モッツァレラチーズはまさに万能食材。そのまま食べても、ちょい足しでも、料理の主役にもなってくれる優れものです。この記事ではとっても食べやすい万能チーズのモッツァレラの魅力とおすすめの活用方法をご紹介していきます。
モッツァレラチーズってどんなチーズ?
白くて見た目が少し可愛らしいモッツァレラチーズですが、どのようなチーズなのでしょうか。モッツァレラチーズの特徴を見ていきましょう。
水牛乳が原料の人気チーズ
モッツァレラチーズはイタリア生まれのフレッシュチーズです。味や香りにクセがないため、どんな食材とも相性がいいのが特徴です。
モッツァレラチーズの原料は、普通の牛乳ではなく『水牛』の乳を使うのが本来の作り方。もっとも、濃厚な水牛乳は供給面での問題もあるため、最近市販されているモッツァレラチーズでは牛乳を使っているものの方が多い傾向にあります。
ちなみにモッツァレラという名称は、イタリア語で「ちぎる」を意味する『モッツァーレ』という単語に由来しています。モッツァレラは引きちぎって成型することからこのような名前になったといわれています。
どのくらいもつ?保存方法やカロリーは?
モッツァレラチーズはフレッシュチーズなので、マスカルポーネチーズなどと同じく賞味期限は短めです。未開封のものでも長くて1カ月程度でしょう。またモッツァレラチーズは水に入っているイメージをもつ人も多いでしょう。賞味期限が過ぎてくると水にチーズが溶けてきてしまい、小さくなってしまうため注意が必要です。
未開封であれば少し過ぎても大丈夫な場合が多いですが、カビがはえていないか、変色していないか、変なにおいがしないかなどをチェックしましょう。開封した場合は長くとも3日以内に食べきるようにしましょう。
モッツァレラチーズの気になるカロリーですが、100gあたり約250カロリーです。チーズというとカロリーが高いイメージがありますが、フレッシュチーズであるモッツァレラチーズは水分を多く含むため、チェダーチーズなどと比べると低めでヘルシーといえるでしょう。
モッツァレラチーズの定番メニュー
モッツァレラチーズの特徴は、なんといってもどんな食材にも合う万能さ。今日のおかずにもなる定番メニューを見ていきましょう。
トマトと一緒にカプレーゼ
モッツァレラチーズを使った料理といえば『カプレーゼ』を思い浮かべるのではないでしょうか。イタリアンの前菜の定番ともいえる一皿です。
スライスしたトマトとモッツァレラチーズを交互に並べ、上にバジルをのせたら、塩や黒こしょう、オリーブオイルをかければあっというまにおしゃれサラダの完成です。色も鮮やかで、おしゃれに食卓を彩ってくれるカプレーゼはお手軽イタリアンに欠かせません。モッツァレラとトマトに加えてアボカドを乗せるアレンジもおすすめです。
マルゲリータには欠かせない
イタリアを代表するナポリピザの一つ『マルゲリータ』。そんなマルゲリータの上にのっているチーズもモッツァレラチーズです。自宅でも出来合いのピザの上にモッツァレラチーズをのせてオーブンで加熱すれば、あっという間に濃厚チーズマルゲリータの出来上がり。ぜひちょい足しでいつものピザをとろとろチーズピザにしてしまいましょう。
ちょっぴり変わったモッツァレラレシピ
定番のモッツァレラレシピもいいですが、モッツァレラチーズには可能性がたくさんあるのです。ちょっとアレンジしたモッツァレラチーズが食べたいときに試してほしいレシピをご紹介します。
モッツァレラチーズはパスタにも
モッツァレラチーズというと、ピザのイメージが強いですが、パスタにも相性がいいのです。一番ぴったりなのはやはりトマトソース。トマトソースと一緒にまぜればほどよくチーズがとろけて絶品です。
市販のレトルトソースなどをフライパンに開け、お好みでモッツァレラチーズを加えて加熱し、そこに茹でたパスタをあえるだけであっという間に本格的なトマトチーズスパゲティが完成します。ぜひ試してみてください。
おつまみにモッツァレラの包み焼き
自宅に、作り切れず余ってしまった春巻きの皮や餃子の皮はありませんか?そんなときはモッツァレラチーズを棒状に切って包み、フライパンやオーブンで焼いておつまみスティックにしてみましょう。
そのまま食べてもいいですが、お好みでトマトソースやバジルソースをつけて食べるのもおすすめです。モッツァレラチーズはクセのないシンプルな味なので、どんなお酒のおつまみにも合います。
モッツァレラチーズは魅力的
モッツァレラチーズは万能でどんな料理にもぴったりです。そのまま食べれば弾力のある食感、加熱すればモッツァレラだけのとろとろ感が楽しめるので飽きのこないチーズです。カロリーが気になるけどチーズが食べたいときもぜひ試してみてください。