日本人なら知っておきたい番茶と煎茶の違い。美味しい入れ方も解説

2019.07.27

普段何気なく飲んでいる緑茶には、実に様々な種類があります。日本人にとっては非常に慣れ親しんだお茶ですが、緑茶の種類やその違いを知らない方は意外と多いかもしれません。そこで、この記事では数ある緑茶の中から、番茶をピックアップして、その特徴や煎茶などとの違いや美味しく飲むための入れ方についてご紹介します。

番茶ってどんなもの?

まずは番茶とはどんなお茶なのか、その他の緑茶とはどのように違うのかをご説明します。

番茶とはこんなお茶

番茶は、若葉ではなく成長した茶葉や、不揃いの茶葉を主原料とした緑茶で、あっさりと飲めるのが特徴です。緑茶の中でも比較的リーズナブルな価格で販売されているため、日常用としてご家庭ではよく飲まれているお茶です。

煎茶との違いは?

お茶は摘んだ時点から発酵が始まりますが、緑茶は生のお茶を新鮮な状態で熱処理(蒸して炒る)することで発酵を止めています。この蒸す・炒る工程を最も一般的な方法で製造されたお茶が煎茶と呼ばれています。

製造工程は煎茶も番茶も同じですが、大きな違いは使用している茶葉です。先ほどご紹介した通り、番茶の茶葉は成長した茶葉や不揃いの茶葉などを使用しているのに対し、煎茶は一般的に柔らかい若葉の時に摘み取った茶葉を使用して作られています。若葉を使用している分、産地によって甘味の強さや香りが異なり、価格にも幅があるのが特徴です。

ほうじ茶との違いは?

ほうじ茶は、番茶や煎茶などを強火で焙(ほう)じて香ばしくしたお茶のことです。強火で炒られた茶葉は見た目も茶色くなり香ばしい風味が特徴で、緑茶とはまた違った味わいと香りを楽しむことができます。

番茶の美味しい入れ方

一般的に緑茶を美味しく入れるためには、お湯の温度に留意する必要があると言われていますが、番茶にはそういった気遣いはほとんど必要ありません。

気軽に飲めるのが番茶の魅力

玉露や新茶など若葉や新芽を使用したお茶の場合には、注ぐお湯の温度がとても大切ですが、番茶は成長した茶葉を使用している分、70℃や80℃などと温度を気にする必要なく、沸騰したお湯を注ぐことで、あっさりと美味しい緑茶を飲むことができます。ただし、茶葉にお湯を注いでから時間を置きすぎると、渋みや苦みが出てしまいますので、沸騰したお湯を茶葉に注いだら、さほど時間を空けずに茶器に注ぎきってしまうのがおすすめです。

気になる!番茶のカフェイン量

緑茶には、コーヒーや紅茶同様にカフェインが含まれていることは知られていますが、緑茶の種類によってカフェイン量には差があります。ここでは番茶のカフェイン量や含有成分をご紹介します。

お茶に含まれるカフェインを知る

玉露などの柔らかな新芽で作られたお茶に比べて、番茶はカフェインが少ない傾向にあります。そのため、就寝前はカフェインを控えたい方が緑茶を飲む際には番茶がおすすめです。ちなみに、ほうじ茶のように炒ったお茶の場合は、更にカフェイン量が少なくなるので、カフェインが少ないお茶を好まれる方にはおすすめです。

手軽に緑茶を楽しむなら番茶がおすすめ

日頃から飲む機会の多い緑茶ですが、数ある緑茶の中でも、リーズナブルで手軽に緑茶を味わえるのが番茶の魅力です。普段から緑茶の飲む習慣が無い方は、番茶から緑茶生活を始めてみてはいかがでしょうか。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME