2018年公開邦画作品のおすすめ9選!本当に面白いのはどれか?

2019.07.30

2018年に日本で公開された作品の中には『万引き家族』や『未来のミライ』など、世界からも高く評価された名作映画が数多く誕生しました。ここでは、サスペンス・社会派・和を感じられる映画にスポットを当てて、おすすめの作品を紹介します。

2018年日本公開のおすすめ映画

2018年日本公開の映画は、世界的にも話題になった作品が複数存在します。SNSの普及によって、映画界全体にも大きな影響と変化が生まれた年でもありました。

SNSが映画界に大きな影響を与えた

2018年に公開された日本の映画うち、興行収入が高かった作品は、どれも『Twitter』で大きな盛り上がりを見せていたのが特徴です。

代表的なものには『カメラを止めるな!』や『劇場版コード・ブルー』『名探偵コナン ゼロの執行人』があげられるでしょう。

映画を観たユーザーがTwitterでその魅力を『ツイート&拡散』し、新たに興味を持ったユーザーが鑑賞したことが、興行収入の高さにも結び付いたと考えられています。

こうした光の側面がある一方で『SNSユーザーに引っ掛からなかった映画には光が当たらない』という憂いもあります。

邦画では万引き家族が海外でも話題に

2018年、日本映画の特大ニュースといえば是枝裕和監督の『万引き家族』が『第71回カンヌ国際映画祭』パルムドールを受賞したことでしょう。

日本映画としては、1983年の今村昌平監督『楢山節考』以来の快挙です。『パルムドール賞』は『カンヌ国際映画祭』における最高賞のことで、トロフィーの形が由来とされています。

2018年のカンヌ国際映画祭の審査員の中には「とくかく恋に落ちてしまった」と絶賛する人もいたほど、万引き家族は世界から高い評価を得た作品です。

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カンヌ国際映画祭で日本のアニメが上映

同じく、カンヌ国際映画祭にて細田守監督の長編アニメ最新作『未来のミライ』が公式上映されたことも大きな話題になりました。

この年のカンヌ国際映画祭では、全1609本の応募作品から20作品が選出されています。本作は、アニメーション作品として『唯一』の招待作品に選ばれました。

本作は、甘えん坊な男の子・くんちゃんが、未来からやってきた妹・ミライちゃんとともに大冒険を繰り広げる中で、家族の愛を知っていく物語です。

国内のみならず海外からも高い注目を集め、カンヌ国際映画祭のほか『アヌシー国際アニメーション映画祭2018』にも選出されています。

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最後まで緊張、サスペンス映画

サスペンス映画といえば、最後までどんなエンディングを迎えるかわからない緊張感を楽しめるのが魅力です。ここでは、2018年日本公開のおすすめサスペンス映画をご紹介しましょう。

捜査とヤクザ 孤狼の血

『孤狼の血』は、暴力団対策法施行以前の広島県を舞台に、暴力団とそれを追う刑事たちの激闘を描いた作品です。

ベテラン刑事の大上章吾を役所広司、新米の日岡秀一を松坂桃李が演じます。

暴力団員同士の暗躍や裏切り、警察内部での密通がはびこる中、暴力団抗争の火種となった金融会社社員の失踪事件の真相に迫るストーリーです。

本作は、血で血を洗う暴力団員同士の抗争が描かれており、血と硝煙が香るハードボイルドな世界観が展開されています。

バイオレンスな描写も数多く、エンディングまで全身が痺れそうになるほどの緊張を味わえるでしょう。

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組織の陰謀とは ビューティフル・デイ

『ビューティフル・デイ(beautiful day)』は『第70回カンヌ国際映画祭』で男優賞と脚本賞をダブル受賞したサスペンス映画です。

暴力を恐れぬ元軍人のジョーは、年老いた母との暮らしのため行方不明の少女を探すことで生計を立てていました。

ある日、政治家の娘ニーナを捜してほしいとの依頼が舞い込みます。ジョーは、ニーナを捜しだすも、彼女は人形のように感情を失っていました。

そしてジョーの目の前で再びさらわれてしまいます。その背景にはとある組織の陰謀が渦巻いており、ジョーはその闇にのまれてしまうのです……。

巧みな心理描写や映像のリズム、空気の演出のすべてが刺激的で、沸々と湧き上がるスリルを体感できます。

  • タイトル:ビューティフル・デイ
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謎の女からの依頼 トレイン・ミッション

