原宿は今も昔も流行をつかめる街。話題スポットと大人の楽しみ方

2018.10.08

トレンドの発信地である原宿では、今も昔も変わらずお洒落で先鋭的な若者や大人が集います。近年は日本初進出の人気店が多く登場し、これまでにない新たな文化を生み出しています。原宿にある話題のスポットと大人の楽しみ方を紹介します。

原宿の歴史と今

『流行の発信地』として多くの若者の支持を集める原宿は、これまでどのような時代を歩んできたのでしょうか?変わりゆく原宿のシンボルとともに、昔と今を比べてみましょう。

お洒落な大人の空間 セントラルアパート

1960~70年代の原宿を代表する建物といえば『セントラルアパート』です。

表参道と明治通り交差点の北東角にあったアパートで、先鋭のクリエーターや文化人の間では、ここに事務所や住居を構えることが一種のステイタスになっていました。

カメラマンやコピーライター、イラストレーターなどが多く入居し、時には、タモリや渥美清、吉永小百合なども出入りしていたそうです。

地下には小さなブディックが集まった『原宿プラザ』があり、デザイナーの卵が腕を競い合いながら才能を開花させていきました。

ロックミュージシャンのたまり場として、アングラ的な雰囲気を漂わせた時期もありましたが、一貫して流行と文化の先端であったことは間違いないでしょう。

竹の子族、カラス族などの言葉が誕生

80年代に入ると原宿では『竹の子族』や『カラス族』などの言葉が誕生します。

『竹の子族』とは、派手な衣装に身を包み、ラジカセから流れるディスコサウンドに合わせて踊る若者集団のことです。原宿の代々木公園横の歩行者天国は、ラジカセを持った竹の子族であふれかえっていた時代がありました。

ド派手な衣装の竹の子族と対照的なのが、カラスのように真っ黒な衣装に身を包んだ『カラス族』です。全身黒ずくめの衣装は当時では珍しく、あっという間に若者の間に浸透していきます。

今の原宿系ファッションとは?

『原宿系ファッション』とひとことで言っても、時代によってそれは変化していきます。

アメカジ、ギャル、ガーリー、ゴスロリ、ロック、青文字系など、流行を追う人もいれば、自分なりのファッションを貫く人もいます。

原宿は新たな文化を発信する場所だけに、違うテイストのファッションを否定することはありません。さまざまなカルチャーがミックスされながら、変化し続けているのも原宿系ファッションの特徴といえるでしょう。

カラフルポップ、スポーティ系が流行

近年の原宿ファッションは、カラフルさやポップさを前面に出したスポーティ系が主流です。

スカートにカラフルなナイロンパーカーを合わせたり、スニーカーやキャップ、大きめのパーカー、ジーンズなどを取り入れる人も少なくありません。

流行の中心になっているのは主に10代~20代の若者です。特に女性は、男性に媚びずに自分が着たいものを着る傾向が強く、メイクなどにも個性があらわれています。

独特で個性的な世界観が人々を引き寄せる

原宿を歩いていると、ついシャッターを切りたくなるような個性的で独特な世界観に遭遇します。渋谷や新宿にはない、日本のポップカルチャーを代表するスポットを紹介します。

写真映えする原宿観光案内所の世界時計

原宿にはインスタ映え・写真映えするスポットがいくつかありますが、その代表格ともいえるのが『原宿観光案内所(MOSHI MOSHI BOX)』です。

MOSHI MOSHI BOXというネーミングもさることながら、ここに設置されている世界時計は驚くほどカラフルで、原宿のポップな文化を凝縮したような印象を受けるでしょう。

時計の前で写真撮影をすると、非日常的な可愛い写真が撮れますよ。

手掛けたのは増田セバスチャン

この時計のモニュメントをデザインしたのはアートディレクターのの増田セバスチャンです。『カワイイ』にこだわり続け、きゃりーぱみゅぱみゅの舞台演出を手掛けていることでも有名ですね。

