バイクに荷物を積む方法が知りたい。積載アイテムの使い方や選び方

2019.07.30

荷物を載せられる量に限界のあるバイクですが、積載アイテムを使うことで積載量が増やせるのをご存知ですか?便利なアイテムを使うことで、ツーリングはもっと快適なります。荷物を積むためのさまざまなアイテムとその使い方や選び方について紹介します。

バイクに荷物を積むときの注意点

自動車と違い、載せられる荷物に限界があるバイクですが、バイクに荷物を積むときには、知っておきたい注意点がいくつかあります。

積載量は法律で定められており、無理に乗せすぎると重大な事故につながる恐れもありますので、まずは、どのような法令・注意点があるのかをしっかりと確認しておきましょう。

積載量には規定がある

バイクの積載量に関しては、『道路交通法施行令第二十二条』において『重量・長さ・幅・高さ』などの規定が定められています。

この規定を超える荷物を積んでいると法令違反にあたります。また、安全性も損なわれますので、荷物を積載する場合にはしっかりと法令を遵守しましょう。

積載物の上限重量

積載装置を備える大型自動二輪車および普通自動二輪車の積載重量は60kgまで

積載物の上限の長さ

大型自動二輪車および普通自動二輪車の積載装置の長さ30cm加えた長さまで

積載物の上限幅

大型自動二輪車および普通自動二輪車の積載装置の幅に30cm加えた幅まで

積載物の高さ上限

大型自動二輪車および普通自動二輪車は2mまで

道路交通法施行令第二十二条:こちら

安全面も考慮しよう

バイクに荷物を積み過ぎると、どのような危険があるのでしょうか?

まず、影響を受けるのが『機動力』です。車体全体の重量が重たくなるため、コントロールが効きにくくなり、ブレーキもかかりづらくなるというトラブルにつながります。

また、バイク自体が最大積載量を超える重量を想定して設計されていないため、エンジン制御装置に負荷がかかったり、車両の損傷やパンクにつながったりと、車体の寿命が縮まる原因にもなります。

ケース型の積載アイテム

法律と安全性を守りながらバイクに荷物を積めるアイテムがあります。いろいろなタイプが販売されていますが『ケース型』もそのうちの一つです。

ケース型のアイテムにも、いくつかの種類があり特徴が異なるので、どのような機能を備えているのかチェックしていきましょう。

背もたれにもなるトップケース

『トップケース』は、別名『リアボックス』と呼ばれます。メリットは、蓋つきのケースなので、雨に濡れないという点です。また、バイクに装着するタイプのものがほとんどなので、荷物が落ちないという特徴もあります。

メーカーによっては鍵をかけられるものも販売されているため、防犯機能もばっちりです。二人乗りするときに、後ろに座る人の背もたれになるというのも嬉しいポイントです。

デメリットについては『固定する手間がかかる』という点が挙げられます。

このアイテムは、バイクにしっかりと固定して使います。そのため、装着するために専用のリアキャリアが必要だったり、バイクによっては穴を開けたりしなければならないこともあります。

積載量が増えるサイドパニアケース

バイクの両サイドに取り付けることができるアイテムが『サイドパニアケース』です。このアイテムを使うと、バイクの左右に収納が増えるため、積載量がかなり増えるというメリットがあります。

このアイテムを使うときの注意点は、車幅が広がるということです。すり抜けなどで狭いところを通る際、車幅が広がっているため、走行には十分に注意する必要があります。

バッグ型の積載アイテム

ケース型の積載アイテムについてまとめてきましたが、似たような役割を果たしてくれる『バッグ型』のものもあります。

バッグ型のアイテムは大きく分けて3種類展開されているので、それぞれの機能と魅力についてチェックしていきましょう。

着脱が簡単なサイドバッグ

着脱の簡単さが魅力なのが『サイドバッグ』です。簡単に取り外しができるため、荷物が少ないときは外しておくことができます。

また、多くのバイクに互換性があり、タイプを選ばずに使用できるのも魅力です。先ほど紹介したサイドパニアケースに比べ、値段が安いという特徴もあります。

そんなサイドバッグにも、知っておきたいデメリットがあります。

このアイテムは、収納できるものの重量に制限があります。ケースタイプと違い、バッグになっているため、左右で荷物のバランスを気にする必要があります。重たいものを積載するのには向いていないといえるでしょう。

