香水の正しい捨て方とは?捨てる時の手順と余った香水の活用方法

2019.07.23

香水を使う頻度は人によってさまざまですが、せっかく購入しても使う機会が少なく、余ってしまうという人も多いのではないでしょうか。そのような時、香水はどのように処分すれば良いのでしょうか。捨てる時の手順や活用方法について紹介します。

香水を捨てる時の基本を知ろう

良い香りで気分を盛り上げてくれる香水ですが、実際に購入して使ってみると、思っていた香りと違うため使いづらいことや、あまり使わないうちに存在を忘れて放置したままになってしまうこともあるのではないでしょうか。

不要になった香水を捨てる時には、いくつかのルールがあります。まずは、香水を捨てる時の基本的な知識についてまとめていきます。

まずは香水の賞味期限を確認する

香水を処分する時にまず確認したいのが、香水の『使用期限』です。実は、香水にも使用期限が定められており、薬事法が適用されています。

一般的に、香水は3年間の使用期限が設けられています。そのため、未開封で使用期限が過ぎていなければ、新品同様に使うことができます。

また、使用期限を過ぎたからといって品質が急激に落ちるというわけでもないので、ある程度年数が経っていても問題なく使用できるケースも多いでしょう。

出典:化粧品公正取引協議会 化粧品の表示に関する公正競争規約施行規則

トイレなどに流すのはNG

香水は液体で、香りが強いものです。そのため、処分する時はトイレやシンクに流すという考えをする人がいるかもしれませんが、実はこの処分方法は適していません。

理由は、香水にはアルコールや油分が含まれているからです。一見、透明で害がないように見えても、トイレやシンクに流してしまうと詰まりの原因になる可能性もあります。また、香水の種類によっては非常に香りが強いものがあり、それが下水臭と混ざることで大変な悪臭を引き起こすことにもなりかねません。

料理で使用した油をそのままシンクに流さないのと同様に、香水の処分にも十分注意が必要です。

香水の容器は分別して捨てる

香水の中身を捨てる際にも注意が必要ですが、容器を処分する際にも知っておきたいポイントがあります。まず確認したいのが、ボトルに使われている素材です。ガラス製なのかプラスチック製なのかで分別も変わってきます。

また、ボトルによっては、スプレー部分とボトル部分の素材が違う可能性があります。そのような時は、スプレー部分とボトルを分けて処分すると良いでしょう。

香水の基本的な捨て方とは

香水の捨てる時に知っておきたい基本的なルールについてまとめてきましたが、実際に香水を処分する時には、どのような方法で捨てれば良いのでしょうか?

香水を捨てる時には、準備しておきたい物があり、きれいに処分するには段取りがあります。香水の基本的な捨て方について具体的に紹介していきますので、参考にしてみましょう。

必要な準備物を用意する

香水を捨てる時には、必要な準備物がいくつかあります。そのアイテムが『ビニール袋・紙パック・新聞紙・いらない紙』です。

先ほど紹介したように、香水の中身をトイレやシンクに流すのは良くない処分方法です。香りの強い液体であるため処分方法には工夫が必要です。四つのアイテムを上手に活用して香水を処分する準備をしてみましょう。

スプレー部分を取り外す

必要な準備物を揃えた後、香水を処分する時にまず行うのが、スプレー部分を取り外すという作業です。スプレー部分を外すことで中身を効率的に処分できます。

スプレータイプの香水は、ほとんどの蓋がスクリュータイプでできています。このタイプであれば、回転させることで簡単に取り外せます。

物によってはスプレー部分が固定されているタイプもあります。その場合は、ニッパーなどを使用して蓋を外すと良いでしょう。

香水の中身の捨て方も肝心

スプレー部分を外した後は、いよいよ中身を処分していきます。まず、先ほど準備した物の中から、新聞紙といらない紙を使用します。香水の中身をこれらの紙に染み込ませましょう。

染み込ませた紙は、紙パックに入れると液漏れを防ぐことができます。紙パックに香水が染み込んだ紙を入れたら、最後にビニール袋に入れて口を縛って終了です。

香水が開かない時の対処方法

香水の捨て方について具体的に紹介してきましたが、ボトルの蓋が硬くなってしまい、開けられないこともあるでしょう。香水の蓋が開かなければ、中身を捨てるのにかなりの時間が必要になってしまいます。

香水の蓋をボトルから開けるためには、知っておくと便利な方法があります。蓋が開かない時の対処法をまとめていきますので、合わせてチェックしていきましょう。

蒸しタオルやドライヤーで温める

香水の蓋を開けられない時に使える方法の一つが『蒸しタオルやドライヤーで温める』という方法です。ビンを温めることで、固くなった蓋を開けやすくすることができます。

この方法を実行する時には、二つの注意点に気をつけましょう。一つ目が、ドライヤーを使って温める時に『温め過ぎない』ということです。ドライヤーと蓋の距離を近づけすぎると、ビンを触った時に火傷してしまう可能性があるので注意しましょう。

二つ目の注意点が『蒸しタオルを使った後は乾拭きで一度ビンを拭く』ことです。蒸しタオルの蒸気で濡れたままだと、蓋を開けようとした時に手が滑ってビンを落としてしまう可能性があるので危険です。

