上野公園の「国立西洋美術館」は世界遺産?認定時期や理由とは

2019.07.27

東京の上野公園内にある国立西洋美術館は、世界遺産に認定された貴重な美術館です。美術館なのに世界遺産として認定された背景には、設計・建築が関わっていました。この記事では、国立西洋美術館が政界遺産認定された理由や見どころ所をご紹介します。

国立西洋美術館が世界遺産認定されたのはいつ?

国立西洋美術館が創設されたのは1959年ですが、世界遺産認定されたのはごく最近です。いつ頃世界遺産となったのか、また、どの部分が世界遺産になったのかを見ていきましょう。

2016年に世界遺産に認定

国立西洋美術館が世界遺産認定されたのは2016年のことです。数年前の出来事なので記憶に新しい方もいるのではないでしょうか。

国立西洋美術館の本館が認定された

有名建築家が設計した本館だけではなく、新館についてもまとめて世界遺産登録されています。国立西洋美術館には本館と新館があり、地下には企画展示室もあります。広い美術館内ですので十分美術鑑賞を楽しめるでしょう。

国立西洋美術館が世界遺産になったのはなぜ?

世界遺産認定されるには、ある程度の著名人との関わりや遺産としての価値など、様々な基準に達することが必要です。なぜ国立西洋美術館が世界遺産認定されたのかを紐解いていきます。

有名建築家ル・コルビュジエ設計だから

ル・コルビュジエとは、スイス出身の建築家です。フランスを拠点に活動をしており、国立西洋美術館が建った6年後の1965年に77歳で亡くなっています。

近代建築の三大巨匠の一人であるル・コルビュジエが設計した、東アジア唯一の建築物であることが世界遺産に登録された要因の1つとなっています。

無限発展美術館の思想を持っていること

国立西洋美術館は、決められた現在の建物内にのみ作品を収めるのではなく、作品数が増えれば建物自体も増設します。そのため、「無限発展美術館(無限成長美術館)」と言われています。

現在は常設で370点ほどの作品がありますが、今後これが500作品、1000作品となっていく確率はゼロではありません。とても夢のある美術館で、美術界を表舞台に出すために一躍かっているのです。

日本国内での近代建築運動に貢献したこと

国立西洋美術館が世界遺産認定される当初の案として、「ル・コルビュジエの建築と都市計画」とありました。20世紀の近代建築に貢献したル・コルビュジエですので、それが世界遺産認定のキッカケになりました。

国立西洋美術館のイベント予定一覧

国立西洋美術館では、定期的に特別展なるイベントが開催されています。これから行われる予定のイベントについてまとめていきます。

2019年

  • 展覧会名:日本・オーストリア友好150周年記念 ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史
  • 開催期間:2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)
  • 開催場所:国立西洋美術館 展示企画室

2020年

  • 展覧会名:ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
  • 開催期間:2020年3月3日(火)~2020年6月14日(日)
  • 開催場所:国立西洋美術館 展示企画室

国立西洋美術館で見れる常設展示の有名絵画

国立西洋美術館には多数の有名絵画が常設展示されています。その中の一例をご紹介します。気になる作品があればぜひ国立西洋美術館に足を運んでみてください。

  • アルジェリア風パリの女たち(ハーレム):ピエール=オーギュスト・ルノワール作
  • 睡蓮:クロード・モネ作
  • 考える人(拡大作):オーギュスト・ロダン作

どこかで聞いたことがある作品名があれば、実物を見て実際の芸術の迫力を堪能しましょう。

国立西洋美術館は貴重な世界遺産の美術館

国立西洋美術館は日本国内唯一の政界遺産認定美術館です。海外には美術館や礼拝堂など様々な世界遺産がありますが、日本ではなかなか珍しいと言えるでしょう。美術好きの方もそうでない方も、ぜひ建築が素晴らしい国立西洋美術館に立ち寄ってみてください。

  • 所在地:〒110-0007 東京都台東区上野公園7番7号
  • 開室時間:9:30~17:30(常設展・企画展両方、時間延長日についてはこちらをチェック)
  • 休館日:月曜日
  • 入館料:一般500円、大学生250円(高校生・18歳未満・65歳以上・障がいのある方は無料)
  • 入館料無料デー:毎月の第2、第4土曜日、国際博物館の日(5月18日)、文化の日(11月3日)

※特別展は別途料金がかかることがあるので、ご注意ください。

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