和紙ちぎり絵の魅力とは。必要な道具や作り方について

2019.08.08

一生物の趣味を見つけたい、絵を描くのは苦手だけど絵が好きというあなたは、和紙ちぎり絵を始めてみませんか?初心者でも自宅で簡単に味わい深い作品が作れるので、いくつになっても楽しむことができます。本記事では和紙ちぎり絵の魅力と作り方をご紹介します。

和紙ちぎり絵とは

和紙ちぎり絵とは、和紙をちぎって下絵にそって貼って完成させた絵のことです。いったいどんな魅力があるのでしょうか。

ちぎり絵の魅力

ちぎり絵は紙の風合いを生かした温かみのある作品で、立体的に見えるのが特徴です。紙をハサミやカッターで細かく切る必要がないので手先が不器用な人でも作業しやすく、下絵通りに貼ることで絵を描くのが苦手な人でも上手に仕上がります。

和紙で作るメリット

和紙は日本の伝統的な製法と材料で作った紙で、柔らかくて独特の風合いが魅力的です。洋紙と比べて手でちぎりやすく、破れ目も美しいのでちぎり絵に適しています。和紙で作ったちぎり絵はどこか温かみがあるので、優しい雰囲気の作品になります。

和紙ちぎり絵の材料

和紙ちぎり絵に挑戦するときは、道具と和紙が必要です。以下の道具・材料を揃えましょう。

揃えたい道具

  • チャコペーパー:複写紙のことで、下絵を色紙(台紙)に転写するのに使用します。
  • のり:和紙を色紙に貼りつけるのに使います。薄く伸ばせる工作用のでんぷんのりがおすすめです。
  • ハケ:のりを伸ばす用のハケです。毛先が斜めにカットされているものが使いやすいです。大きいハケと小さいハケの2本用意しておきましょう。
  • 目打ち:もともとは穴開けに使用する手芸道具です。和紙ちぎり絵では手で作業できない細かい部分を整えるのに使います。
  • 色紙:ちぎり絵の台紙として使います。
  • 下絵:ちぎり絵用の下絵です。自分で手書きしてもかまいませんが、初心者だからうまく描けないという人はちぎり絵キットを用意するのがおすすめです。

和紙ちぎり絵におすすめの和紙

和紙にはさまざまな種類がありますが、和紙ちぎり絵に向いているのは「無地紙」や「折染め紙」「雲竜紙」などです。

「無地紙」はぼかしや柄のない無地の和紙です。汎用性があるので使い勝手がよく、さまざまなモチーフに適しています。

「折染め紙」は和紙をたたんで染め上げた紙で、染料の染み込み具合によって濃淡の違う模様が現れます。濃淡を生かすことでちぎり絵に奥深さが生まれるのが特徴です。

「雲竜紙」は長い繊維が織り込まれた和紙で、和紙ちぎり絵に重厚感を与えたいときにぴったりです。絵の中でもとくに強調させたいモチーフに使うと、存在感がアップします。

和紙ちぎり絵の作り方

和紙ちぎり絵に必要な材料を用意したら、早速作品を作ってみましょう。

下準備

  1. 色紙の上にチャコペーパーと下絵を置きます。
  2. 下絵の線を鉛筆でなぞって、下絵を色紙に写していきます。
  3. チャコペーパーと和紙、下絵を重ね、パーツごとに和紙にも下絵を写しましょう。

ちぎり絵の手順

  1. 下準備が終わったら、和紙を手でちぎっていきます。片方の手で和紙を押さえながら、手前にちぎるときれいにちぎれます。
  2. ちぎった部分の毛羽を指で整えたら、裏面にのりをつけます。中央から外側に向かってのりを伸ばすとムラになりません。
  3. 色紙の下絵にあわせて貼りましょう。
  4. 細かい部分は目打ちで整えます。
  5. ちぎり絵が完成したら、濡れたおしぼりでチャコペーパーの線を拭いて消します。

和紙ちぎり絵は一生の趣味になる

和紙ちぎり絵は、柔らかくて温かみのある和紙の魅力を生かした立体的な作品です。和紙をちぎって下絵の通り貼りつけるだけなので、絵を描くのが苦手な人にもおすすめです。年を重ねても続けられるため、ぜひ和紙ちぎり絵を一生の趣味にしてください。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME