知って納得、ヘッドホンの選び方のポイント。用途別・機能別に解説

2019.08.06

国内外の各メーカーからさまざまなタイプや機能のヘッドホンが販売されており、いざヘッドホンを選ぼうとしても、どれが良いのか迷ってしまうというケースは少なくありません。ヘッドホンの選び方のポイントについて解説します。

タイプや用途で選ぶ

ヘッドホンは形状などのタイプや、使用用途に合わせて選ぶのが一般的です。それぞれの特徴について解説します。

ヘッドホンのタイプ

ヘッドホンのタイプは、ハウジング(ヘッドホンの外側カバー部分)と装着部分で分けるのが一般的です。

ハウジングには開放型と密閉型の2種類があります。開放型はカバーがメッシュ状なので空気が通りやすく音質がクリアな反面、低音には弱く音漏れが大きいのが特徴です。

密閉型は遮音性が高く、特に重低音に優れていますが、その反面、音がこもったり耳が蒸れたりするデメリットがあります。

装着部分の形状はオンイヤーとオーバーイヤーの2種類です。オンイヤーは耳の上に乗せるタイプで、軽量で持ち運びに便利ですが、耳に直接当たるので長時間の使用により耳が疲れることがあります。

オーバーイヤータイプは耳を覆うタイプのヘッドホンです。音質が高く遮音性に優れる反面、重量があるので持ち歩きには向きません。

ゲーム用や外用などの選び方

ゲーム用のヘッドホンを選ぶ際には、ゲームの種類に応じて選ぶことがポイントです。音が重要となるゲーム(例えば敵の足音を聞き取るなど)であれば、周囲の雑音が入りにくい密閉型が良いでしょう。

一方、音がそれほど重要ではないゲーム(BGMやセリフ音声など)は、開放型のヘッドホンがおすすめです。長時間ゲームをプレイしていても耳が疲れにくくなります。

屋内で使うか、屋外で使うかによってもヘッドホンのタイプは異なります。開放型は軽快な装着感がメリットですが、音漏れしやすいため屋内での使用に向いています。

一方、密閉型は遮音性が高いので周囲の雑音が入りにくく、また音漏れもあまりないので屋外で使用しても周囲の人に迷惑をかけることが少ないでしょう。

機能や音質で選ぶ

形状や使用用途が決まったら、機能や音質にも注目しましょう。ヘッドホンの音質や機能について解説します。

ハイレゾ対応

ハイレゾとはCDよりも音の波を細かくデジタル化し、CDには収録しきれなかった音域を扱うことができる音源のことです。ハイレゾ対応のヘッドホンは、非対応のヘッドホンよりも広い周波数の音を再生することができます。

一般的に人間の耳が聞き取る事ができる周波数の範囲は20~2万Hzと言われていますが、ハイレゾ対応のヘッドホンは4万Hz以上の周波数を再現することが可能です。

ただし、音源を再生するプレーヤーもハイレゾに対応していないと意味がないので注意しましょう。

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングとは、外部の雑音を軽減することができる機能です。外部の雑音の波に対し、逆の形の波をヘッドホン内で作ってぶつけ、元の波を打ち消してしまうというのが、ノイズキャンセリングの大まかな仕組みになります。

例えば電車での移動中に使用すると、走行音が聞こえるのを軽減するため、音量を大きくする必要なく音楽を楽しむことができます。

ただし、全ての雑音を軽減できるわけではなく、バッテリーを内蔵しているため重量があるというデメリットもあります。

接続方法で選ぶ

ヘッドホンの接続方法も重要な要素です。有線・無線それぞれの特徴について解説します。

有線タイプ

有線タイプはケーブルをプレーヤーにつないで使うタイプのヘッドホンです。プレーヤーに直接つなぐため、音質の劣化が少ないという特徴があります。高音質を求める人に向いているヘッドホンだと言えるでしょう。

また、古くからあるタイプなので対応機器が多いのも特徴です。古いプレーヤーでもプラグの形状さえ合えば、問題なく使うことができます。

ただし、ケーブルの長さの範囲でしか使用することができず、ケーブルが絡まって邪魔になることがあるため、屋外で使用する際は注意が必要です。また、断線すると使えなくなるのもデメリットだと言えます。

ワイヤレス

ワイヤレスタイプは赤外線やBluetooth等の技術を使ったタイプのヘッドホンです。ケーブルに煩わされることなく、自由に使用できるのが最大のメリットだと言えます。

ただし、有線タイプに比べると音質が低いものが多く、また、バッテリーを内蔵しているため、重くて大きくなってしまうことがデメリットだと言えるでしょう。当然、ヘッドホン側のバッテリーが切れたら使うことができないのも弱点です。

人気メーカーから選ぶ

ヘッドホンはさまざまなメーカーから販売されていますが、特に人気のメーカーを紹介します。

ヘッドホンの人気メーカー

先進的な携帯音楽プレーヤー『ウォークマン』を発売した『ソニー』は、ヘッドホンでも人気のあるメーカーです。国内メーカーではトップクラスの実力を持ち、そのスペックの高さから一般用・プロ用ともに高い評価を受けています。

オーディオテクニカも人気の高い国産メーカーです。商品ラインナップが豊富で、価格帯が広いため多くの世代に愛用されています。特に開放型ヘッドホンを多く展開しているのも特徴でしょう。

ドイツの老舗『ゼンハイザー』は、質実剛健なプロ仕様のヘッドホンを多く販売しているメーカーです。特に、音質の高さには定評があり、クラシックなど繊細な音楽の表現に適しています。

世界初のノイズキャンセリング機能を開発した『ボーズ』はアメリカのメーカーです。基本性能が高いヘッドホンが多く、日本だけでなく世界中に愛用者がいます。

  • ボーズ:公式サイト

目的や好みから選択しよう

ヘッドホンの機能や種類にはさまざまなものがあります。自分の目的や好みに合ったヘッドホンをピックアップしたら、実際に店舗で試着して見ることが大切です。機能だけでなく装着感なども考慮して選んでみましょう。

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