ダーツのセッティングを自分好みに。バランスの良いパーツの選び方

2018.09.22

ダーツにおいて、パーツのセッティングはとても重要です。しかし、セッティングをしたことがない人はどうやってパーツを選ぶべきか悩んでしまうでしょう。自分のプレイスタイルから正しいパーツを選ぶための最適なセッティングの仕方を紹介します。

ダーツはセッティングのバランスが大事

ダーツにハマっている人や、これからプロを目指したい人、たまに遊ぶダーツでカッコイイところを見せたい人など、それぞれダーツに対する想いは違うでしょう。

ダーツで遊んでいるとセッティングにこだわってみたいと感じ始める人も多いのではないでしょうか?まずはダーツの構成やセッティングのバランスなどを知っておきましょう。

構成は4つのパーツから

基本的にダーツは4つのパーツから構成されています。ダーツの先端部分である『チップ』、指で握る部分の『バレル』、ダーツ後部にある『シャフト』、ダーツの最後部にある『フライト』から成り立っています。

セッティングでは主に『バレル』『シャフト』『フライト』の3か所を変えることにより、直線的に投げたり、放物線を描くように投げたりできます。組み合わせはさまざまなのでいろんな組み合わせを試してみましょう。

まずは理想のプレイスタイルを決めよう

ダーツのセッティングをする前に『自分のプレイスタイルを決めておく』必要があります。先にダーツをセッティングしてしまうと、自分のプレイスタイルに合わない場合も出てきます。

プレイスタイルは大きく分けて2つあり、『直線的に投げる』『放物線を描くように投げる』があります。

直線的に投げ方は難易度が高いので、まずは放物線を描く飛び方を練習すると良いでしょう。もちろん最初から直線派で挑んでも構いません。自分に合ったプレイスタイルで楽しんでください。

一番の消耗品、チップの選び方は主に3つ

まず、ダーツの先端部分である『チップ』から見ていきましょう。4つのパーツの中でも一番消耗が激しい部分なので、いろいろと試して自分に合ったチップを探すのがポイントです。

チップにはプラスチック製、金属製などがあります。ソフトダーツとハードダーツで使い分けると良いでしょう。基本的にチップの調整は消耗による交換くらいしかありません。

しかし、規格や長さ、形状などがそれぞれ異なるので、おろそかにできない部分でもあります。

これを知らないと選べない。規格の種類

チップには規格の種類があります。チップの規格を見ておかないとバレルと合わない場合があります。チップとバレルの規格が合うかどうかは必ず確認してください。

チップの規格には『2BA』『4BA』『No.5』『1/4』があります。『2BA』は一般的な規格です。チップ自体にねじ山があり、バレルに差し込む構造です。『4BA』はその逆で、ねじ山のあるバレルを差し込む形となっています。

『No.5』は、チップ側のネジ山が2BAよりも細い2.4mmとなっています。スリム設計で弾き効果を軽減してくれます。『1/4』は、ハウスダーツ用規格です。

また『コンバーションポイント』というソフトダーツからハードダーツに変換する規格もあります。

ボードへの刺さりやすさが変化する長さ

チップで見ておきたいポイントとして『長さ』も重要です。チップの長さでメリット・デメリットが大きく変わってきます。一般的には通常の長さのチップが使われます。可も不可もなく使いやすいです。

ロングの場合、ボードに刺さりやすくグルーピング(※)にも有利です。しかし、長さがあるので折れやすく、刺さった時に垂れ下がるデメリットもあります。

ショートの場合、短いので折れにくく丈夫です。刺さった時にも垂れ下がる心配もないでしょう。しかし、グルーピングには不利になってしまいます。

最初は通常の長さでプレイして、慣れてきたところで長さを変えてみると良いでしょう。

(※グルーピングとは、3本の矢が近くに刺さること)

特徴の分かれるチップの形状

チップの形状は基本的に『ストレート型』が使用されます。しかし、特殊な形状にもさまざまな働きがあるので試してみるといいでしょう。ストレート型に『リップポイント』が一般的です。

他にもストレート型では、先端が鋭くなっている『コンドルチップ』は弾かれにくい構造できつく絞まるようになっています。『マスターチップα』も弾かれにくく耐久性のあるチップです。

特殊形状にはたくさんの種類があります。指が引っ掛かりやすくなっているチップや、指離れがいいチップ、刺さった時に揺れが少ないチップなどさまざまです。

全体の重心の決め手になるバレル

ダーツのパーツの中でも特に選ぶのが難しいのがバレル部分です。手に馴染んだり、重さなど全体的な重心の決め手となるのでとても重要です。

他にも素材や長さ、バレルにある刻みなど、見ておかなければならない項目がたくさんあります。種類が豊富なので、自分に合ったバレルを見つけるのはかなり苦労するでしょう。

しかし『バレルでダーツのレベルが上達する』とも言われているので、しっかりと見極めて選んでください。

初心者におすすめなのはブラスバレル

まずは、初心者におすすめの『ブラスバレル』を試してみてください。

ブラスバレルは、黄銅(おうどう)という素材で作られています。軽い金属なので、バレルの重さを出すために太く作られている傾向にあります。

グルービングには不向きですが、ある程度の太さがあるので握りやすいというのが特徴で、初心者には使いやすいバレルと言えます。値段もお手頃価格です。

憧れのプロのバレルを参考にする

バレルには本当にたくさんの種類があります。1つ1つ試していては時間もお金もすごくかかってしまうでしょう。そこでプロが使用しているバレルを参考にすると良いでしょう。

日本人プロ選手や外国人プロ選手のデータには、ダーツの各パーツにこれを使っていると紹介しているサイトもあります。上手い選手のバレルや、それに合ったチップなども知ることができます。

長さで安定感に違いが出るシャフト

3つ目は『シャフト』です。バレルとフライトの間にあるパーツです。シャフトの長さでダーツの安定感が違うので、ダーツの飛び方に違和感がある方は、シャフトを交換してみると良いでしょう。

シャフトの長さには『ショート』『インビト』『ロング』の3種類があります。また、素材や形状もさまざまなものがあるので、自分に合ったシャフトを見つけましょう。

シャフトはフライトとの関係性が大きいので、シャフトの長さだけでなくフライトとの組み合わせも合わせて見ておきたいところです。

スピード重視の短いシャフト、ショート

短いシャフトは『ショート』と呼ばれており、直線的な軌道になる特徴があります。野球で例えるならストレートです。安定性は低いですが、ダーツにスピードがのります。

また、シャフト部分が短くなるので、後から投げるダーツに干渉しにくいのも特徴です。弾かれづくなりますし、グルーピングにも有効となります。

ショートシャフトの長さは12.8mm~21.5mmと幅広くあります。12.8mmや13.0mmの極端に短いシャフトは『エクストラショート』と言います。

初心者から上級者まで対応、インビト

初心者から上級者まで対応しているのが『インビト』と呼ばれる長さです。ショートとロングの中間の長さになります。初心者の方はまずはインビトから始めると良いでしょう。

インビトは最もユーザー数が多いシャフトです。ダーツの直進性や安定性のバランスが取れています。大体24mm~30mmがインビトの長さです。

安定性がダントツの長いシャフト、ロング

3つの長さの中でも安定性に優れているのが『ロング』です。ロングのシャフトはフライトの影響を受けやすいので、槍投げのように弧を描くような飛びになります。

ロングの長さは31.0mm~44.0mmと幅が広いのが特徴です。中でも42.5mmと44.0mmは『エキストラロング』と呼ばれており、初心者向けのシャフトとなっています。ロングシャフトはダーツを押すように投げる人におすすめです。

個性を出せるパーツ、フライト

最後のパーツは、ダーツ最後部の『フライト』です。羽根とも呼ばれています。ダーツの中でも一番個性が出るパーツなので、ここからセッティングする人も多いでしょう。

フライトを交換するだけでもダーツがカッコよく見えるのでドレスアップ目的で交換する人もいるはずです。形状、デザイン、色などこだわりたいところでもあります。

ダーツを空中で安定させるためのパーツ

フライトは飛び方やダーツの姿勢を安定させる役割があります。フライトが無いと変な回転がかかったり、ダーツが傾いたり、プロが投げても安定しないでしょう。

フライトは正面から風を受けることを想定して作られています。そのため、さまざまな形状や大きさがあるので、こまかく風量を調整できるでしょう。

調整するといってもかなりシビアにある人と、そうでない人がいますが、最初は『好み』で選ぶと良いでしょう。「このフライトは良い感じに飛んでくれるぞ!」くらいから始めてください。

慣れてくればシャフトやバレルの相性など考えて、交換できるようになります。そこまで出来るとなかなかのセッティングマニアです。

成型フライトは種類が豊富

フライトは大きく分けて『成型フライト』『折りたたみフライト』『シャフト一体型フライト』の3種類があります。中でも成型フライトは種類が豊富なのでおすすめです。

成型フライトはプラスチックなど、少し硬めの素材を使ったフライトです。従来の紙フライトでは投げた途端にフライトが畳まれてしまうという問題がありました。

その問題を解決したのが成型フライトとなっています。しっかりと90°で開いているので、メインで使われているフライトと言えます。そのため販売されている種類も豊富です。

スタイルに合う面積、形状を選択する

フライトの形状や面積ではプレイスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。フライトの形状は放物線を描くような飛び方をする『スタンダード型』、少し直線的に飛ぶ『シェイプ型』があります。

他にも、空気抵抗があり浮力のある『ロケット型』、軽い力で直線的に飛ぶ『ティアドロップ型』などがあります。まだまだたくさんの形状があるので、いろんなものを試してみてください。

最初は自分のプレイスタイルに合わせてスタンダード型とシェイプ型から試してみると良いでしょう。

しっかり考察して理想のセッティングを

ダーツのセッティングの奥深さが理解できたのではないでしょうか。自分でセッティングするのは初心者にはなかなか難しいです。まずはプレイスタイルが直線的か放物線のどちらかを見極めてください。

そこから4つのパーツを組み立てていきましょう。おのずと自分に合った組み合わせが見つかるでしょう。

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