積載量も多いシートバッグ

積載量の多さも申し分ないのが『シートバッグ』です。別名『テールバッグ』と呼ばれることもあります。

このアイテムの特徴は、大きさやデザインのラインアップが豊富な点です。そのため、自分のニーズに合わせて選ぶことができます。

容量を変えられるものが多く、シーンに合わせて使い分けることができるタイプも発売されています。

トップケースに比べると防水性に不安がありますが、積載機能と使い勝手のよさに関しては便利なアイテムです。

多くのバイクに対応しているタンクバッグ

その名の通り、タンク部分に装着して使うのが『タンクバッグ』です。タンクの材質によって異なりますが、基本的にはマグネットや吸盤で取り付けます。

バッグによっては先端のみを交換できるものもあるので、多くのバイクに対応可能なのが魅力です。

そのほかの積載アイテム

紹介してきたケースやバッグのようなタイプ以外にも、荷物を積むことができるアイテムがあります。アイテムによってその積載方法やメリットはさまざまです。

いくつかのアイテムとその機能性についてまとめていくので、どのようなものがあるのか合わせてチェックしていきましょう。

ネットで固定する

荷台に載せた荷物をネットで固定するという方法があります。バイク用ネットは、折りたたむと小さくすることができ、携帯性が高いのが特徴です。

また、荷物にかぶせてフックでバイクと固定するだけなので、簡単に使えるのも魅力です。

しかし、防水性はないため急な雨だと荷物が濡れてしまいます。また、荷物のバランスにも気をつけなければなりません。

ロープで縛る

ロープを使って荷物を固定することも可能です。ネットタイプと同様、持ち運びが便利なので、バイクにしまっておけばいつでも使える魅力があります。

ロープを使って荷物を固定するときには、あらかじめ荷物を袋やバッグに入れてまとめておくのがポイントです。

固定できる荷物のジャンルは広いですが、そのぶん、慣れていないとうまく積むことができない場合もあります。慣れれば簡単に固定できるので、1本持っておくと役立つアイテムでしょう。

ライダーがリュックを背負う

バイクに乗るライダー自身がリュックを背負うという方法もあります。どこかにバイクを駐車して、そのまま徒歩で移動する際に便利な手段です。

バイクに乗る際は、走行時の安全性に留意してリュック選びをするようにしましょう。ポイントは、『できるだけ体に密着するもの』を選ぶことと、『後ろを振り向いたときに、視界の邪魔にならない』デザインを選択することです。

体にフィットしていないものの場合、走行中にバッグが左右に揺れてしまい非常に危険です。

また、後方を確認したときに視界を遮るようなサイズやデザインのリュックは、車線変更や左右に曲がるときに事故につながる恐れもありますので、これらのポイントをおさえて選ぶようにしましょう。

アイテムの選び方

バイクに荷物を積むためのいろいろなアイテムを見てきましたが、実際にこれらの中から選ぶときにはどのような判断基準に沿えばよいのでしょうか?

アイテムの選び方にもいくつかポイントがあります。自分のニーズにあったぴったりのものを選ぶためにも、ポイントをおさえておきましょう。

積みたいものに合わせる

まずは、自分が『何を積みたいのか』を意識することが大切です。紹介してきたように、アイテムの種類ごとに積載量に違いもあれば、用途も異なります。

例えば、大きな荷物を一気に運びたい場合、ケースタイプやバッグタイプでは足りないこともあります。そのような場合は、ネットなどの伸縮性があるものが適しています。

逆に、普段からあまり荷物を積まない場合は、一定の量を積むことができるケース型やバッグがよいでしょう。何を積みたいのかを考えて、アイテムを選んでいくと失敗しません。

雨の日に使うかを考える

『雨の日に使うか否か』も判断基準の一つです。バイク用のネットやひもは、防水性がありません。防水性を考慮すると、ケース型のアイテムが一番適しているといえます。

ただし、ケース型のアイテムは基本的にバイクに固定して使います。そのため、普段から装着している必要があるので注意が必要です。

晴れた日は付属品なしでバイクに乗りたいという人は、防水性は下がりますが、取り外しが簡単なバッグタイプのものを使用するとよいでしょう。

自分のバイクに合ったものを選ぶ

自分の『バイクのデザインに合わせてアイテムを選ぶ』こともできます。特にケース型の場合は、バイクのタイプに合わせた商品が展開されていることも多いです。

また、バッグタイプであればアイテム自体の種類が豊富に用意されているため、自分のバイクに合わせたデザインのものを選べるでしょう。

バイクのかっこよさを存分に活かしたい場合は、これらの付属品のデザインにこだわることで、積載量とデザインの両方のメリットをとることができます。

バイクに荷物を積んでツーリングに行こう

バイク自体の積載量には、どうしても限界があります。そんなとき、あると便利なのがバイク用の収納アイテムです。

旅行や買い物など、荷物が増えるシーンは日常的に訪れます。安全にツーリングを楽しむためにも、法令を遵守したうえで自分のスタイルにあったアイテムを選びましょう。

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