テントの張り方の基本を押さえよう。設営場所や張り方のコツを紹介

2019.08.05

最近のテントは簡単に張ることができるよう工夫されていますが、慣れないうちは設営に手間取ったり失敗したりすることも多いものです。快適にテントで過ごすために必要な設営場所や張り方のコツについて紹介します。

テントを張る場所を確認しよう

テントの快適さはテントを張る場所でほとんどが決まると言っても過言ではありません。テントを張るときにチェックしたいポイントや、避けるべき場所について解説します。

水はけや風向きなどのポイント

テントを張るときにまず確認したいのが水はけの良さです。水はけが悪い場所だと雨が降ったときに地面が水を吸収しにくいため、テント内に浸水する可能性があります。

地面をチェックし、土が固かったり湿ったりしていたら水はけが良い場所とは言えません。また、周囲に比べて窪んでいる場所も水が溜まりやすいので避けた方が良いでしょう。

万が一、このような場所しかない場合は、テントの周りに溝を掘っておくことで、雨が降ってもある程度浸水を防ぐことができます。

風向きもチェックしたいポイントです。出入り口が風上に向いているとテント内に風が吹き込んでしまい、快適さが損なわれるだけでなく、強風でテントが破損したり飛ばされたりする可能性があります。

風の向きを読んで出入り口が風下に向くように設営しましょう。

避けるべき場所のポイント

テントを張る際に避けるべき場所がいくつかあります。まずは、川と川に挟まれた中洲です。川に囲まれているため快適そうに見えますが、雨による増水に弱い地形で最悪の場合テントが流される危険性があります

崖の下も避けた方が良い場所です。崖下は落石や土砂崩れの可能性があり、小さな石でも勢いよくぶつかれば大けがにつながります。周囲を見て石や岩が転がっているようなところは避けた方が無難でしょう。

キャンプ場のエリア外も避けた方が良いでしょう。エリア外はクマなどの野生動物や、ヘビ・ハチといった危険生物が生息している可能性がありますので、必ずエリア内で設営するようにしましょう。

準備と張り方のコツ

テントの設営場所が決まったら、いよいよテントを張っていきます。テントを張る際に必要な道具や、張り方のコツについて解説します。

まずは道具をチェック

テントを張る前に必要な道具をチェックしましょう。一般的なドーム型テントの場合、以下の道具を使用します。

  • インナーテント
  • ポール
  • フライシート
  • ロープ
  • ペグ
  • ペグ打ち用のハンマー

インナーテントはテントの本体部分で、各種ポールを骨組みにして立ち上げます。フライシートはインナーテントの外側に設置して二重構造にするためのシートです。ロープはフライシートを地面に固定する際に使用します。

ペグはテントやフライシートを地面に固定するために使用します。アルミやプラスチック製のものが一般的です。ペグ打ち用のハンマーはテントセットに付属していることもあるので、事前に確認しておきましょう。

イメージをもっておく

必要な道具が揃ったらテントの設営を開始しますが、その前に完成形のイメージを確認しておきましょう。

特に初めて設営するテントの場合は、取扱説明書を読みながら作業をすることが多いため、どうしても近視眼的になりがちです。事前にパッケージ等で完成形を確認しておけば、全体像を把握でき、今どの部分を手がけているのか分かりやすくなります。

テントを設営する前に、完成形を確認して全体像を頭に入れておくだけで、作業効率がグッとアップするはずです。

テントを広げポールを準備

まずはインナーテントをしっかりと広げ、ポールを2本準備します。テントポールはテント生地の筒状部分(スリーブ)に通していきますが、テントによってはポールを通す順番が決まっている場合があるので、事前に確認しておきましょう。

テント生地を片手でしっかりと押さえ、空いた手でポールを押し込むようにスリーブに通します。このときポールを引っ張ると節が外れてしまうことがあるので注意が必要です。

ポールを2本とも通したら最初に通したポールを留め具に固定します。このとき、ポールが弓形に反るようなイメージで固定することがポイントです。

立ち上げや固定の手順とコツ

テントにポールを通したら、テントを立ち上げてペグで固定します。テントの立ち上げや固定の際に知っておくと便利なコツを紹介します。

テントの立ち上げ

1本目のポールを留め具に固定したら、2本目のポールも同じように固定してテントを立ち上げます。このときポールの片側だけを固定し、固定していない側からテントを持ち上げるのがコツです。テントの重さで簡単にテントを立ち上げることができます。

テントが立ち上がったら残りの留め具を固定し、インナーテントに付いているフックをポールに引っ掛けましょう。

インナーテントを立ち上げた後、フライシートなどの付属品を設置していきます。

ペグ打ちとコツ

テントが立ち上がったらペグで地面に固定します。ペグを打つときは、地面に近いインナーテントのフロア部分から固定することがポイントです。

フライシートの張り綱など、テントから離れた部分から先に固定してしまうと、テントポールが歪んでしまい、高さが低くなったり破損の原因になったりすることがあります。

ペグの角度は地面に対して45度になるように打ち込むことがコツです。こうすることで引っ張られる力に対して強くなります。風が強いときなどはペグを2本打ち込んで、1本のペグにかかる負担を分散する効果的です。

フラップの巻き上げ

テントの出入り口に付いているフラップは、一般的には外巻きになっています。しかし、外巻きの状態だと雨が降ったときに雨水が溜まってしまう可能性があるため工夫が必要です。

本来は外巻きであるフラップを内巻きにすることで対応できますが、内巻きに巻き上げるという動作は想像以上に腕を酷使します。

そこでフラップを巻きやすい外巻きで巻き上げていき、留め具の直前で内巻きに変更してみましょう。こうすることで腕の疲労を抑えつつ、最終的にフラップを内巻きにすることができます。

張り方の違いで快適さに大きな差

テントは設営場所や張る手順によって快適さには大きな差が生まれます。必要なポイントをしっかりと押さえ、快適にテントで過ごせるようにしましょう。

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