時計のテーマは、『Colorful Rebellion -WORLD TIME CLOCK-』です。

『Colorful Rebellion』は『色彩の反抗』という意味が込められていて、たくさんのカラフルなおもちゃの集合体である時計は、増田セバスチャンのイメージする原宿を、上空から俯瞰したような世界観を表現しているそうです。

  • 店舗名:原宿観光案内所(ハラジュクカンコウアンナイジョ)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前3-23-5
  • 電話番号:03-6447-2225
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 定休日:無休

カワイイモンスターカフェは観光スポットに

増田セバスチャンがプロデュースした『カワイイモンスターカフェ(KAWAII MONSTER CAFE)』は、今や国内外のカワイイ物好きが集う人気観光スポットになっています。

カラフルでクレイジーな原宿をモンスターに見立てているところがユニークで、店内は1つのテーマパークのような賑やかさです。

店1番のフォトスポットといわれるグルグル回るケーキ型メリーゴーランドや、カラフルな毒キノコをモチーフにしたテーブル席、深海の中をイメージさせるバーカウンターなど、国籍、年齢を問わずに楽しめる工夫がいっぱいです。

  • 店舗名:KAWAII MONSTER CAFE(カワイイモンスターカフェ)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前4-31-10 YMスクエア4F
  • 電話番号:03-5413-6142
  • 営業時間:月~土 ランチ11:30~16:30、ディナー18:00~22:30、日・祝 11:00~20:00
  • 定休日:無休
  • 公式HP

若者や外国人観光客に人気のスイーツ

原宿は、スイーツの激戦区ともいわれており、国内外の人気スイーツ店が集まっています。若者や外国人観光客にも注目される人気のスイーツをピックアップしました。

原宿駅から徒歩すぐ SWEET BOX

原宿竹下通り入口からすぐのところにあるクレープの専門店です。

フルーツや生クリーム、チョコレートなどを添えた定番のクレープの他に、ピザやお好み焼などの具材をトッピングした個性的なホットクレープ、ジェラートやアイスをトッピングしたアイスクレープなどがあります。

クレープは隣のカフェに持ち込み可能

クレープ片手に原宿を歩くのも楽しいですが、購入したクレープは隣の『NOA CAFE』のカフェスペースに持ち込んで食べることもできます。

コーヒーや紅茶、ハーブティーなどと一緒にゆっくり味わいましょう。1人ワンオーダー制となっています。

  • 店舗名:SWEET BOX 原宿(スウィートボックスハラジュク)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前1-17-5
  • 営業時間:平日11:00~22:30 休日10:30~22:30
  • 定休日:無休
  • 公式HP

多数メディアで紹介 Totti Candy Factory

『Totti Candy Factory』は、原宿と大阪のアメ村、名古屋PARCOの3店舗に展開する綿菓子のお店です。カラフルなレインボーわたあめが大人気で、多数のメディアで紹介されました。店内には、カラフルで可愛らしいお菓子が所狭しと並んでおり、見ているだけでも楽しい気持ちになるでしょう。

可愛らしい動物の形をしたケーキポップは、星付きフレンチレストランのパティシエと開発したガトーショコラが用いられています。

巨大なレインボーわたあめがブームとなった

Totti Candy Factoryを一躍有名にしたのが巨大なレインボーわたあめです。『原宿レインボー』は5種類のカラーをレインボーのように重ねた円錐形が特徴で、食べるのが惜しくなるくらいキュートです。

カップやバケツに入ったレインボーわたあめはプレゼントすると喜ばれますよ。

  • 店舗名:Totti Candy Factory(トッティキャンディファクトリー)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前1-16-5 RYUアパルトマン2F
  • 電話番号:03-3403-7007
  • 営業時間:土日祝・夏冬春休み期間09:30~20:00、平日10:30~20:00 平日冬季(11、12、1月)10:30-19:00
  • 定休日:無休
  • 公式HP

行列のできる レインボーパンケーキ

原宿でダントツの人気を誇るパンケーキカフェです。食事系からスイーツ系まで多種多様なパンケーキが揃い、何度来ても飽きない魅力があります。

こちらのパンケーキは厚みがありもっちりしているのが特徴です。人気NO.1を誇るパンケーキ『マカダミアナッツソース』は、濃厚なミルクソースと香ばしいナッツの組み合わせが絶妙で、1口食べるごとに幸せな気分になるでしょう。

