オペラ『魔笛』の魅力とは?あらすじや有名なアリアまとめ

2019.07.26

モーツァルトが手がけた有名なオペラ「魔笛」。コミカルで楽しい物語と、美しい楽曲の数々が魅力の作品です。この記事では、オペラ「魔笛」のあらすじや、有名な劇中歌をまとめてご紹介します。

モーツァルトの最高傑作オペラ『魔笛』

魔笛は、モーツァルトが最後に作曲した、彼の最高傑作と言われるオペラです。台本は、童話劇集『ジンニスタン』から『ルル、またの名、魔笛』の物語を元に、ヨハン・エマヌエル・シカネーダーによって手がけられました。

オペラデビューにもおすすめの作品

イタリアオペラでは通常悲劇が好まれますが、魔笛はハッピーエンドにも関わらず、現在も上演回数が多い非常に人気の作品です。

一般大衆向けに制作されたため、分かりやすくコミカルな物語となっています。オペラファンだけでなく、あまりオペラを知らない人でも気軽に楽しめる作品です。

主な登場人物

  • タミーノ王子(テノール):パミーナに恋をする。
  • パミーナ(ソプラノ):夜の女王の娘。タミーノと結ばれる。
  • 夜の女王(ソプラノ):世界を支配しようとする。
  • 神官ザラストロ(バス):パミーナを夜の女王から守る。
  • パパゲーノ(バス):鳥刺し。お調子者でおしゃべり。
  • パパゲーナ(ソプラノ):パパゲーノと結ばれる女性。

魔笛の簡単なあらすじ

物語は、古代エジプトが舞台になっています。全2幕で構成されており、演奏時間は第1幕が80分、第2幕が70分の合計2時間30分です。

一幕:タミーノがパミーノを助けに行く

王子タミーノは、夜の女王の娘パミーノの肖像画を見て、彼女に一目惚れします。パミーノはザラストロに捕らえられており、夜の女王はタミーノに娘を助けてくれと頼みます。

タミーノは森で出会ったパパゲーノと共に、パミーノを救いに行きます。しかし、ザラストロは実はいい人で、夜の女王からパミーノを保護しているだけだと判明します。タミーノとパミーナは惹かれ合い、恋に落ちます。

二幕:試練を乗り越え2人は結ばれる

ザラストロはタミーノに、パミーノと結ばれるための試練を与えます。沈黙の試練・火の試練・水の試練を乗り越え、2人は結ばれます。パパゲーノも、パパゲーナという女性に出会い結ばれます。

そこで夜の女王が復讐をしにザラストロの神殿にやってきます。しかし、光に勝てず雷に打たれて地獄に落ちます。一同でタミーノとパミーノの愛を祝福し、幕が下ります。

オペラ『魔笛』の有名なアリア(劇中歌)

魔笛では、誰しも一度は聞いたことがあるであろう、有名曲がたくさん歌われます。特に有名な劇中歌を厳選してご紹介します。

なんと美しい絵姿

タミーノがパミーノへの愛を歌い上げるアリアです。パミーナの肖像画を見て恋に落ちるシーンで歌われます。

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復讐の炎は地獄のように我が心に燃え

有名な夜の女王のアリアの2曲目です。パミーナにザラストロを殺すように命じる際歌われます。歌いこなせる人は世界で数名しかいないと言われるほど、とても難易度の高い楽曲です。

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あぁ、恐れなくてもよいのです、若者よ

有名な夜の女王のアリアの1曲目です。ゆったりしたメロディーですが、2曲目のアリアと同様、非常に難易度が高い楽曲です。

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パパパの二重唱

パパゲーノとパパゲーナが歌う二重奏です。二幕の最後、2人が再開しめでたく夫婦になるシーンで歌われます。冒頭からしばらくは「パパパ」とお互いの名前を歌うとても楽しい楽曲です。

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オペラ『魔笛』は世界中で愛される名作

魔笛はモーツァルトが作曲した作品で最も人気の高いオペラです。物語が分かりやすく、劇中歌も有名なので、オペラは敷居が高いと思っている方にもおすすめです。試聴して興味が湧いたら、ぜひ劇場で楽しんでみて下さいね。

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