焼酎ハイボールって何?焼酎ハイボールの歴史や人気の理由

2019.08.05

焼酎ハイボールは、昭和の時代から下町で愛されてきた、焼酎をソーダで割った飲み物です。甘みをおさえあっさりとした味わいで、焼酎が苦手な人にとっても飲みやすいお酒です。焼酎ハイボールの歴史や魅力を紹介します。

焼酎ハイボールについて知ろう

焼酎ハイボールとはどのような飲み物なのか、ハイボールの一般的な定義や焼酎ハイボールが生まれた歴史をもとに解説します。

ハイボールとは

一般的に『ハイボール』といえば、ウイスキーのソーダ割りがイメージされやすい飲み物です。

しかし、広義ではカクテルの一種であり、リキュールやスピリッツをソーダやコーラなどの炭酸飲料、ジュースや水など、アルコールの含まれていない飲料で割ったものの総称を指します。

『チューハイ』も、焼酎の『酎(チュー)』とハイボールの『ハイ』を合わせたものといわれていますが、焼酎以外のお酒をベースに果汁やソーダなどで割った飲み物も『チューハイ』と呼ばれるケースが多くみられます。

また、スピリッツをベースに果汁やソーダで割った飲み物を『サワー』と呼ぶ場合もあり、それぞれに明確な定義はありません。

焼酎ハイボールとは

『焼酎ハイボール』とは、焼酎をソーダで割った飲み物です。甲類焼酎に酒場独自のエキスを加えたもので、提供される店によって、ソーダの割合やエキスの種類もさまざまです。

現在でも、下町の古い酒場などでは、『ハイボール』といえば焼酎ハイボールのことを指し、略して『ボール』などと呼ばれることもあります。

ハイボールが広い範囲の飲み物を指すのに対し、焼酎ハイボールは名前の頭に『焼酎』が付いていることにより、焼酎をベースにしたソーダ割りであると明確に定義されます。

焼酎ハイボールの歴史

『焼酎ハイボール』は、戦後まもない昭和20年代に、東京の墨田区や葛飾区を中心とする下町の大衆酒場で作られたものといわれています。

当時はまだ飲みにくかった焼酎を少しでも飲みやすくしようと工夫されたレシピは、それぞれの酒場独自のものとして受け継がれていきました。

マイナーチェンジを繰り返しながら現在にいたるまで飲み継がれ、今でも各酒場の看板メニューとして圧倒的な人気を誇る酒となっています。

さらに、昨今の下町ブームや立ち飲みブームにより、馴染みの年配客だけでなく若者にいたるまで、さまざまな人たちに愛飲されている歴史ある飲み物といえるでしょう。

タカラ焼酎ハイボールの主な種類

『タカラ焼酎ハイボール』は、焼酎のトップメーカーである『宝酒造』が展開する辛口缶チューハイシリーズです。

元祖焼酎ハイボールの味わいを追求した、キレ味爽快な飲み口で人気を集め、2006年の発売以来、2桁成長を続ける大ヒット商品として知られています。

甘さ控えめのニーズが高まるチューハイ市場の傾向に加え、飲料市場全体においても無糖系が流行る現状において、ビール系飲料から離れつつある消費者の受け皿となったことが、ロングセールを続ける大きな要因の一つといわれています。

