バイク用スクリーンの効果とは?選び方やお手入れ方法を紹介

2019.08.08

バイクのパーツの1つであるスクリーンついて、取り付けることのメリットや選び方をよく理解していない人もいるかもしれません。スクリーンには、ツーリングなどで役立つさまざまな効果があり、快適な走行を手助けしてくれるアイテムです。スクリーンの効果や選び方、お手入れ方法を紹介します。

バイク用スクリーンの効果

バイク用スクリーンとは、バイクのヘッドライト上方に取り付ける風よけ用のシールドのことです。これを取り付けることで、さまざまなメリットがあり、より快適にツーリングを楽しめるようになります。

主に、ツアラーモデルなどのバイクタイプには、大きめのスクリーンが標準装備されているものがほとんどです。

ここでは、バイク用スクリーンの主な効果を2点紹介します。

風雨を防いで疲れにくくする

高速道路を使った長距離ツーリングでのライダーの疲労感の主な原因は、走行風です。走行風を長時間受け続けることで、首・方・腕などの上半身に、徐々に疲労を蓄積させていきます。

スクリーンは、この走行風を防いでライダーの疲労感をできるかぎり軽減させる効果があるのです。

また、風だけでなく雨にも効果的です。雨天時の走行中は、雨が前方からライダーに打ち付けるように向かってきます。ヘルメットをしていても、ワイパーが無いため、視界が悪くなり危険です。

スクリーンがあれば、スクリーン内に顔をうずめるようにすることで、雨が直接ヘルメットに打ち付けることがありません。視界が確保できるため安全な走行ができます。

塵や小石から身を守る

スクリーンは、風雨だけでなく『塵や小石』から身を守る効果もあります。

バイクで走行中、前方を走行するトラックや乗用車などが巻き上げる塵や小石によって視界が遮られてしまうと、とても危険です。

スクリーンを装着することで、塵や小石が巻き上がってもスクリーンがある程度は守ってくれます。

スクリーンの選び方を解説

スクリーンは、素材・色・デザインなどさまざまな種類があります。あまりにも種類がありすぎて、どれを選べばよいのかわからないと悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?

風雨や塵、小石などを適切に防ぐためには、ただ大きいものが良いというわけではありません。ここでは、スクリーンの選び方を解説します。

素材から選ぶ

スクリーンは、耐久性と強度に優れた素材を使用しているものを選びましょう。

ショートタイプのスクリーンは、短いぶん頑丈に作られているのであまり心配はありませんが、長めのスクリーンは、熱で変形したり、飛んできた小石で割れてしまったりする危険性が高くなります。

おすすめの素材は、ポリカーボネイトです。ポリカーボネイトは、柔軟な樹脂なので走行中に小石が飛んできても割れるリスクが低く、安心して走行できるでしょう。

バイクに取り付けられるかどうか確認

バイクに取り付けられるサイズかどうか、事前に確認してから購入しましょう。スクリーンを取り付けたいバイクのハンドル径を測り、それに合ったサイズのものを選ばないと、せっかく購入しても取り付けられないこともあります。

通常は、ハンドル径さえ合っていれば取り付け可能なので、チェックしておきましょう。

また、社外品などの場合には、自分のバイクのハンドル径が対象となっていない場合もあります。そういった場合には、商品ごとの適合車種を確認して、取り付けられるものを選択すれば問題ありません。

用途に応じてクリア・色付きを選択

スクリーンには、クリア・色付きと大きく分けると2種類あります。用途に応じて、クリアもしくは色付きを選択しましょう。

例えば、昼間だけでなく夜間もバイクに乗る人は、クリアを選ぶと良いです。昼間は色付きでも特に問題なく走行できますが、夜間の色付きスクリーンは、視界が悪くなってしまいます。

なかには、ライトの反射を軽減してくれる効果があるものや、透明性が保たれている商品もあるため、自分のライディングスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

保安基準と車検に注意しよう

バイクに標準装備されている純正スクリーンは、透明です。しかし、社外品には色付きタイプなど販売されています。

純正品の場合には特に、保安基準や車検で問題になることはありません。しかし、社外品のスクリーンには、保安基準外のため車検に通らないものも販売されています。

ここでは、スクリーンの保安基準と車検に通らないケースを紹介します。

必ず保安基準を満たすもの

スクリーンは、必ず保安基準を満たすものを購入しましょう。まず、可視透過率25%以上でなくてはなりません。

可視透過率とは、どれだけ光を通すかを表す率のことです。0%に近いほど光を通さないことを意味します。そのため、可視透過率25%以上という基準なので、透明以外にも色付きでもOKです。

また、スクリーンの角部分は鋭いため、転倒時にライダーを傷つけないように、縁をモールでカバーしなくてはなりません。

社外品のスクリーンは、純正品と比べてサイズの差を下記の範囲内に留めましょう。

  • 長さ3cm以内
  • 幅2cm以内
  • 高さ4cm以内

上記の範囲内のサイズであれば、スクリーンは指定部外品なので大きくても小さくても問題ありません。つまり、社外品で多少大きくても、走行に危険性がなければ問題ないと考えられています。

車検に通らないものとは?

