ニュースでよく見る『映画の試写会』に行きたい。どうすれば行ける?

2019.07.16

無料で映画を観られたら、普段観ないジャンルにも気軽に挑戦できるため観賞の幅を広げられます。『試写会』という上映スタイルはご存知でしょうか?応募方法やメリット・デメリットを紹介します。試写会を気軽に活用して、趣味の世界を楽しみましょう。

試写会に行ってみよう

テレビのニュースやCMでおなじみの試写会に応募して運よく当選したら、しっかり準備をして試写会へ向かいましょう。試写会の目的や種類を知っておくと、これから行く場がどんなところなのか事前に把握できます。

試写会に行く前に確認しておきたいポイントを押さえておけば、より楽しく試写会に参加できるはずです。

試写会とは?何のために開かれるのか?

試写会とは『宣伝のために開かれる無料のプレ上映会』のようなものです。マスコミ関係者やスタッフだけではなく一般の人も招待し、SNSや口コミなどによる『拡散』を狙っています。

かつては宣伝といっても口コミで広まる程度でしたが、SNSの拡散力の引き起こす効果が絶大となった現代は、試写会の開催がほとんど恒例化されています。

応募に当選さえすれば、学生から年配の人まで誰であっても無料で映画を観られる機会が得られるでしょう。

試写会にも種類がある

試写会は主に3種類に分けられます。『一般試写会』と『プレミア試写会』『マスコミ試写会』です。このうち、一般人が参加できる試写会は前者二つが該当します。

一般試写会はその名の通り『一般の人を無料招待』して開かれる企画です。平日に行われることが大半で、多数の人に『宣伝してもらう』目的で開催されています。

映画に関するゲストを招待して『トークライブ』が行われること多いでしょう。

プレミア試写会は、マスコミが入りつつ『監督や役者が登壇する』試写会です。ニュースやワイドショーで見たことのある人も多いかもしれません。

こちらは『無料・有料どちらの場合もある』ため、応募の際には注意しましょう。

よりリアルな話が聞ける可能性も

ほかにも、試写会にトークショー+質疑応答+懇親会がついた『ティーチイン』形式の試写会が行われることもあります。

質疑応答では、一般の観覧者とマスコミ、どちらからでも質問可能です。出演者や制作者が、その場で答えてくれるため、場合によっては撮影時の裏話などが聞けるかもしれません。

試写会の魅力

ここからは、試写会の魅力がどんなところにあるのかを解説してきます。試写会に興味がなかった人も、魅力を知れば一度は行ってみたくなるでしょう。

公開前の作品をいち早く観られる

試写会は『映画公開前』に開かれるイベントです。そのため、公開前の映画をいち早く観られます。

世間よりもひと足先に話題作が観られるため『優越感』を感じられるのはもちろん、運がよければ『芸能人に会える』可能性もあるでしょう。

無料で観られる

試写会に行くメリットのひとつとして、やはり『無料』で映画を観られることがあげられます。

1800円かかる映画館での鑑賞料が無料となり、映画をたくさん観に行く人にとっては嬉しい節約です。

普段は映画館で映画を観るか悩んだときに、高くて行き辛かった人も「無料で観られるなら足を運んでみよう」という気持ちになるかもしれません。

鑑賞の幅が広がる

「予告では気になったものの映画館まで観に行くかどうかは迷う」という作品もあるでしょう。

結果として、劇場でお金を払って観る映画は、アクションだけ・SFだけ・恋愛ものだけなど『好みのジャンル』に偏りがちな人も多いものです。

試写会なら、無料で観られるため『さまざまなジャンル』の映画に挑戦できます。

新たなジャンルの開拓ができたり、これまで観なかったような趣向の作品もお金を払って観に行くようになったりと、鑑賞の幅が自然に広がっていき好循環です。

試写会のデメリット

メリットの多い試写会ですが、残念ながらデメリットもあります。ここからは、試写会のデメリットとは何かについて解説していきます。応募前に、メリットと合わせて確認しておきましょう。

