ政府の農水省管轄機関の高い基準設定により、その品質が保たれています。品質基準管理として味、色、形、大きさから栽培工程や収穫手順に至るまで様々な厳しい基準をクリアせねば「ブルーマウンテン豆」を名乗れないのです。

ブルーマウンテン豆の種類

ブルーマウンテン豆の中でも、絶対的品質が保証されている「ブルーマウンテンNo.1」に続き、「No.2」「No.3」「ピーベリー」「トライアージ」という順に等級が分かれており、その種類によって味わいや希少価値が異なります。野球でいう1軍2軍のようなものですが、ブルーマウンテンブランドの豆というだけで、どの種類もハイレベルな世界品質となっています。

さらに、栽培環境や条件はほぼ変わらないのに、ブルーマウンテン地区から外れているというだけで「ハイマウンテン」や「プライムウォッシュト」と呼ばれる高品質なコーヒー豆もあります。

「コーヒーの王様」を味わう

ブルーマウンテン豆は、最高品質の高級豆として知られていますが、「ブルーマウンテンNo.1」でも約2,000円前後で市販購入が可能です。類似品も出回っているため、安価すぎる品や一粒一粒のコーヒー豆のサイズが異なるものは注意が必要です。購入する際はコーヒー豆専門店の情報を下調べをしておくといいでしょう。

ブルーマウンテンってどんな味

ブルーマウンテン豆は「コーヒーの王様」と呼ばれるだけに、苦味・酸味・甘味・コクの調和が取れた「黄金のバランス」であることが有名です。口当たりのすっきりした苦味、きめ細やかな酸味、そして甘みのある後味こそブルーマウンテン豆がです。その味わいが日本人に深く好まれています。

極めつけは「香り」

「香り」が高いというものブルーマウンテン豆の特徴です。繊細な味を連想させるほど甘みのあるしっかりした香りになっています。さらに香りの薄い豆と混ぜて「ブレンド」としても成立するほど芳香と言われています。

ブルーマウンテン豆はコーヒーの王様の名に相応しい品質

世界最高峰のコーヒー産業の高い品質基準をクリアし、「コーヒーの王様」と呼ばれる「ブルーマウンテン豆」の魅力は感じていただけたでしょうか。世界最高品質に触れてみたいという方は、ぜひ一度お試しください。

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