取り付けたスクリーンが保安基準外のため車検に通らず、焦ってしまうことが無いように、スクリーンが以下のケースに当てはまる人は直しておきましょう。

  • スクリーンに、傷や割れがある
  • 視界を遮る場所に、シールやステッカーがある
  • スクリーンのネジが外れている

このほかにも、安全に走行できないと判断された場合や、万が一、事故が起きたときに二次災害の可能性があると考えられる場合には、車検に通りません。

ステッカーなどは安全であればOK

ステッカーなどは、視界に入らない安全な位置に貼っていれば、車検に通ります。

たとえば、スクリーンのサイズがあまり大きくなくて、スクリーン自体が視界に入らないようなタイプであれば、ステッカーを貼っていてもOKです。

スクリーンのメンテナンス方法

スクリーンは、しっかりとメンテナンスしておかないと、安全な走行に支障をきたす場合もあります。メンテナンスをして、スクリーンの効果を最大限に活用しましょう。

ここでは、スクリーンのメンテナンス方法を3つ紹介します。

傷消しはコンパウンドよりもポリッシュ材

スクリーンを付けて走行していると、飛び石などによって傷がつくこともあります。小さな傷だからといって、そのまま放置したまま走行をすると、対向車のライトが乱反射するなどして大変危険です。

小さな傷程度であれば、コンパウンドを使うよりもポリッシュ剤を使って直しましょう。ポリッシュ剤の使い方は、傷の部分にスプレーするだけなので初心者でも簡単にメンテナンス可能です。

磨き後はワックスをかけよう

傷部分に爪などを当てて、ひっかかりを感じる場合にはポリッシュ剤を使用しますが、ひっかかりを感じない場合には、傷部分を耐水ペーパーで少しずつ磨いてください。

磨いた後は、ワックスをかけましょう。ワックスを塗り込むことで、美しい光沢が戻ります。

プレクサス クリーナーポリッシュ

プレクサスの『クリーナーポリッシュ』は、小さな傷を隠して透明度を取り戻してくれるポリッシュ剤です。この1本で、スクリーンの洗浄・強力コーティング・つや出しのメンテナンスが行えます。

スクリーンに付着した虫やほこり、排気ガスなどの汚れの下に浸透することで、汚れを浮かせてしっかりと洗浄します。

また、洗浄しながら表面に撥水・防汚・UV保護・静電気防止効果のある『プロテクタント保護層』を形成し、磨いた後のお手入れも簡単です。

スクリーン表面についた小さな傷などは、プロテクタントで埋めることで、表面を滑らかにして、光の乱反射を抑える効果もあります。

いろいろな道具を揃えずに、手軽にスクリーンのメンテナンスを行いたい人におすすめの商品です。

  • 商品名:プレクサス クリーナーポリッシュ
  • 価格:2609円(税込)
  • Amazon:商品ページ

スクリーンスポイラーで延長しよう

純正のスクリーンでは、ちょっとの物足りなさを感じている人は、『スクリーンスポイラー』を併用しています。

スクリーンスポイラーとは、既に装備されているスクリーンに取り付けるだけで、簡単に高さを延長できる優れたアイテムです。

ここでは、スクリーンスポイラーの特徴とおすすめの商品を紹介します。

風防効果をアップできる

スクリーンスポイラーとは、スクリーンの上部に取り付けて高さを延長できます。また、角度調整可能なものがほとんどで、高速道路などでの風防効果をアップできるでしょう。

スクリーンスポイラーは、高速道路での風の巻き込みを上向きなどに逃がす形状が特徴です。高速道路を走るときには取り付け、一般道では取り外して使う人も多いため、スクリーンへの脱着が簡単なものが多く販売されています。

また、スクリーンスポイラーには、風防効果だけでなく雨よけとしても効果も期待できます。

ホーザン 可変ウインドスクリーン

ホーザンの『可変ウインドスクリーン』は、サイズ27cm×13cmのスクリーンスポイラーです。

スクリーン上部に装着することで、スクリーンに高さを出し、風雨をライダーのヘルメット部分などにあたりにくくして走行時の安全性をより高められます。

素材は、スクリーン部分にはアクリルを、マウントクリップ部分にはステンレススチールを使用しています。取り付けによるスクリーンへの傷の心配もいりません。

また、上下左右に調整可能な固定マウントによって、道路や天気に合わせて自由に向きの変更が可能です。

スクリーンが標準装備された幅広いバイクに対応できます。

  • 商品名:HOZAN オートバイ汎用 ウインドスクリーン スポイラー 1年間保証付き透明
  • 価格:2998円(税込)
  • Amazon:商品ページ

バイク用スクリーンで快適走行を

バイク用スクリーンは、高速道路などを走行するときに風雨がライダーにあたらないようにする効果があります。ライダーの視界を守り、疲労軽減にも役立つ便利なアイテムです。

バイク用スクリーンを装着して、快適に走行してみましょう。

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