意外と知らない映画の公開期間!決まり方を知って見逃しをなくそう

2019.07.31

映画の公開期間はどのように決まるか知っていますか?「観たかった映画がいつの間にか終わっていた」という事態は避けたいものです。公開期間の決め方や予測方法を知って、見逃さないようにしましょう。公開期間が長いロングラン作品もご紹介します。

映画の公開期間はどれくらい?

映画の『公開期間』について、きちんと理解している人は少ないのではないでしょうか?最短期間や通常期間を知って、観たい映画は見逃さないようタイミングを見計らいましょう。

最初から期間が決まっているわけではない

公開直後の映画は、上映終了日が決まっているわけではありません。そのため、映画館に問い合わせても公開期間を教えてもらうことはできないでしょう。

なぜなら、どのような映画でも実際に公開してみないと観客動員数がわからないからです。

例えば、大々的に広告を打っていた映画でも蓋を開けてみたらお客さんがまったく入らないというケースもあります。もちろん、その反対のケースもあり得るでしょう。

通常はだいたい1カ月

映画にはそれぞれ公開予定期間『ファーストラン』というものがあります。その期間は3週間程度と短いものから12週間の長いものまでさまざまです。

この期間を超えて上映する場合は『ロングラン』と呼ばれます。反対に、動員数が予想外に少ない場合は『打ち切り』になってしまうこともあります。

このように公開期間は状況次第で変わりますが、通常はだいたい『1カ月程度』と覚えておきましょう。

最短でも2週間くらいは上映する

平均は1カ月程度といわれていますが、場合によっては短くなるケースもあります。その理由は『映画の人気がない』『劇場の立地が悪い』などがあげられるでしょう。

しかし、通常は最短でも2週間程度は上映すると考えて差し支えないでしょう。そのため、どうしても観たい映画がある場合は、公開後2週間以内に足を運ぶようにしてはいかがでしょうか。

公開期間は何をもとに決められるのか

映画の公開期間は、何をもとに決められるのか知っていますか?その基準は一つではなく、さまざまな要素が合わさって決定されます。

公開期間を決める大きなポイントを三つご紹介します。

最も大きな基準は公開初週の観客動員数

一つ目のポイントは、映画が公開した『初週の観客動員数』です。基本的に公開初日やその週末に観ようとする人が多いため、この1週間ですべてが決まるといっても過言ではありません。

最初の1週間ほぼ満席という状態が続けば、その後上映される期間も長めに設定されます。一方、予想外に観客動員数が少ない場合は、上映回数が減り期間も短めに設定されてしまうでしょう。

注目を集めている作品については初週の観客動員数が話題になることが多いため、映画ニュースサイトなどでチェックできます。

受賞や人気俳優の起用などの話題性

二つ目のポイントは、名誉あるアカデミー賞を受賞していたり、人気俳優が起用されていたりするなどの『話題性』です。話題性があるほうが観客動員数も多く見込めるため、公開期間が長めに設定される可能性は高いでしょう。

ただし、話題性があっても予想を下回る状況になれば、徐々に上映回数は減り、結果的に上映が早めに終わってしまうケースもあります。映画の公開期間はとてもシビアということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

他の劇場での過去の観客動員数

三つ目のポイントは、他の劇場での『過去の観客動員数』です。このデータをもとに、劇場の客層や映画のターゲット層などを分析して公開期間が決められます。

他の劇場では満席状態という人気作品でも、客層が違うと同じように満席になるとは限りません。反対に、他では人気がなくても、ある地域の劇場では毎日満席が続くケースもあります。

そのため、各劇場の支配人は自分の劇場に合ったスケジュールを決定する必要があるのです。

いつまで上映するか予測するには?

観たい映画はあっても、仕事や他の用事でなかなか劇場に行く時間がとれないこともあるでしょう。そんなときは、「いつまで上映するか?」ある程度予測ができると便利です。

公開期間を予測する三つの方法をご紹介します。

上映されている映画館の数を調べる

まず、観たい映画が上映されている『映画館の数』を調べましょう。その数が多ければ多いほど、人気が出ると見込まれている可能性が高く、公開期間は長くなることが予測できます。

また、映画館によって上映終了日はバラバラです。最寄りの映画館では終わっていても他の映画館ではまだやっている可能性があるため、上映されている映画館の数が多いほどチャンスも多いといえるでしょう。

1日の上映回数を調べる

公開期間を予測する上で『1日の上映回数』も重要です。例えば、1日4回上映されている場合は、1カ月は公開期間が続くと考えてよいでしょう。

3回の場合はあと2週間、1〜2回になってくると次週には公開されない可能性が出てきます。このような場合は、早めに映画館へ足を運んだほうが賢明です。

多くの映画館では、終了が近づいている作品については『◯月◯日上映終了』と書かれているため忘れずにチェックしましょう。

映画館に問い合わせる

映画館の数や上映回数を調べても予測できない場合は、映画館に直接問い合わせることをおすすめします。

基本的に上映スケジュールは1週間ごとにしか出ないため、映画館スタッフも次週の予定までは把握していません。しかし、すでに上映終了日が決まっている作品については教えてくれるでしょう。

上映終了日が決まっていない作品に関しては「◯◯(作品名)は、土日は混んでいますか?」など状況を探ってみるとよいかもしれません。土日でも空いている場合は、上映終了が近いと予測できます。

公開期間が特に長いロングラン作品を紹介

これまで数々のロングラン作品が出ていますが、その中でも特に公開期間が長かった映画を2本ご紹介します。まだ観たことがない人もタイトル名は聞いたことがあるのではないでしょうか。

祈り〜サムシンググレートとの対話

『祈り〜サムシンググレートとの対話』の公開期間は、3年3カ月です。これだけ長期間にわたって上映され続けた作品はそう多くないでしょう。

『笑い』『愛』『感動』など心の動きが遺伝子に大きな影響を与えることを、科学的に証明しようとする人たちを描いたドキュメンタリー映画です。

世界の現状と精神世界のつながりに関心を抱く人が増えている今の時代にマッチし、多くの人が映画館に足を運びました。

映画を観終わる頃には、きっと『サムシンググレート(何か偉大なもの)』の存在を信じたくなるでしょう。

祈り〜サムシンググレートとの対話

この世界の片隅に

こうの史代のコミックをアニメ化した映画『この世界の片隅に』は2016年11月に公開した後、2年以上経過している2019年7月現在でも一部の地域で上映をつづけているロングラン作品です。

戦争中の広島県呉市を舞台に、主人公であるすずが嫁いだ先で懸命に生きようとする姿を描いています。どのような状況下でも希望を持ち続けるすずに、多くの人が涙しました。

戦争の恐ろしさを改めて痛感するシーンもありますが『生きる』ということについて考えるよい機会になるのではないでしょうか。既にDVD/Blu-ray化されているのでレンタルして観るのもおすすめです。

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急に公開終了が決まることもあるので注意

映画の公開期間は、平均1カ月程度と考えてよいでしょう。しかし、状況次第で短くなったり長くなったりする可能性があることも忘れてはいけません。

観たい映画がある場合は、あらかじめ公開期間の予測を立てた上で、随時上映スケジュールをチェックしておくことが大切でしょう。映画ニュースサイトや公式ツイッターなどでリアルタイムの情報収集もおすすめです。

急に公開終了が決まるケースもあるため、どうしても観たい作品については公開後2週間以内に行くようにしてはいかがでしょうか。

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