こだわりの日本酒 「作(ざく)」。世界に認められたその味とは?

2019.08.07

知る人ぞ知る銘酒『作』ですが、「さく」ではなく「ざく」と読みます。そのネーミングや透明感のある調和のとれた深い味わいには、蔵元の強いこだわりがあり、「最高品質」を追い求めた確かな日本酒です。今回はその魅力をご紹介します。

日本酒『作』の歴史

『作(ざく)』の蔵元である「清水清三郎商店」は、1869年三重県鈴鹿市で創業しました。海が近く港もあったため、当時は酒造業が栄えていた土地であったものの、現在の鈴鹿市では唯一の蔵元です。

2016年の伊勢志摩サミットで提供された

そんな蔵元の地元・三重県で2016年に開催された、世界の首脳陣が集う国際会議「伊勢志摩サミット」の乾杯酒として『作』が提供されたことから、『作』は日本のみならず世界にその名を知らしめました。

日本のみならず世界の日本酒ファンにも誇れる日本酒、それが『作』なのです。

名前の由来

何とも意味深なネーミングの日本酒『作』ですが、その字の通り、人と人が「作り上げていく」という意味になっています。

たくさんの人にお酒を愉しく味わってほしいという蔵元の想いから「作」られ、提供する人が機会を「作」り、飲む人が出会いを「作」る日本酒という意味です。そうやって「作」に関わる全ての人たちの手で『作(ざく)』は「作(つく)」られていく、という想いがあるのです。

『作』のこだわりに迫る

今や国内だけではなく世界に注目され、清水清三郎商店の作る『作』の虜となっている人が年々増えてきています。日本酒ファンが魅了される『作』を語る上で欠かせないのが、何と言ってもその徹底したこだわりです。

自然環境と伝統の融合

かつて天照大神の時代より鈴鹿は「味酒鈴鹿国」という名がつくほど、酒造りにゆかりのある土地でした。鈴鹿山脈の伏流「水」と伊勢平野で採れる上質な「米」という、醸造業にとってこの上ない好条件に加え、手間と時間を惜しまず伝統の味を守ってきたそのこだわりは本物です。

社氏のこだわり

製法へのこだわりは何と言っても「社氏の情熱」が何よりもの隠し味となっています。精米歩合を50%程度で仕上げる日本酒の工程には、緻密な職人技が必要不可欠であり、そのひと手間ひと手間にどれだけ情熱を注ぐかで味わいが変わると言われています。

酒造りの中で最も大切な麹造り工程の「洗米し、水に漬け込む作業」一つにしても、米の乾燥の程度によって浸漬具合が異なるため、社氏は「秒単位」での細かな時間管理をしています。手で水温を計りながら、米一粒一粒を手の上で目視確認しながら時間調整をするほどです。こういった社氏の深いこだわりによって『作』の味わいが保たれています。

現在進行形の地酒『作』

お酒を味わう時のシチュエーションは人それぞれですよね。『作』は、そんな飲む人の気持ちやその日の雰囲気で味わいが変化していく日本酒です。実際に味が一変するようなものではなく、例えばすっきりした口当たりが「いつもより深い」というような、その場の空気や一緒に愉しむ人と一緒に「味」を「作」り上げていくお酒なのです。

『作』を味わおう

『作』は何と言っても、低温で時間をかけて醸すことで「華やかな香り」を作り出してるため香り高さが有名です。そして一滴一滴を丁寧に絞り透明感を追求するため、奥行きのある味わいが特徴です。

『作シリーズ』の中でも最高品質と称される「筰クラウン」、手間暇を惜しまず一滴一滴にこだわった「大吟醸滴取り」、そして「一滴の水にも仏の命が宿るという教え」に基づき作られた「槐山・陽山一適水」は絶品とされています。

どれも大人気銘柄のため、流通価格では定価をはるかに超えたプレミアがつくこともしばしば。定価で見つけたら「即買い」です。

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こだわりにこだわった日本酒「作」

「作」は国内外でいくどにもわたる受賞歴があり、専門家にも価値を認められた日本酒。気品溢れる華やかな香りと丸みのある深い味わい、そしてこうした「こだわり」は、世界中の日本酒ファンを虜にしています。皆さんも是非「こだわりの一滴」をお試しください。

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