釣りならワームで海に行こう。基礎知識や狙える魚のまとめ

2019.07.21

海でのルアーフィッシングを楽しむなかで、ワームについてより知識を深めたいと感じている人は多いのではないでしょうか。具体的なワームの種類や基本的な使用法を知り、釣り上級者を目指しましょう。ワームで釣れるおすすめの魚も紹介します。

ワームとは

『ワーム』は、別名『ソフトベイト』や『ソフトルアー』とも呼ばれるルアー(疑似餌)の一種です。

まずは、ワームの特徴や使用するメリットについて確認していきましょう。

ミミズや小魚などに似せた疑似餌

ワームは、ミミズなどの昆虫やエビ、小魚などに似せたルアーの一種です。

そんなワームの最大の特徴は、ラバーや合成樹脂といったやわらかな素材で作られている点でしょう。素材そのものが自在に変形するため水中での動きが自然で、ターゲットとなる魚にアピールしやすいというメリットがあります。

また、プラスチックや木、金属で作られたハードルアーにくらべ、魚が食いついた際の違和感も少ないため、釣果をあげやすいのも大きな特徴です。

生き餌に近い見た目でありながら、生き餌と違い長期間利用できるという点で、コストパフォーマンスに優れたルアーと言えます。

初心者でも仕掛けが簡単

ワームで釣りをする際は、ワームとシンカー(オモリ・フック)を組み合わせた『リグ』と呼ばれる仕掛けを利用します。ワーム釣りの仕掛けは、これ以外の道具は基本的に必要ありません。

このリグの種類を変えることで、さまざまなシーンに合わせた釣りを楽しむことができます。シンプルに楽しめるぶん、初心者でも挑戦しやすい釣りの方法です。

基本の種類を知っておこう

では、ワームを使った釣りに必要な道具や仕掛けには、具体的にどのような種類があるのでしょうか。

それぞれの特徴とともに見ていきましょう。

ワーム

ワームにはたくさんの種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。水中での動きや見た目など特化しているポイントが違うため、それぞれの個性を知ると自分のスタイルに合ったワームを選びやすくなるでしょう。

以下、おもなワームの種類について紹介します。

  • ストレートワーム:細長いまっすぐな形をしたワーム。水中での自然な動きや、フックの取り付け方の自由度が高いという特徴がある。
  • グラブ:くるりと巻いたテールが水中で揺れることで魚を引きつける。ずんぐりとした芋虫のような形のボディが特徴。
  • カーリーテール:まっすぐのボディにグラブのような巻いたテールが特徴。水流の変化で形を変え、魚を引き寄せる。
  • ピンテール:小魚に模して作られたピンのような細いテールが特徴。派手な動きをしないので、警戒心の高い魚に効果を発揮する。
  • パドルテール:パドルのような形で、おもに水底の餌を狙う魚をターゲットにするときに使用。
  • クロー:ザリガニに模して作られたブラックバス用のワーム。

ワームのなかには、クローのようにターゲットとなる魚専用に開発されたものもあります。知識として知っておくと、いずれ役立つときが来るかもしれません。

フック

『フック=釣り針』は、魚を食いつかせる針のことです。このフックにも、より多くの釣果を得るためのさまざまな工夫が施されています。

それぞれに適した釣り場や魚が違うため、フック選びを間違えてしまうと、ターゲットとなる魚が遊泳するエリアを狙えなかったり、根掛かりしてしまったりといったトラブルに見舞われる可能性も考えられます。

そうしたトラブルを回避するためにも、おもなワームフックの種類と特徴についてあらかじめ確認しておきましょう。

  • オフセットフック:針の先端がワームに隠れるタイプのフック。ワームフックのなかでもメインで使われる種類。
  • ストレートフック:ひらがなの『し』のようなシンプルな形が特徴。取り付け方が簡単な一方で、根掛かりしやすいというデメリットもある。
  • ジグヘッド:根元にオモリがついたフック。
  • マス針:マス釣り用のフックです。小さめのため、口が大きな魚には不向き。

リグ

『リグ』とは、ワームフィッシングの仕掛けのことで、一般的にはシンカーとフックの組み合わせのことを指します。針の種類や付け方、シンカーの位置などによって名称が変わるため、リグの種類は実質無限と言っても過言ではありません。

ここでは、たくさんのリグのなかでも代表的なものを順に見ていきましょう。

  • ノーシンカーリグ:フックとワームのみのリグ。シンプルなので、気軽に挑戦しやすい。
  • ジグヘッドリグ:フックの付け根にシンカーと呼ばれるオモリをつけた、フックとオモリが一体になったタイプ。
  • スプリットショットリグ:フックとシンカーに加え、ガン玉という円形のオモリを組み合わせたタイプ。
  • ダウンショットリグ:糸の先にシンカーをつけ、先端から10~20cmの位置にフックを結ぶリグ。
  • テキサスリグ:バレットシンカーと呼ばれる弾丸の形をしたオモリを使ったリグ。根掛かりしにくい。

ワームで狙える魚

では、ワームを利用して狙える魚にはどのようなものがあるのでしょうか。海でのルアーフィッシングでおすすめの魚を季節ごとに紹介します。

夏の海でおすすめの魚

夏は、海水温の上昇とともに魚の活動度もあがるため、釣りを楽しむにはもってこいの季節です。そんな夏の海では、ハタやシロギス、ヒラマサといった魚に挑戦するのがおすすめでしょう。

もちろん、シーバスやチヌ(黒鯛)といった人気種の魚も夏に獲ることは可能です。しかし、上記の魚は夏季だと簡単に釣ることができるため、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

温かい海のなかで元気いっぱいに泳ぎ回る魚を思う存分釣り上げるのは、釣り人にとってこの上ない幸福な時間となるでしょう。

冬の海でおすすめの魚

冬は、魚の活性が下がり、食いつきが悪くなる時期です。釣果をあげるには、ポイントやターゲットを見極めることが大切と言えるでしょう。

そんな冬の海で釣果をあげやすい魚には、メバル・アイナメ・カレイ・ヒラメ・カサゴなどがあげられます。

冬の海釣りでは、前日よりも海水温の下がった日には、より魚の食いつきが悪くなる傾向があります。前後の海水温の変化も考慮して楽しむと良いでしょう。

ワームで釣りを始めてみよう

ワームとは、小魚や昆虫に似せてやわらかい素材で作られた疑似餌です。

ハードタイプのルアーにくらべ、生き餌に近い動きや感触を持つワームは、ターゲットに対するアピール度が高く、とくに警戒心の強い魚に対して効果を発揮します。

ワームを使った釣りを楽しむのなら、まずはターゲットの魚を絞り、それに見合ったワームやフック、リグを選ぶことが大切です。事前に知識を深めることで、よりスムーズにシーフィッシングを満喫できるでしょう。

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