とろ~りおいしいラクレットチーズは、お店では大きいチーズの表面を溶かしてサッとかけてくれますが、どうやって溶かしているのでしょうか。そして家でも溶かして食べることはできるのでしょうか。この記事ではラクレットチーズの溶かし方の秘密に迫ります。
ラクレットチーズってなに?
そもそもラクレットチーズはどのようなチーズなのか知っていますか?溶けている状態しか知らないかも…という人に、溶かす前にラクレットチーズはどのようなチーズなのか見ていきましょう!
スイスの大きいハードタイプのチーズ
ラクレットチーズはスイスの南西部で生まれ、表面は濃いめの茶色でしっとりとしており、中はチーズらしいクリーム色で少し弾力があるハードタイプのチーズです。とても大きいチーズで、中には直系30㎝、重さは5kg前後もあるものまで。
ラクレットの名前の由来は、フランス語で削るもの・ひっかくものといった意味からです。ラクレットチーズはハードタイプなので賞味期限も長めで、冷蔵庫であれば2~3週間、冷凍すれば3カ月ほどはもちます。
ラクレットチーズはジャガイモにかける
ラクレットチーズは、ラクレットというスイス料理に使われています。
ラクレットはゆでたジャガイモにチーズの切り口を溶かしてかけて食べるシンプルな料理です。まろやかで優しい味わいはジャガイモ以外の野菜とも相性がよく、パンと一緒に食べるのもおすすめです。
ほかにも、ラクレットチーズはチーズフォンデュにして食べるのもおいしい食べ方として有名。バーベキューに登場したら盛り上がるかもしれませんね。
ラクレットチーズはどうやって溶かしてる?
ラクレットチーズはどのように溶かしているのでしょうか?
昔は、暖炉や焚火で表面を溶かして食べていたそうです。現在ラクレットチーズを取り扱う飲食店などでは、ラクレットチーズを半分または4分の1にして、ラクレットオーブンというラクレットチーズの表面を温める専用の機械を使っていることが多いようです。
最近はお客さんの目の前で、ラクレットオーブンで熱して溶かして、ナイフでそぎ落とすという豪快なパフォーマンスが人気を集めています。
家でもラクレットチーズは溶かせる?
ラクレットチーズを食べたいけど、もちろん暖炉はないし、ラクレットオーブンを買うのは難しいでしょう。しかしラクレットチーズは家でも簡単に溶かせるので安心してください!
フライパンを使った溶かし方
スイスの家庭でも、今は暖炉がない家も多く、現在はフライパンで溶かすのが主流なようです。大きなサイズではなくスライスタイプのラクレットチーズを使うことで、フライパンで溶かすだけで楽しめます。
バーベキューなど外で楽しむときは、ラクレットチーズ専用の小さいフライパンもあります。溶かしたらジャガイモなどの野菜にかけるだけ!お好みでスパイスなど調味料を混ぜてもおいしく食べられます。
レンジでも溶かせるラクレットチーズ
フライパンを洗うのがめんどくさいという時短派の人は、電子レンジを使うのがおすすめ!ジャガイモの上にスライスされたラクレットチーズをのせてレンジにかければ、あっという間にスイス料理のラクレットができてしまいます。お酒のおつまみにもぴったりです。おいしいので食べすぎには注意が必要。
ラクレットチーズを買うならコストコ
ラクレットチーズは、デパ地下や通販でも手に入りますが、チーズ好きならコストコで買うのがおすすめです。使いやすいスライスタイプのラクレットチーズが購入できます。フライパンでもレンジでも溶かすことができます。
家でもとろっとチーズを楽しもう
お店だけで食べられるイメージの強いラクレットチーズですが、自宅でも簡単に楽しむことができます。さらにお店で食べるよりも簡単なのに安く食べることができ、好きな量が食べられますし、スパイスなどで味を変えることもできるので飽きません。長期保存もできるのでラクレットチーズを見つけたら買ってみてはいかがでしょうか。