オペラ座の怪人は音楽こそ楽しみたい!美しいナンバーを紹介

2019.07.31

ミュージカル「オペラ座の怪人」の魅力を語る上で、外せないのはイギリスのアンドリュー・ロイド=ウェバーが、1986年に作曲したオペラ座の怪人の楽曲のすばらしさです。オペラ座の怪人をより深く理解するために、古典を生かした3つ劇中劇(オペラ)と、登場人物の心情を歌いあげる楽曲に注目してみましょう。

歌唱劇だからこそ、事前に歌詞やストーリーを把握しよう

ミュージカルとはいえ、劇中すべて歌で構成されるオペラ座の怪人。オペラのパートと現実のお話の部分の歌い方やセリフの語り方には違いがあります。予備知識なく観に行くとやや難しさを感じることもあるので、よりオペラ座の怪人の魅力を体感するためにも予習して行かれることをおすすめします。

DVDや配信動画で、セリフを事前確認

劇団四季の日本公演では、日本語の歌詞で物語は進みますが、海外の来日公演の場合は、セリフは舞台サイドの掲示板で確認することになります。 そのため、通常のドラマや映画と違い、歌唱を楽しむためにセリフをおさえて見るのが、ミュージカルの楽しみ方。 ほかにも配役が変わって何度も再演されるミュージカルだからこそ、過去の公演をDVDなどで見て、自分の見る公演と比べることができるのも楽しめるポイントです。

  • タイトル:オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン
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 YouTubeの劇団四季公式チャンネルで、チェック

劇団四季の公式HPや、YouTubeの公式チャンネルでも、過去の舞台を見ることができます。ハイライト部分や、歌唱部分のみを見ることになりますが、それでも鑑賞の手助けには十分。演じる役者さんの個性や劇場の違いを感じながら、楽曲を楽しみましょう。次に、注目したいナンバーを物語とともに紹介します。

「音楽の天使」とは、実はオペラ座の怪人のこと

登場人物の気持ちをのせた音楽では、セリフを聞き取ることも大事ですが、臨場感あふれる感情を感じることも重要です。名ナンバーのポイントを紹介しましょう。

「エンジェル・オブ・ミュージック」の秘密

主役のクリスティーヌが、親友のメグに「私は音楽の天使に歌を習っているの」とうちあける「エンジェル・オブ・ミュージック」は、女性二人のデュエットです。毎晩、劇場でクリスティーヌは、不思議な音に導かれて歌を練習しているのですが、実は、この音を奏でているのが、オペラ座の怪人。彼女の音楽に対する無心な心を、怪人が愛するところから物語は始まります。

一番有名な「ファントム・オブ・ザ・オペラ」

「ファントム・オブ・ザ・オペラ」は、オペラ座の怪人を見たことがない人でも知っていると言える強烈なイントロのナンバー。クリスティーヌに一方的な愛をつげる怪人のテーマ曲とも言えるでしょう。

一方で、オペラ座のパトロンで、幼馴染のラウルもクリスティーヌを愛します。怪人の一方的な愛を恐れるクリスティーヌを守ろうと、ラウルが彼女に愛をうちあけ、ふたりが歌いあげるのが「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」。ふたりの愛を、地下から見ていた怪人は、絶望の淵へと沈み、オペラ座への災厄を続けようと決心してしまうのです。

2幕めは「マスカレード」で幕開け

2幕目は、怪人のクリスティーナへの歪んだ愛情がエスカレートしていきます。より緊張感あふれる物語は、音楽とともに加速していきます。

マスカレード=怪人のアイコン

怪人は、じつは醜い自分の顔を人に見られることを恐れ、常に仮面をつけています。そのため、「マスカレード」が歌われる場面では、大晦日に劇場で行われた仮面舞踏会に怪人は紛れ込みます。舞踏会途中の劇的な怪人の登場は、人々を恐怖におとしいれます。

「ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン」の緊張感

怪人が作曲した舞台「ドン・ファンの勝利」で、出演中のクリスティーヌが、じつは相手役は怪人にすり変わっているのでは?と気づき始める緊張感あふれる楽曲です。大観衆の前、ひとり恐怖におののきながら、オペラを続けるクリスティーヌの勇気と、筋書きに合わせて愛を歌い上げる怪人・・その結末はとってもスリリング。終盤大詰めのこの曲では「鳥肌がたつほどだった」との感想もたくさん聞けるナンバーです。

音楽を理解することは、ミュージカルを深く理解すること

現代劇と違い、音楽が重要な位置を占めるミュージカルでは、耳で楽しむだけでなく、深く理解することも鑑賞ポイントとなります。そして何度も見て、生の舞台だからこそ都度微妙に違う雰囲気を感じることが、ミュージカル舞台を楽しむ醍醐味です。

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