お店の名前はハワイでは幸せの象徴である虹に由来しており、ハワイの虹は6色で描かれることから、お店のロゴも6色となっています。

  • 店舗名:RAINBOW PANCAKE(レインボーパンケーキ)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前4-28-4 ARES GARDEN OMOTESANDO 2F
  • 電話番号:03-6434-0466
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 定休日:火曜日
  • 公式HP

日本初上陸の海外発ショップが続々誕生

流行の最先端が集まる原宿には、海外発のお洒落なショップが続々と登場しています。取り扱っているアイテムはもちろん、ショップの雰囲気の良さにも注目しましょう。

竹下通りのピンクのお店の正体とは

原宿の竹下通りには、圧倒的な存在感を放つピンク色のお店があります。

巷ではピンクスポットとよばれ話題になっていますが、実は、韓国発祥のブランドが入った『STYLENANDA(スタイルナンダ)』というお店なのです。

1階から3階まである店内はピンクで統一されており、フロアごとに違ったテーマがあります。1階と2階は3CEを中心としたコスメ、3階がファッションを扱っています。

  • 店舗名:STYLENANDA(スタイルナンダ)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前1-6-9 OM169ビル
  • 電話番号:03-6721-1612
  • 営業時間:10:00~21:00
  • 定休日:不定休
  • 公式HP

アメリカ発 COLOSO COFFEE TOKYO

『COLOSO COFFEE TOKYO』はアメリカ・カリフォルニア州発祥のコーヒースタンドで、原宿店は初の海外店となります。

世界に2台しかないエスプレッソマシンLa Marzoccoで入れたエスプレッソやラテをじっくりと味わいましょう。店内ではコーヒー豆の販売も行っています。

  • 店舗名:COLOSO COFFEE TOKYO (コロッソコーヒー トーキョー)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前3-21-1プラフロール神宮前1F
  • 電話番号:03-3403-2772
  • 営業時間:9:00~18:00
  • 定休日:無休
  • 公式HP

おすすめのデートスポット

選択肢が多く、話題の店が集結しているスポットは、いつものデートをさらに盛り上げてくれます。グルメを中心とした原宿のおすすめデートスポットを紹介します。

こだわりのグルメが楽しめる カスケード原宿

原宿駅より徒歩2分と好アクセスの『カスケード原宿』は、大人が楽しめるグルメスポットとして注目を集めています。

イタリアで人気のピッツェリア『SPONTINI』や台湾茶カフェ『彩茶房』、ロンドンのカップケーキ専門店『LOLA’S  Cupcakes Tokyo』など、日本初上陸の店舗も多く、話題作りには欠かせません。

  • 店舗名:カスケード原宿(カスケードハラジュク)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前1-10-37
  • 営業時間:店舗による
  • 定休日:無休
  • 公式HP

世界中の料理が集結 キュープラザ原宿

表参道・原宿エリアのランドマーク的存在なのが『キュープラザ原宿』です。

エステ、グルメ、ファッション、語学学校などが集まっており、さまざまな利用の仕方ができるでしょう。

東京の夜景が一望できるダイニングバー『Sankeys PENTHOUSE』やオーガニック素材やソイミートも扱う『自然派インド料理ナタラジ』、エンターテイメントカフェ『AREA-Q』など、個性的なグルメスポットが多いのも魅力です。

  • 店舗名:キュープラザ原宿(キュープラザハラジュク)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前6-28-6
  • 営業時間:店舗による
  • 定休日:無休
  • 公式HP