『トレイン・ミッション(TRAIN MISSION)』は、60歳の保険セールスマン・マイケルが、解雇を宣告された帰りの電車で見知らぬ女性から受けた依頼に挑みます。

その依頼とは『電車に乗る100人の乗客から1人のある人物を見つけ出す』ことです。

謎の女性は、ある人物を見つけ出せば、マイケルに多額の報酬を払うことを約束します。悩むマイケルでしたが、妻を人質に取られていることが発覚し、依頼を受けざるを得なくなります。

絶体絶命の状況下で、走行中の電車の中を舞台に描かれるリアルタイムサスペンスです。

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社会派映画

この世には想像もできない『実話』が存在します。ここでは、そんな驚きの実話を描いた、社会派映画をご紹介しましょう。

実際に起きた悲劇 1987、ある闘いの真実

国民が国と闘った『韓国民主化闘争』を描いた『1987、ある闘いの真実』は、1987年に実際に韓国で起きたできごとを題材にした映画です。

北分子を一掃すべく警察の取り調べが激化していた1987年、警察の取り調べ中に1人の大学生が死亡してしまいます。

隠ぺいを目論む警察でしたが、検死解剖により死因は拷問であったことが判明しました。

これに気付いた新聞記者や刑務所看守たちは、警察のエスカレートする妨害を跳ね除け、真実を明るみに出すべく奔走します。さらに、拷問で仲間を失った大学生も立ち上がり始め……。

1人の大学生の死をきっかけに、韓国全土を巻き込んだ衝撃の闘争を描いた本作は、生々しい悲しみと怒り、真実が描かれています。

  • タイトル:1987、ある闘いの真実
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大企業の隠蔽工作 空飛ぶタイヤ

『空飛ぶタイヤ』は『半沢直樹』や『下町ロケット』の作者として知られる池井戸潤の初映画化作品です。実際に起きたタイヤ脱落事故と大手自動車メーカーのリコール隠しを題材にしています。

トレーラーの脱輪事故で整備不良を疑われた運送会社社長が、独自調査で衝撃の事実を突き止めるまでを描いており、実際の事件が題材のため注目を集めました。

巨大企業を相手取り、正義のために闘いを挑む運送会社社長の奮闘は、手に汗握る緊張感が漂います。巨悪を倒す愉悦を味わいたい人におすすめです。

  • タイトル:空飛ぶタイヤ
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和のよさを感じるあたたかい映画

畳やお茶など『和』のエッセンスが含まれるものは、どうしてこうもあたたかさを感じられるのでしょうか。ここでは、そんな和のあたたかみに癒される映画をご紹介しましょう。

古民家での画家の生活 モリのいる場所

『モリのいる場所』の主人公は、30年間1歩も家の外へ出ることなく、庭にいる猫や魚を描き続けた伝説の画家・熊谷守一、通称モリです。

たくさんの生き物であふれる庭は、モリの描く絵のモデルであり、その生命を眺めることがモリの日課でした。

本作では、そんなモリの姿をユーモアたっぷりに描きつつ、モリのとある1日に寄り添うストーリー構成です。

古民家とその庭を中心に描かれる本作は、思わず眠たくなってしまうほどの安心感が流れています。

モリがいる場所はとても穏やかで温かみがあり、できれば庭に眠る猫のように近くで過ごしたい……と思ってしまうことでしょう。

  • タイトル:モリのいる場所
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お茶との出会い 日日是好日

『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』は、エッセイスト・森下典子による自伝エッセイを原作とした映画です。

茶道教室に通い始め、不器用ながらも少しずつお茶の世界に魅了されていく森下典子の姿が描かれています。

お茶を点(た)てる時間というのは、とても静かで穏やかなものです。本作は、そんな清閑な時間が切り取られており、観ているとほっと心が安らぐのを感じられるでしょう。

現代人が忙しさのなかで忘れてしまいがちな大切なことを、お茶の魅力とともに気付かせてくれます。

  • タイトル:日日是好日
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結局全部観てしまう豊作ぞろい

2018年に公開された映画は、どれも傑作ぞろいです。まだ観たことがない作品があれば、今度の休日はゆっくり映画鑑賞デーにしてはいかがでしょうか?

時間を忘れて没入できる作品も多く「気が付いたら全部観ていた」という可能性もあるかもしれません。

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