手動式コーヒーミルのすすめ。メリットや一押し商品はコレ

2019.07.21

コーヒーミルがあれば、自宅でも手軽に挽きたてのコーヒーを味わえます。コーヒーミルには電動式と手動式があり、それぞれメリットとデメリットがあります。ここでは手動式コーヒーミルの特徴と選び方、おすすめ商品を紹介します。

手動式コーヒーミルの特徴

手動式と電動式の大きな違いは、言うまでもなく動力源にあります。スイッチ一つであっという間に挽き終わる電動式と比べ、手動式コーヒーミルは手間と時間がかかります。

しかし、おしゃれなデザインや豊かな香りを楽しめるなど、手動式ならではのメリットもあり、愛用者が多いのも事実です。まずは手動式コーヒーミルの特徴について、掘り下げていきましょう。

アンティークなデザインが多い

手動式コーヒーミルには、『アンティーク』なデザインのものがたくさんあります。天然木の本体に小さな引き出し、ドーム型の蓋と金属製のハンドルは、いかにも味わい深く、キッチンやリビングに置くだけでレトロな雰囲気を演出できます。

つまみを引いて引き出しを開け、豆の具合を確かめる時間にも、忙しい現代ではなかなか味わえない趣があります。木の色合いやハンドルの形にもさまざまなバリエーションがあり、見た目の好みで選べるのもポイントです。

挽く過程自体も楽しめる

手動式コーヒーミルを使うと、ハンドルを回すたびにゴリゴリとした豆の感触と、芳醇なコーヒーの香りが伝わってきます。適宜手を止め蓋を開けて、目で挽き具合を確かめることも可能です。

準備段階から、味覚以外の感覚を駆使してコーヒーを準備する過程を楽しめるのが、手動式コーヒーミルの大きな魅力といえるでしょう。

手動式コーヒーミルの選び方

手動式コーヒーミルは、電動式に比べて力や手間暇が必要なので、買ってすぐに使わなくなってしまうということになりがちです。

ハンドルや蓋の形状、そして本体の重さなど、細かい点までよく比較検討して、使い勝手のよいものを選びましょう。手動式コーヒーミルを選ぶポイントを3つ紹介します。

ハンドルは長めがいい

手動式コーヒーミルのハンドルには、横に回すタイプと、ダイヤルのように縦に回すタイプがあります。どちらが良いということは一概には言えないので、好みのタイプを選んで大丈夫です。

ただし、ハンドルの長さについては、短いよりも長めのほうが力が効率的に伝わり、力を入れずに楽に挽けます。とくに浅煎りの豆は固いため、浅煎り豆が好きな方にとって、ハンドルの長さは重要です。

しかし、長すぎると片付けるときに邪魔なので、収納場所の条件なども考えて選ぶとよいでしょう。

蓋もあった方がいい

豆をセットするスペースに、蓋が付いているかどうかも、手動コーヒーミル選びの重要なポイントです。

蓋がないほうが開け閉めの手間が省け、手順がシンプルになりますが、挽いている最中に、豆自体が砕ける衝撃や、少しの揺れや風で、粉が飛び散ってしまいます。

保管中にホコリがつきやすく、使用の度に拭き取る必要も出てきます。蓋の有無は、豆を挽く性能には関係ないので、デザイン上とくにこだわりがなければ蓋つきのものを選ぶのがおすすめです。

ある程度は大きく重めのもの

手動式コーヒーミルは、本体がある程度大きく、重量感のあるほうが使いやすくなります。大きいものはハンドルも長めになっており、重さがあれば安定感が増します。

このため、あまり力をいれなくてもスムーズに豆を挽けます。また、大きいほうが一度に挽ける豆の量も多くなり、来客があるときにも便利です。

定番の手動式ミルメーカー

続いて、古い歴史を持つ、ヨーロッパの有名な手動式コーヒーミルメーカーを2社紹介します。どちらも豆を挽く性能の高さはもちろん、ヨーロッパらしい重厚なデザインが魅力です。

ザッセンハウス

『ザッセンハウス』は、1867年創業のドイツのメーカーです。職人が一つひとつ丁寧に作り上げるコーヒーミルの品質は、世界最高峰と言われています。

会社は一度倒産してしまいましたが、ドイツのキッチンツールメーカー『Kuchenprofi(クーヘンプロフィ)』が買収し、復活を遂げました。日本では、コーヒー器具を扱う『メリタジャパン』が販売を担当しています。

ザッセンハウスの製品は、ぶれない回転軸と、硬質特殊鋼を使った鋭利な刃が特徴です。ハンドルを回した時に軸がぶれないため、豆が均一に、ムラなく挽けます。

また、鋭利な刃で、豆を潰すことなく細かくカットできるので、摩擦熱や細かい粉が発生しません。このため、お湯を注いだときにコーヒーのエキスが抽出されやすく、とても美味しくなります。

プジョー

自動車で有名なフランスのメーカー『PEUGEOT(プジョー)』ですが、もともとは家族経営の小さな製粉所でした。

のちに創業者となったプジョー兄弟は、1810年から製粉所の水車を動力に使い、時計用のバネや馬蹄を削るナイフ、大工の斧やカンナなど、さまざまな生活用金属製品の製造を始めます。

家庭用のコーヒーミルは、それから30年後の1840年に誕生しました。以来ヨーロッパでは、プジョーは手動式コーヒーミルの代名詞となっています。

優れた金属加工技術を活かして自動車産業に進出したのは、コーヒーミルの誕生から、さらに40年以上経ってからのことです。

おすすめの手動式コーヒーミルを紹介

最後に手動式コーヒーミルの、おすすめ商品を3点紹介します。先に紹介したザッセンハウスやプジョーのほか、コーヒー機器の総合メーカーとして有名な、日本の『カリタ』の商品もあります。

もちろん他にも色々な手動式コーヒーミルがありますが、選ぶ際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

ザッセンハウス ミル ラパス

ザッセンハウスの『ラパス』は、ブナ材の重厚な質感に、ゴールドの蓋やハンドルがよく似合う、とてもおしゃれなコーヒーミルです。本体は手を添えやすい大きさで、しっかりとした安定感があります。

上蓋が開けやすいので、刃の手入れも簡単です。ザッセンハウスのコーヒーミルの中でも容量がもっとも多く、引き出し部分には最大で60gの豆が入ります。

1杯分の豆の量は約10gが目安なので、4~5人分は余裕で用意できるでしょう。リビングやキッチンに出しっぱなしにして、インテリアグッズとしても楽しみたい商品です。

  • 商品名:ザッセンハウス ミル ラパス
  • 価格:1万4400円(税込)
  • Amazon:商品ページ

プジョー コーヒーミル ノスタルジー

プジョーの『ノスタルジー』は、ハンドルを回転させる方向を変えることで、豆の挽き具合を簡単に調整できます。時計回りなら細挽きに、反時計回りなら粗挽きになります。本体の安定感は抜群で、力まずスムーズに豆を挽けます。

引き出し部分の容量は約25gで、1~3人分のコーヒーを淹れるのに最適です。こげ茶色のブナ材を使った本体に、ステンレス製の蓋とハンドル、そしてライオンのエンブレムがとても映える、スタイリッシュなコーヒーミルです。

  • 商品名:プジョー コーヒーミル ノスタルジー
  • 価格:1万4416円(税込)
  • Amazon:商品ページ

カリタ コーヒーミル 手挽き K-1

カリタの手挽きコーヒーミル『K-1』は、ハンドルや蓋との一体感がある銅製のボディが特徴です。引き出し部分には最大で50gの粉を溜められます。

丈夫でコンパクトなので、キャンプやバーベキューなどのアウトドアレジャーにも持っていけます。自然の中で、香り高い本格コーヒーをお供に贅沢な時間を過ごせるでしょう。

  • 商品名:カリタ コーヒーミル 手挽き K-1
  • 価格:5677円(税込)
  • Amazon:商品ページ

手動式コーヒーミルで優雅な毎日

家庭でおいしいコーヒーを楽しむためには、コーヒーミルは欠かせないアイテムです。手動式のコーヒーミルなら、豆を挽くひとときでさえも、楽しい時間に変えられます。

手動式コーヒーミルを使って、まるでカフェのマスターや常連客のような、優雅なコーヒータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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