釣りの仕掛け作りは「結び方を知ること」から。結ぶ手順と用途を解説

2019.08.10

釣り初心者の中には、上手に仕掛け作りができずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか?仕掛けには沢山の種類があり、結び方もさまざまです。釣り方に応じた仕掛け作りのために、まずは結び方から学びましょう。結び方の手順と用途を紹介します。

結び方を知れば、仕掛けは自在に作れる

毎回『釣りの仕掛けの結び方』に手こずってしまい、なかなか思うように釣りが楽しめない初心者は、意外にも多いのではないでしょうか?

いろいろな結び方を知ることで、仕掛けが自在に作れるようになり、たくさんの魚が釣れるようになります。また、自分で作った仕掛けに魚がかかれば、『釣りの醍醐味』を存分に味わえることでしょう。

ここでは、釣りの仕掛けについて解説します。

試行錯誤した仕掛けで、釣果を上げよう

完成品の仕掛けを釣り具で買えば、簡単に釣りができます。しかし、釣りたい魚や、釣り場に合わせた仕掛けを使うことで、より多くの魚が釣れるようになるかもしれません。

もちろん、最初から上手に仕掛けを作れる人は滅多にいません。まずは、試行錯誤しながら仕掛けを作ってみましょう。

仕掛けと言っても、シンプルな結び方のものがほとんどなので、何度か繰り返して作ることで自然と慣れていきます。そのため、事前の準備も要りません。釣り場についてから、仕掛けを作り始めればOKです。

コブを作ってビーズを留める

仕掛けのビーズを留める方法として、最も手軽なのが『コブ』を作って留める方法です。コブは通常、ハリスの結び目で作ります。

簡単に大きなコブが作れる方法に『8の字結び』が挙げられます。この8の字結びは、釣り糸の最も『基本的な結び方』なので、ぜひ覚えておきましょう。後で結び方は説明します。

ルアーやエサ釣りなど幅広く使えるノット

基本の結び方である8の字結び以外にも、ルアーを使った『ルアー釣り』や、エサを使う『エサ釣り』など、幅広い釣り方に使える結び方を覚えておくと便利です。

ここでは、いろいろな釣り方でも使えるノット2選を紹介します。

丈夫なダブルクリンチノット

『ダブルクリンチノット』は、エサ釣りはもちろんリール釣りでもよく使われる方法です。金具部分に1回通すのがクリンチノットですが、ダブルクリンチノットは2回通すため、その分強度が高まります。

ダブルクリンチノットの手順は下記のとおりです。

  1. 糸を金具の輪に2回通し、反対側の糸に4~5回巻き付ける
  2. 巻き付けた糸の先端を、1で金具の輪に通したときの輪の中を通す
  3. 通した糸の先端を、2でできた輪のなかにくぐらせる。締めるラインへの巻き付け回数を多くしすぎると、締めた際に糸のヨレができてしまうので注意

枝針づくりにも使える 漁師結び

『漁師結び』は、初心者~プロの釣り師まで幅広い人が愛用する結び方です。結束強度が非常に高く、ルアーとリーダー、サルカンとラインを結ぶ結束方法のほか、枝針づくりにも使えます。

漁師結びの基本的な方法は、下記のとおりです。

  1. 元糸の方向と逆方向に端糸を折り返して輪を作る
  2. 1で作った輪をルアーのアイ(ルアーやフックに用意された釣り糸を通す場所)に通す。このとき、端糸はある程度の長さを残す
  3. 輪と元糸に巻き付けるような形で、端糸を3回ほど巻く
  4. 端糸の先端をループに通す
  5. 端糸と元糸を持ち、それぞれを反対方向に引っ張る。最初はゆるく、だんだん力を入れると綺麗に仕上がる
  6. 最後にきつく締めたら、端糸の余分な部分をカットする

サビキ釣りの仕掛けをセット

疑似餌をいくつか付けた仕掛けに、アミエビなどのまき餌が入ったカゴを連結させて魚を釣る『サビキ釣り』の仕掛けは、どのように作ればよいのでしょうか?

ここでは、サビキ釣りの仕掛けの結び方を、2つ紹介します。

基本の結び方 サルカン結び

『サルカン結び』は、サビキ釣りの基本の結び方です。リール付の竿の糸と金具を結ぶ、サルカン結びの手順は下記のとおりです。

  1. 金具に糸を通す
  2. 折り返した糸の先端を、反対側の糸に5~6回ほど巻き付ける
  3. 巻き付けた糸の先端を、1で金具の輪に通したときの輪の中を通す
  4. その糸の先端を2でできた輪のなかにくぐらせる
  5.  糸をゆっくり締めたら、端糸の余分な部分をカットする

簡単で強度も強い チチワ・エイトノット

先ほど紹介した『8の字結び』は、別名で『チワワ・エイトノット』とも呼ばれています。初心者でも簡単に作れるだけでなく、強度もあるためサビキ釣りにも最適です。

チチワ・エイトノットは、下記の手順で作ります。

  1. ビーズを留めたい部分を決める
  2. 留めたい部分に合わせて、糸の先端部分を交差させる
  3. 交差させたい糸の先端部分を、糸の下をくぐらせる
  4. くぐらせた糸の先端を2で作った輪に上から通す
  5. ビーズを留めたい部分がずれないように注意しながら、先端を締めて結び目を作る

エギングの仕掛けの結び方

イカ釣りで古くから使われている『エギング』は、餌木(エギ)と呼ばれる疑似餌を使う釣り方です。

ここでは、エギングの仕掛けの結び方2選を紹介します。

FGノットでラインとリーダーを結ぶ

『FGノット』とは、PEラインとリーダーを結ぶための結び方の一種で、摩擦系ノットの結び方のなかでは最も定番と言われています。

FGノットの結び方は、下記のとおりです。

  1. リーダーにPEラインを上下に編みこむようにして、しっかりと巻き付ける
  2. 編みこんだPEラインの片方の糸の先端を、今まで編んできた方向とは逆方向に、反対側の糸とリーダーをとめるように3~4回方結び(ハーフピッチ)する
  3. 余っているリーダーを2~3mm程度残し、ライターで炙る

急ぎの場合は電車結びも

ラインとラインを結ぶ『電車結び』もエギングで使用できます。FGノットは、定番の結び方でありながら、やや難易度は高めです。慣れるまでは時間がかかってしまうので、急ぎの場合には電車結びを使いましょう。

電車結びは、下記の手順で行います。

  1. 2本のラインを揃える
  2. 片方のラインで輪を作る
  3. 2の先端をもう一方のラインにくぐらせ、2本のラインごと5回ほど巻きつけ軽く締める
  4. 反対側のラインも同様に輪を作り2本のラインごと5回ほど巻き付けて軽く締める
  5. 最後に作った結び目を水で濡らして、それぞれのラインを左右にゆっくりと締め、余分な部分をカットする

慣れてくるとベストな結び方がわかってくる

釣りの仕掛けの結び目にはいろいろな種類があります。釣り方に合わせた結び方をマスターすることが、釣果をあげるコツです。

初心者でも簡単に結べる方法ばかりですので、ぜひ練習してみましょう。

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