玉露のカフェインはコーヒーより多い!?意外と知らない玉露のこと

2019.07.16

日本茶には様々な種類があります。そんな日本茶の中でもこの記事で注目したのは、玉露。玉露の栽培方法や美味しい飲み方についてまとめました。興味のある方は、ぜひご覧ください。

玉露とは

玉露は、製造法上の分類としては煎茶の一種であるとされていますが、栽培方法に特徴があり、緑茶の一種ともされています。

玉露の栽培方法

では、玉露はどのようにして栽培されるのか。玉露は、一定期間日光を当てずに栽培されます。日光を当てず光合成を行わせないことによって、渋み成分であるカテキンの増加を抑えることができ、これによって、玉露ならではの、甘みとコクを生み出しているのです。

玉露と煎茶の違い

玉露と煎茶の大きな違いは栽培方法です。玉露は上記でも説明したように一定期間日光を当てませんが、煎茶は、新芽が出てから摘み取るまでずっと日光に当てて栽培します。

玉露に含まれるカフェインの量

玉露はお茶ですが、実はカフェインも含んでいます。それも玉露に含まれるカフェインは、カフェイン含有量が多い飲み物として広く知られているコーヒーよりも高いのです。ちょっと意外じゃありませんか?

玉露のカフェイン量は、100mlあたり160mgくらいといわれています。カフェイン量が多いことで知られるコーヒーでは100mlあたり40~50mgくらいと言われていますので、かなりのカフェイン量が含まれていることが分かります。

これは、玉露が若い新芽を多く使っていることに由来します。緑茶に含まれるカフェインは新芽のときほど含有量が多く、成長にしたがって減少していきます。しかし玉露は、カフェインの多い新芽の状態の茶葉を使用するため、カフェインが多くなるというわけです。

カフェインが気になる人は、飲む量に気を付けた方がいいかもしれません。

玉露の美味しい入れ方

ではここで、玉露を美味しく飲む入れ方について説明します。正しい方法でいれれば、これまでとは違った玉露の味わいを楽しむことができますので、ぜひ、チェックしておいてください。

  1. まずは、茶葉を入れていない急須にお湯を注ぎ湯冷ましさせます。
  2. 次に、急須から湯のみへお湯を注ぎます。これは、さらに湯冷ましをさせるために行う作業です。
  3. お湯がなくなった急須に玉露の茶葉を入れます。使うお茶の商品によって異なりますが、急須に入れる茶葉量の目安は、大さじ1杯で2人分です。分からないときは、商品のパッケージを見て確認しましょう。
  4. 湯呑に入っている湯冷ましされたお湯を急須へ移し入れます。
  5. 蓋をして2分~2分半ほど蒸らし、玉露の旨みを抽出します。
  6. 時間が経ったら湯呑に注いで飲みます。

玉露を美味しく飲むポイント

玉露の美味しい飲み方を上記で紹介しましたが、美味しく飲むポイントここで紹介します。

温度

まずは温度です。玉露を飲む場合の最初の温度、つまり茶葉を入れる前の急須を湯冷ましする温度は60度ほどが最適。何故なら、飲むまでの時間が意外とかかってしまうため、冷めてしまわないようにこのくらいの温度が最適とされているからです。因みに上質な玉露では40度で入れる場合もあるそうです。

蒸らし時間

続いては蒸らし時間です。蒸らす時間は、茶葉の旨みを最大限に引き出すためにとても大切な時間。この蒸らし時間を怠れば、玉露の旨みを最高潮に味わいことはできません。

数人で飲む場合

続いては、数人で飲む場合です。この場合は、出来上がったお茶を均等に注いでいき、最後の一滴まで廻し注ぎます。これは、最後の一滴まで茶葉の美味しさを楽しむということと共に、お茶を飲むマナーでもあります。

玉露に使われる定番品種

玉露には実に様々な品種が使われています。どのような品種があるのかここで紹介します。

あさひ

最初に紹介するのは「あさひ」という品種です。あさひは、濃茶に適した品種の一つ。収穫量が非常に少ないため希少価値が高く、手に入れることが難しいともされています。また、クオリティーシーズンを逃すと品質が著しく下がるという特徴もあります。

こまかげ

続いて紹介するのは「こまかげ」という品種です。こまかげは、濃厚な味わいと優れた香りが特徴。煎茶にも適した品種とされており、高値で取引されています。

さみどり

続いて紹介するのは「さみどり」という品種です。さみどりは、優れた旨みと香りが楽しめる優良品種の一つ。収穫量が多いため、比較的手に入れやすい品種でもあります。

茶葉の品種にこだわってお気に入りの玉露を見つけてみよう

玉露について紹介しました。玉露と一言で言っても茶葉の品種によっては、味も香りも全く異なります。ぜひ、茶葉の品種に注目して、お気に入りの玉露を見つけてみてください。

 

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