卓球のカットマンのラケットの持ち方とは?おすすめラケットもご紹介

2019.08.03

オリンピックや世界大会など、テレビ放映も多い人気スポーツの卓球には、さまざまなプレースタイルがあります。相手の打球を自在に返球するカットマンについて、ラケットの持ち方のコツや、自分と相性の良いラケットの選び方を紹介します。

卓球のカットマンのラケットの持ち方

卓球のラケットは、大きく分けて2種類の握り方があります。1つはペンを握るような指3本握る『ペングリップ』で、もう1つは握手をするように握りこむ『シェイクハンド』です。

カットマンの握り方はシェイクハンドが基本です。カットマンの動きには柔軟性が求められるため、あまり強く握らず、手のひら全体で大きく包み込むように握りましょう。

ラバーと呼ばれるゴム全面を使用するため、人差し指は打球の邪魔にならない場所に留めます。

手と一体化するようにラケットを握る

卓球には肘の内側を相手に見せる『フォアハンド』と、肘の外側を相手に見せる『バックハンド』の2種類の打ち方があります。

カットマンの場合、フォアハンドはボールを手で柔らかくつかむ感覚、バックハンドでは手の甲にボールを当てる感覚で打ちます。そのため、手とラケットが一体化するように握るのが理想です。

手のひら、手の甲がラケットの面と平行になるようにグリップに添えて、握りこみます。ラケットと手を一体化させることで、ラケットを自分の手のように自在に操れるようになり、スマッシュなどの速い球にも対応しやすくなります。

小指でラケットを握る

指先に力を込めるペンホルダーと違い、シェイクハンドの握り方は、5本指それぞれに独特な力加減が必要です。

シェイクハンドは、小指でラケットを握ることで無駄な手首の力が抜け、可動域が広がります。さらにラバーに球が当たった時、いわゆる『切る』という下回転のキレが良くなります。

小指以外の指に力が入っていると、手首の柔軟性が損なわれてしまうので気をつけましょう。

カットマンにとってラケットの重さは重要?

卓球は重量を気にするスポーツで、トッププレイヤーはラケットやラバーの重さを1g単位で調整しています。

卓球のラケットには『ブレード厚の85%以上が木材である』という条件があるため、昔はヒノキやカツラの『単板』が主流でしたが、今は残りの15%を、カーボンなど性能に応じた新素材を使い、重量を変える工夫がなされています。

カットマンにとってラケットの重さは、どのようにプレイに影響するのか見ていきましょう。

軽いとボールの威力が無くなる

カットマンのラケットに関しては、一概に軽量化をおすすめできません。

卓球の打球の威力は、自身のスイングスピードのみならず、ラケットやラバーの重量による遠心力が加わって、初めて『体重が乗った』返球になります。

ラケットが軽いと、遠心力を効果的に球にボール伝えられなくなり、打球の威力が低くなるのです。カットマンが軽いラケットを使うことは、ラリー時間の延長を招き、試合が不利になる可能性があります。

軽いと相手のボールにラケットが押し負ける

カットマンは基本、相手の強烈な卓球を返球するプレイスタイルのため、軽いラケットだと相手の打球の威力に押し負けてしまいます。

スマッシュなどの強烈な攻撃を受けた時も、軽いラケットは打点がぶれるため、ボールのコントロールがしづらくなります。

カットマンのラケットが、攻撃型ラケットより面積が広くラバーも厚いのは、重量を重くすることによって、相手の攻撃の衝撃を小さくすることが目的です。

なのでカットマンは、ラケットの軽量化にこだわる必要はありません。むしろ重さを出すために、ラケットの周囲にサイドテープを重ね貼りしている選手もいます。

カットマンにおすすめのラケット

カットマンと一口にいっても、そのプレイスタイルは大きく3つに分かれます。

1つ目は、自分からは攻撃せず相手のミスを誘う『守備重視型』、2つ目は、攻撃がメインでしのぐ時だけカットを使用する『攻撃重視型』、3つ目は、カットしつつチャンスボールを攻撃していく『バランス型』です。

近年、ラケットやラバーの発展が目覚ましく、バック側に守備用のラバー、フォア側に攻撃力の高いラバーを貼って、自らポイントを取っていくカットマンが増えました。

それぞれのプレイスタイルにおすすめのラケットを紹介します。

守備に特化 松下浩二ディフェンシブ

松下浩二さんは日本初のプロ卓球選手で、双子の弟の松下雄二さんとともに、日本卓球界の黎明期を支えました。4度のオリンピックにも出場を果たし、銅メダルを獲得した選手です。

『松下浩二ディフェンシブ』は名前の通り、防御に特化した『守備重視型』のラケットで、相手の球の威力をおさえる低反発設計の、柔らかい打球感が特徴です。

特にコントロール性能が優れているため、初めてカットマンに挑戦する人におすすめです。

  • 商品名:松下浩二ディフェンシブ
  • 価格:9036円
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攻撃に特化 松下浩二オフェンシブ

『伝説のカットマン』と呼ばれるだけあって、カットマンのニーズを満たした『攻撃重視型』ラケットが『松下浩二オフェンシブ』です。

表面に固めのマホガニー材が使用されているため、球の離れが早く、カットマン用のラケットでありながら攻撃の性能も抜群です。

ディフェンシブよりコントロール制御の難易度は上がるものの、『守備だけのカットスタイルは性に合わない』という人におすすめの1本です。

  • 商品名:松下浩二オフェンシブ
  • 価格:8898円(税込み)
  • Amazon:商品ページ

バタフライの切れ味抜群ラケット インナーシールド レイヤー ZLF

老舗卓球メーカー『Butterfly』から発売されている『バランス型』のラケットです。

特殊素材のインナーファイバーを使用することで、体から遠い場所で打つカットマンでも、ボールをつかむような感覚を得られます。

『ZLF(ZLファイバー)』は、伸縮性と弾力を兼ね備えた繊維で、回転もかかりやすいため、攻撃も守備もストレスなくプレイしたい人におすすめです。

  • 商品名:インナーシールド レイヤー ZLF
  • 価格:15552円(税込み)
  • 楽天市場:商品ページ

カットマンとラケットの相性は重要

一昔前のカットマンは、守備に特化したプレイスタイルが多かったですが、今は『守備重視型』『攻撃重視型』『バランス重視型』と、本人の性格や好みに沿ったプレイスタイルが主流です。

卓球のラケットは90g前後が一般的で、カットマンのように両面に厚いラバーを貼ると200g前後になります。

長い時間プレイすること考えて、ぜひ自分の手にフィットする最高の1本を選びましょう。

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