一度は訪れたいハイセンスなショップ

原宿にあるのは安くて可愛いものだけではありません。お洒落に敏感な人や、自分だけのアイテムを探したい人が集うハイセンスなショップを紹介します。

靴好きにはたまらない A+S

2015年にオープンしたスニーカーのセレクトショップで、『プレミアムな建築 とファッションとして魅力を放つスニーカーのサンプリング』をコンセプトにしています。

木材や石を多用した静かで温かみのある空間で、じっくりとアイテム選びができる空間になっています。

カテゴリーに固着せず今の時代に履きたいと思えるハイエンドなアイテムを取り揃えているのが特徴です。

  • 店舗名:Architecture and Sneakers(アーキテクチャーアンドスニーカーズ)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前3-34-10 2F
  • 電話番号:03-5414-1320
  • 営業時間:12:00~20:00
  • 公式HP

人と被らないサングラスを SOLAKZADE

日本初となるヴィンテージアイウェア専門店で、岡本兄弟が07年に大阪でスタート、原宿店は12年にオープンしています。

1800~1990年代までの未使用品のアイウェアを幅広く扱っており、時代ごとの違ったデザインや素材が楽しめるのが魅力です。

自分だけのアイウェアを探したい人に支持されており、顧客には著名人なども名を連ねているそうですよ。

  • 店舗名:SOLAKZADE(ソラックザーデ)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前4-29-4 goro’s Bldg. B1F
  • 電話番号:03-3478-3345
  • 営業時間:15:00~20:00
  • 定休日:不定休、水曜のみ完全予約制
  • 公式HP

FREEMANS SPORTING CLUB TOKYO

ニューヨーク発のライフスタイルショップの日本初の旗艦店です。

1階のカジュアルショップでは、クラシカルでありながら現代的なエッセンスが盛り込まれた飽きのこないファッションアイテムを扱っており、幅広い年齢層の男性に人気があります。

2階はテーラールーム、3階はバーバーショップになっているので、トータルなお洒落を楽しみたい人にもおすすめです。

  • 店舗名:FREEMANS SPORTING CLUB TOKYO(フリーマンズ スポーティング クラブ トーキョー)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前 5-46-4 イイダアネックス表参道
  • 電話番号:03-6805-0490
  • 営業時間:(ショップ)11:00~20:00
  • 定休日:不定休
  • 公式HP

癒されスポットといえばこちら

まるで都会のオアシスを彷彿させるような『癒されスポット』を紹介します。

明治神宮、代々木公園で自然を感じる

日本一の参拝者数を誇る『明治神宮』ですが、平日の日中は都会のオアシスというのに相応しい癒しスポットです。原宿駅からもほど近く、表参道口を下り、神宮橋を渡れば、明治神宮の南参道はすぐです。

アヤメやサクラ、ムラサキシキブなど、四季折々の草花が観賞できるのも魅力でしょう。

明治神宮の参拝後は『代々木公園』を散策しましょう。都立公園の中では5番目に広く、エリアによって違った風景が楽しめますよ。晴れた日は木陰でピクニックをするのもおすすめです。

  • 明治神宮(メイジジングウ)
  • 住所:東京都渋谷区代々木神園町1−1
  • 電話番号:03-3379-5511
  • 公式HP

 

  • 代々木公園(ヨヨギコウエン)
  • 住所:東京都渋谷区代々木神園町2−1
  • 電話番号:03-3469-6081
  • 公式HP

予約殺到のヘッドスパ 悟空のきもち

京都に本店を持つ日本初の頭のほぐし専門店で、水やオイルを一切使わないドライヘッドスパが体験できます。

『眠るタイムマシン』をモチーフにしたフロアは、映画の中さながらの非現実的な空間で、細部にまでこだわりが感じられます。あまりの気持ち良さに寝落ちしてしまう人が続出なのだそうですよ。

  • 店舗名:悟空のきもち
  • 住所:東京都渋谷区神宮前3-21-7 神宮前NTビル
  • 電話番号:03-6721-0553
  • 営業時間:11:00~21:00
  • 定休日:無休(予約制)
  • 公式HP

原宿はもはや、ないものはないと言えるだろう

ファッション、スイーツ、グルメ、癒しと、原宿は全てのものが揃っているといえるでしょう。街を歩いているだけでも、今の日本のトレンドを肌で感じることができます。移り変わる原宿の流行に思いを馳せてみるのも楽しいですね。

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