ゴム手袋やオープナーを使う

蓋部分を温める以外にも使える手段が『ゴム手袋やオープナーを使う』という方法です。ゴム手袋を使うと、ビンを持つ時に手が滑らなくなり、素手の時に比べるとかなり開けやすくなります。

蓋を開けやすくするもう一つのアイテムがオープナーです。オープナーとは、蓋部分を機械などで固定して開けやすくするアイテムです。

オープナーの種類は多種多様で、100円均一で購入できる簡易的なものから、いろいろな形状の蓋に対応できる少し高価なものもあります。自分の開けたい蓋の形状に合わせて種類を選ぶと良いでしょう。

東京各自治体のゴミ分別の例を見てみよう

香水は、中身・ボトル部分・スプレー部分の三つに分けてゴミに出すのが一般的です。これらの分別に関しては地域ごとに特色が異なるのですが、東京各地の自治体ではどのように分別しているのでしょうか?

東京都の中でも、大田区・品川区・江戸川区の三つの自治体に関して、ゴミの分別の例を見ていきましょう。

大田区の場合

大田区の場合、飲食用の瓶以外のガラス製品は『燃えないゴミ』として分別します。そのため、中身を抜いたボトルは、蓋つきの容器に入れる、もしくは袋に入れて処分します。

袋に入れて処分する際は、紙に包むことで、袋の中で瓶が割れてしまう危険を防ぐことができます。ボトルを入れた袋には『割れ物危険』などと記載しておくと親切です。

スプレー部分も燃えないゴミに分別されまずが、容器と分けて捨てると良いでしょう。大田区の不燃ゴミの回収日は、第1・第3月曜日の月2回です。

大田区 家庭でのごみと資源の分け方・出し方

品川区の場合

品川区では、資源、燃やすゴミ、陶器・ガラス・金属、粗大ゴミの四つに分別してゴミを出します。この中で、ボトルがガラス製の場合は『陶器・ガラス・金属』の部類に分け、プラスチック製の場合は『燃やすゴミ』に分類しましょう。

ガラス製のボトルの場合は、大田区と同様に紙などに包んで『キケン』と表記して出してあげると親切です。香水の中身は、先ほど紹介したような処分の方法で『燃やすゴミ』に出します。

品川区 ごみ・資源の分け方・出し方

江戸川区の場合

江戸川区では、瓶の分別が二つあります。一つ目が飲食用・食品用のガラス瓶で、二つ目が資源に出せないガラス瓶です。香水のボトルは化粧品の瓶に分類されるため、二つ目の資源に出せないガラス瓶に分類されます。

資源に出せないガラス瓶を処分する時は、『燃やさないゴミ』として出します。江戸川区の場合も、ゴミ袋の中で瓶が割れないように紙などで包んでから出すと良いでしょう。

江戸川区 家庭から出るごみ

余った香水も別の用途に使うことが可能

余ってしまった香水も、処分せず別の用途で使用することが可能です。香水は、価格帯の幅も広いため、せっかく購入したのに処分してしまうのはもったいないと思うケースもあるでしょう。

余ってしまった香水は、どのように使うことができるのでしょうか。いくつかの使い方について紹介していきます。

専用スティックでディフューザーに

香りをそのまま楽しみたいという時に使える手段が『専用スティックを使ってディフューザーにする』という方法です。香水と専用のスティックを使えば、部屋に置いておくだけで良い香りがするディフューザーを簡単に作ることができます。

作り方も非常に簡単です。まずは、香水の蓋を開け専用のスティックを差し込めるようにします。蓋を開けたら、好みに合わせてスティックを差し込むだけで完成です。

スティックの種類や本数によって香りの引き立ち方が変わるので、好みに合わせて調整すると良いでしょう。

拭き掃除などに利用する

意外な使い方ですが非常に効果的なのが『拭き掃除などに使用する』という方法です。香水には、アルコールが多く含まれています。そのため、雑巾などに軽く吹きかけるだけでアルコールスプレーと同じ役割を果たし、汚れを落とすことができます。

もちろん香水の香りもするため、自分好みの良い香りを漂わせながら掃除することが可能です。注意したいのは、香水の付けすぎです。掃除箇所に香水を付けているとも言えるため、多量に使うと香りが強くなりすぎる可能性があります。

販売や買取サービスもあり

先ほども簡単に触れたように、香水の価格帯はさまざまです。有名なブランドや高級ブランドの香水であれば、使いかけの状態でも買い取ってもらえる可能性があります。

また、近年はインターネットやアプリを使用することで、自分の使っていたものを簡単にフリーマーケット形式で出品することができます。

高価な香水や珍しいものであれば、使いかけでも購入者が現れるかもしれません。処分する前に出品するのも一つの手段だと言えるでしょう。

香水を捨てる時は正しく捨てよう

香水は、人によって使う頻度もさまざまです。どんなに良い香りであっても、仕事の関係上で毎日使うことができず、どうしても使い切れないということもあるでしょう。

香水は使用されている成分や特徴上、正しい方法で処分する必要があります。香水を処分する時は、周りに迷惑をかけないように正式な方法で処分しましょう。

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