『タカラ焼酎ハイボール』シリーズの中で特に人気のある主な種類と、それぞれの特徴を見てみましょう。

定番缶 | 商品のご紹介 | タカラ「焼酎ハイボール」サイト「焼酎ハイボール倶楽部」 | 宝酒造株式会社

ドライ

アルコール度数は7%で、近年流行のストロング系9%には及ばないものの、ビールの5%に比べると高い数値です。

爽快感が強く、味や香りがほとんどないため、甘くないチューハイが飲みたい場合などにさっぱりと飲めます。

刺身など味付けの弱い食事にも相性が良く、アルコールが次の日に残りにくいことも魅力です。

レモン

他の種類と同様甘味料ゼロを謳っているように、甘みはほとんどありませんが、レモン果汁が1.5%含まれているため、ほのかな酸味が感じられます。

アルコール度数も7%とストロング系より少し低く、あっさりした味わいに仕上がっています。

焼酎特有の匂いや味もおさえられているため、焼酎が苦手な人や女性にもおすすめできる一本です。

シークァーサー

シークァーサーは、強い香りと酸味が特徴的な、沖縄で主に栽培されている柑橘系の果物です。

天然クエン酸・ビタミン・カロチンや、各種ミネラルなどを豊富に含んでおり、健康果実としても注目を集めています。

タカラ焼酎ハイボール『シークァーサー』は、シークァーサーとレモンの果汁分が計1%含まれ、レモンの酸味に加えシークァーサー独特の風味が楽しめます。

果汁入り種類の中でも人気が高い商品ですが、店頭であまり目にすることがないため、ネットでの購入がおすすめです。

ラムネ割り

昭和を感じさせる懐かしい『ラムネ』は、下町の縁日における定番アイテムです。焼酎のラムネ割りは、今でも下町の大衆酒場で人気の飲み方として受け継がれています。

タカラ焼酎ハイボール『ラムネ割り』は、他の種類と同じく甘さがほとんどない中で、口いっぱいに広がるラムネフレーバーの風味を味わえます。

レトロな懐かしさを感じさせる、夏にピッタリの商品といえるでしょう。

強烈サイダー割り

近年、全国の酒場で、超強炭酸が特徴的な、焼酎の『地サイダー割り』が人気となっています。

『強烈サイダー割り』は、この『地サイダー割り』を意識した、タカラ焼酎ハイボールの歴史において最も高い炭酸ガス圧を実現させたシリーズです。

これまでに『パイン』『ゆず』が販売され、現在は『塩レモン』の強烈サイダー割りが販売されています。

それぞれ超強炭酸の刺激的な飲みごたえと、糖質ゼロで甘くなく爽やかな味わいが楽しめるフレーバーです。

限定缶の種類

『タカラ焼酎ハイボール』は、通年販売に加え、販売地域を限定した『地域限定缶』と、販売期間を限定した『期間限定缶』を展開しています。

地域限定缶

地域限定の缶には以下のようなものがあります。地域ごとに販売されている商品を見てみましょう。

北海道

北海道を中心としたエリアで販売され、『ドライ』『レモン』がそれぞれ350ml缶と500ml缶で提供されています。

東京

東京、千葉、神奈川、静岡で販売され、『ドライ』『レモン』がそれぞれ350ml缶と500ml缶で提供されているほか、『ブドウ割り』『シークァーサー』『ライム』『グレープフルーツ』『ジンジャー』がそれぞれ350ml缶で提供されています。

名古屋

名古屋を中心とした東海エリアで販売され、『ドライ』『レモン』『シークァーサー』がそれぞれ350ml缶で提供されています。

大阪

大阪府を中心とした西日本エリアで販売され、『ドライ』『レモン』がそれぞれ350ml缶と500ml缶で提供されているほか、『浪花ジンジャー』が350ml缶で提供されています。

沖縄

沖縄を中心とした九州・沖縄エリアで販売され、『シークァーサー』が350ml缶と500ml缶で提供されています。

期間限定缶

『タカラ焼酎ハイボール』は、これまでに多くの期間限定商品が販売されてきました。

終了日は設定せずに発売日のみを定め、販売予定数量に達した段階で販売が終了する形式で実施されています。

これまでに販売された期間限定缶は、焼酎を梅シロップで割った『大衆酒場のうめ割り』、強炭酸が特長の『強烈サイダー割り』、黄みかんの爽やかな酸味と香りが特長の『黄みかん割り』などがあります。

また、2019年8月6日からは、赤しそのさわやかな風味が楽しめる『大衆酒場の赤しそ割り』が全国で発売予定です。

焼酎ハイボールは太りにくいことが人気の理由?

 

焼酎ハイボールは、『太りにくいお酒』としても注目を集めている飲み物です。焼酎ハイボールが太りにくいといわれる理由を、カロリーと糖質に着目して解説します。

焼酎ハイボールのカロリー

ハイボールが太りにくい理由の一つとして、カロリーの低さが挙げられます。

ウイスキーと並びアルコール度数が高い焼酎は、お酒の中でも群を抜いてカロリーが低いことで知られています。

また、トニックなどで割るような他のカクテル類と異なり、ハイボールは一般的にカロリーのない炭酸水で割るため、焼酎ハイボールのカロリーは焼酎のカロリーのみになります。

ビールのカロリーと比べ、焼酎ハイボールのカロリーは約3分の1程度にまで下がるため、カロリーの点で他の酒類より太りにくいお酒といえるでしょう。

焼酎ハイボールの糖質

日本酒・ワイン・ビールは、原料をそのまま発酵させて造る『醸造酒』ですが、焼酎やウイスキーは発酵した原料をさらに蒸留させて造る『蒸留酒』です。

蒸留により原材料に含まれる糖分がカットされるため、焼酎やウイスキーは糖質量が少なく、ダイエットに適したお酒といわれています。

『タカラ焼酎ハイボール』をはじめとして、市販されているハイボールはほとんどが糖質0となっています。

同量のビールが糖質量10g程度あるため、糖質の点からも他の酒類より太りにくいお酒といえるでしょう。

焼酎ハイボールを自分で作る場合

焼酎ハイボールは、自宅でも簡単に作れます。居酒屋で出されるような美味しい焼酎ハイボールの自作に挑戦してみましょう。

必要な材料

焼酎ハイボールを作るためには、『焼酎』『炭酸水』『ロックアイス』『レモン』を用意しましょう。

好みでレモン等の柑橘系を入れる場合は、一番先に入れておくと全体に混ざりやすくなります。

焼酎と炭酸水は1:1の割合を目安に、焼酎から先に入れ、炭酸水は泡が出ないようゆっくりと注ぎましょう。割合に決まりはないため、自分好みの割合で調合しましょう。

氷は、入れない状態の方が混ぜやすくなります。中身があふれ出ないよう、最後に入れるようにしましょう。

おすすめの焼酎銘柄

焼酎には、甲類と乙類の2種類があります。

乙類焼酎とは、芋・麦・そば・黒糖などの原材料から作られる麦焼酎や芋焼酎を指し、本格焼酎とも呼ばれる焼酎です。

甲類焼酎とは、糖蜜やとうもろこしなどを連続式蒸留機で蒸留し、純粋なアルコールだけを取り出した、無味無臭の焼酎です。

乙類は原料の味が強すぎるため、焼酎アルコールの自作には甲類焼酎が適しています。アルコール度数が25度の、宝酒造から発売されている甲類焼酎『純』が飲みやすくおすすめです。

焼酎ハイボールを飲んでみよう

焼酎ハイボールは、古くから下町で親しまれてきた、焼酎をソーダで割った飲み物です。宝酒造が提供する『タカラ焼酎ハイボール』シリーズは、元祖焼酎ハイボールの味わいを追求し、甘さのないすっきりとした味わいで人気を集めています。自宅でも簡単に作れるため、自分好みの味で楽しんでみましょう。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME