緑茶ハイを自宅で楽しもう!黄金比率や意外なアレンジ方法を紹介

2019.07.16

緑茶で焼酎などのお酒を割って飲む『緑茶ハイ』は、緑茶の味わいとアルコールを同時に楽しめる人気のカクテルの一種です。焼酎以外にも様々なお酒でアレンジできます。緑茶ハイの作り方やおすすめのアレンジメニューなどを紹介します。

緑茶とは

緑茶の種類や含まれる成分について解説します。

育て方や製造工程で種類が変わる

緑茶・烏龍茶・紅茶などの茶類は、全て『カメリア・シネンシス』という植物から製造され、木の育て方や製造工程により、最終的に作られる種類が異なります。

茶畑に覆いをかける『被覆栽培』により育てられた場合、被覆期間が1週間前後の『かぶせ茶』や、20日以上被覆した『玉露』『抹茶』が作られます。

覆いをせずそのまま栽培した場合、若葉で作られる緑茶が『煎茶』、摘み残しや硬い茶葉で作られる緑茶が『番茶』です。さらに、煎茶は摘んだ後の製造工程により『普通煎茶』『深蒸し煎茶』『ぐり茶』に分類されます。

他にも、玄米を混ぜた『玄米茶』や、煎茶などを焙煎した『ほうじ茶』など、様々な種類のお茶に仕上がるのが緑茶の特徴です。

主な緑茶の種類と特徴

『煎茶』は、緑茶の中で最も多く飲まれている代表的なお茶です。数あるお茶の製造方法の中でも、煎茶は最も一般的な方法で作られます。

通常の煎茶に比べ、約2倍長い時間をかけて蒸し作られるお茶が『深蒸し煎茶』です。普通煎茶に比べお茶の味や緑色が濃く出やすく、青臭みや渋味がおさえられています。

被覆栽培で育てられた緑茶が『玉露』や『かぶせ茶』です。日を当てずに新芽を育てるため茶葉の緑色が濃く、渋味をおさえ旨味の多い味になります。

同じく被覆栽培で育てられた『てん茶』は、製造過程において蒸した後、揉まずに乾燥し作られます。適度な渋味があり、お菓子などの原料としても使われるお茶です。また、てん茶を挽いて作られるお茶が『抹茶』です。

緑茶に含まれる主な成分

健康飲料としても知られる緑茶には、体に良い効果を与えるとされる成分が豊富に含まれています。

タンニン 緑茶に最も多く含まれる成分で、カテキン類に分類されます。緑茶の渋味の元になる成分です。強い抗酸化力や抗菌力を持ち、コレステロール低下作用や血糖値上昇抑制作用もあります。
カフェイン 緑茶に軽い苦味を与え、温かい水に良く溶ける性質を持ちます。集中力や記憶力の向上、疲労回復などの効果があるとされ、特に若葉に多く含まれる成分です。
テアニン アミノ酸の一種で、緑茶に旨味を与える成分です。高級なお茶ほど多く含まれる特徴を持ちます。リラックス効果やストレス解消効果があるとされ、近年見直されている成分です。
ビタミン 緑茶は、壊れやすいビタミンCを効率よく摂れる、数少ない飲み物といわれています。他にも、ダイエット効果が期待できるビタミンB群など、ビタミン類が豊富に含まれます。

【関連記事】水出しで緑茶のカフェイン量は減る?水出し緑茶のメリットや成分とは

緑茶とお酒

お酒を緑茶で割る『緑茶ハイ』や、その他のお茶でお酒を割った飲み物を紹介します。

緑茶ハイの由来

『緑茶ハイ』とは、焼酎などのスピリッツを緑茶で割った飲み物を指します。一般的にはカクテルと同じ分類として扱われる飲み物です。

お茶の産地である静岡県では昔から親しまれている飲み方であり、静岡市が全国への普及を目指し『静岡割り』と命名したことから、緑茶ハイは静岡割りとして提供されることもあります。

緑茶ハイの『ハイ』はハイボールの『ハイ』ではなく、緑茶ハイには炭酸水も含まれません。焼酎ハイボールの略である『チューハイ』のような飲み方をすることから、チューハイの『ハイ』をとり名付けられたとされています。

お茶割りの種類

『お茶割り』は、一般的にお酒を烏龍茶で割った飲み物です。『ウーロンハイ』とも呼ばれ、お酒を緑茶で割った『緑茶ハイ』とは別物として扱われます。

お茶割りには、烏龍茶で割るお酒の種類により、100以上ものメニューができるといわれています。『カシスウーロン』や『ピーチウーロン』など、よく知られている烏龍茶割りのカクテルメニューも、お茶割りのひとつと考えてよいでしょう。

烏龍茶以外に、そば茶や紅茶、ジャスミン茶などでお酒を割った飲み物も、お茶割りとして提供されることがあります。緑茶ハイ以外の、お茶とお酒が混ざった飲み物の総称を、お茶割りととらえる見方もできるでしょう。

麦茶割りもある?

麦茶は一般的な茶類と違い、大麦を焙煎して作られているためカフェインが入っていません。また、他の飲料と異なり、保存料や甘味料が添加されていない、天然の機能性飲料ともいえる飲み物であるため、お酒を割る際に使う飲料として適しています。

『麦茶割り』を作る場合は、麦焼酎をベースに使いましょう。グラスに氷をたっぷり入れ、指2本分ほどの高さまで麦焼酎を入れ、麦茶を注ぎかき混ぜれば、美味しい麦茶割りの完成です。

麦茶が麦焼酎の風味を引き立て、麦の香ばしさが口いっぱいに広がります。クセが少なく飲みやすいうえ、二日酔いしにくいことも魅力です。

緑茶ハイにおすすめの緑茶と焼酎

美味しい緑茶ハイを作るのに適した、市販の緑茶と焼酎を紹介します。

緑茶ハイにおすすめの緑茶

『キリンビバレッジ 生茶』は、低温抽出することで『味・香り・色』とお茶のいいところをすべて引き出したと謳われる、まろやかな味わいが人気の緑茶です。程好い苦味が緑茶ハイの味わいをより引き立てます。

  • 商品名:キリンビバレッジ 生茶 300ml×24本×2ケース
  • 価格:4302円(税込)
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ペットボトル入り緑茶として広く知られる『お~いお茶』シリーズでは、『濃い茶』が緑茶ハイに向いています。高温で抽出されているため、苦味と併せて渋味も加わり、大人の味わいを楽しめます。

  • 商品名:伊藤園 お~いお茶 濃い茶 525ml×24本
  • 価格:1920円(税込)
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『粉末緑茶 酒割り専用のお茶』は、お茶の産地であり、『静岡割り』と呼ばれるほど緑茶ハイが飲まれている静岡県で作られている、緑茶ハイ専用の粉末緑茶です。一袋あれば200~300杯の緑茶ハイが作れます。

  • 商品名:粉末緑茶 酒割り専用のお茶(静岡 粉末茶) 100g入
  • 価格:950円(税込)
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緑茶ハイにおすすめの焼酎

『JINRO』はクセが少なく、どんなもので割っても美味しく飲めます。米と麦を主原料とした、万能カクテルベースといえる焼酎です。

  • 商品名:JINRO PET [ 焼酎 25度 4L ]
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宝酒造が提供する『宝焼酎』は、100年の伝統に培われた国産焼酎です。まろやかで口当たりが軽く、すっきりとした味わいで、緑茶ハイに向いています。

  • 商品名:宝焼酎 エコペット [ 焼酎 20度 千葉県 2700ml ]
  • 価格:2032円(税込)
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作り方

緑茶ハイの美味しい作り方と分量の目安を解説します。

比率の目安

緑茶ハイを作る際の焼酎と緑茶の比率は、焼酎のアルコール度数が20%の場合は焼酎:緑茶が『1:1』、25%の場合は『1:2』を目安に作れば、お茶の味がより引き立ちます。

焼酎の味を強く出したい場合は、好みに合わせて焼酎の比率を上げましょう。

流れとポイント

緑茶ハイの作り方は以下の流れになります。

  1. グラス・焼酎・緑茶はよく冷やしておく
  2. グラスに氷を入れる
  3. 計量カップで焼酎を量り、グラスに入れる
  4. マドラーで軽く混ぜる
  5. 計量カップで緑茶を量り、焼酎の入ったグラスに注ぐ
  6. マドラーを使い、軽く混ぜ合わせる

先に氷を入れ焼酎を注いだ後、緑茶を入れる前に軽く混ぜる際は、少し氷が溶けて水で薄まることを考慮して、焼酎を若干多めに注いでおくことがポイントです。最後にかき混ぜる際は、マドラーを軽く持ち上げるように混ぜれば、上下が混ざりやすくなります。

アレンジを楽しもう

緑茶ハイで使うお酒を焼酎以外のものに代えれば、いろいろな味の緑茶ハイが楽しめます。

ウォッカを使う

焼酎の代わりにウォッカを使えば、『ウォッカの緑茶割り』が味わえます。市販のチューハイやカクテルでよく使われているウォッカは、雑味やクセがなく飲みやすいことが特徴です。

ウォッカはアルコール度数が40%と高いため、ウォッカ:緑茶を『1:3』になるように割ればよいでしょう。緑茶の割合が多くなり、緑茶ハイでお茶の渋味や苦味をより味わいたい場合におすすめです。

好みで氷やハチミツを適量入れれば、さらに飲みやすい緑茶割りに仕上げられます。

ハイボールを使う

ウイスキーに炭酸水を加えたハイボールと緑茶を合わせれば、爽快なのど越しが得られる『緑茶ハイボール』で楽しめます。

ハイボールはアルコール度数が商品によって異なりますが、一般的に5~10%程度で、焼酎に比べると低めです。ハイボール:緑茶を『1:1』になるように割れば、さらに度数がおさえられるため、アルコールが苦手な人でも飲みやすくなります。

ハイボールと緑茶に加え、炭酸水を混ぜ合わせれば、より度数が低くのど越しがアップした緑茶ハイを味わえます。ハイボールや緑茶の割合を好みで調整し、美味しく飲める分量を見つけましょう。

梅酒を使う

緑茶ハイの焼酎を梅酒に代えることで、梅酒の甘さがおさえられ爽やかな飲み口が特徴的な緑茶ハイが作れます。梅の果実感とお茶の渋味が合わさった独特の味わいが楽しめるカクテルです。

梅酒を使う場合は、梅酒:緑茶を『1:1』の割合で混ぜれば、美味しい緑茶割りの梅酒が作れます。一般的な梅酒のアルコール度数は8~15%程度なので、『1:1』の割合で割ることで市販のチューハイ程度の度数まで落とすことが可能です。

また、緑茶を温めてホット梅酒の緑茶割りも作れます。この場合も、梅酒:緑茶を『1:1』の割合で混ぜれば、ホットでも美味しく楽しめます。甘みが控えめになりさっぱりとした飲み口が得られ、冬場に体を温めることもできる緑茶ハイです。

好みの緑茶ハイを作ろう

緑茶ハイは、焼酎などのお酒を緑茶で割った飲み物です。緑茶の香りや渋味・苦味を、アルコールと共に美味しく味わえます。

緑茶で割るアルコールは、焼酎だけでなくウォッカ・ハイボール・梅酒なども使えます。どんなものにも合う緑茶でいろいろなお酒を割り、自分好みの緑茶ハイで楽しみましょう。

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