平日の夜開催が多い

試写会は、平日夕方から夜にかけて開催されることがほとんどです。18:30の受付の後、19:00ごろから上映開始というスケジュールが定番になっています。

そのため、18:00に会場にいられない会社員の人はどうしても応募しにくいのが難点です。

会場によっては音響がよくない

試写会は普通の映画とは異なり、映画館で上映されることはまれです。

基本的にはショーやコンサートを行うことを目的とした『ホール』で映画が上映されます。通常の映画館よりは狭く、画面も小さい可能性が高いでしょう。

音響設備が十分でないところも多く、映画館で観るよりも『臨場感』がやや劣ります。音響や画質にこだわりがあったり、雑音が気になってしまったりする人は試写会には向いていないかもしれません。

席の指定ができない

席が選べないことも、試写会のデメリットです。普通の映画であれば、チケット購入時に自分の好きな席を選べます。

試写会は、どちらかと言えばライブや観劇に近く『指定席』の場合もあるでしょう。

自由席であっても、会場はほぼ満員になることが想定できます。自分の鑑賞したい席で観るためには『かなり早い時間』から並んでおくこと必要です。

時間ギリギリについてしまうと、座れても『見えにくい席』さらに悪いと『立ち見』になってしまうことすらあります。

試写会への申し込み方法

試写会は主にはがきかインターネット上で募集しています。試写会のメリット・デメリットがわかったところで、試写会への申し込み方法がどんな方法があるかを知っておきましょう。

WEBサイトから応募する

試写会には、WEBサイトから応募できます。視野会に応募したい映画があれば、インターネットで検索してみましょう。

応募期間の定めはありますが、気軽に応募できます。目当てのものがあればいくつかまとめて応募してもOKです。

検索するのが大変な人は『試写会CLUB』という試写会専用の情報サイトや、『ぴあ映画生活』といった映画の試写会を募集しているサイトを活用しましょう。

自分が観に行きたい映画の試写会を『ピンポイントで探せる』ため、とても便利です。

はがきで応募する

はがきを使って郵送で試写会に応募する方法もあります。

映画の試写会は応募期間が短いのが一般的です。はがき応募の際は郵送期間を考え、早めの応募を心がけましょう。

住所の間違いや宛名違いなどがあると届かないため、投函前に1度チェックしておくのも大切です。

なかには「情に訴えるコメントを入れたほうが当たる」という話もあります。どうしても観に行きたい映画であれば試す価値はあるかもしれません。

試写会にまつわる疑問あれこれ

ここからは、試写会にまつわる疑問にお答えしていきましょう。

撮影や飲食・途中入場・いけなくなってしまったらどうしたらよいかなど、試写会応募前に気になるだろうポイントについて解説します。応募に迷っている人は要チェックです。

試写会にふさわしい服装は?

いざ試写会に当選すると、どんな服装で行けばよいのか迷う人もいるのではないでしょうか。

基本的にはどんな服装で行ってもOKです。会社帰りであればスーツ、休日であればTシャツ&ジーンズでも問題ありません。

しかし、なかには服装が指定されている試写会もあります。映画の登場人物にちなんだ服装や髪形などが応募条件にあげられているケースもあるようです。

撮影や飲食はできるのか?

飲食の可・不可は『会場や主催者側の判断』でります。試写会が映画館やミニシアターなどで開催なら、飲食が許可されるケースがほとんどです。

音が出るものや臭いがきついもの、アルコールは禁止となっている場合も多いため、ルールに従いましょう。多目的ホールなどで開催される場合『飲み物のみ可』のこともあります。

試写会では『許可の下りている関係者』のみ写真撮影をしていることはありますが、一般人は試写会であっても映画の撮影は禁止です。本編の撮影は『著作権法』に抵触するため、気をつけましょう。

まれに、主催者やゲストの意向で『ゲストやトークライブのみ写真撮影可』の試写会もあります。

途中入場はできるのか?

普通の映画であれば、途中入場は問題なくできます。開始10分後でも30分後でも、最後の5分でも大丈夫です。

一方で、試写会は『映画本編をすべて鑑賞して宣伝する』のが目的のため、途中入場は認められていません。

必ず上映会場に『開始時間から行けること』が最低条件になります。仕事で遅れた・交通機関が止まっていたなど、正当な理由があっても遅れて会場に入ることは一切できません。

行けなくなってしまったら?

急遽試写会に行けなくなったとしても『転売』はもちろん『譲渡』も禁止です。通常の試写会ではなく『完成披露試写会』の場合、特に厳しい本人確認が行われる傾向があります。

『顔写真付きの身分証明書は1点・顔写真なしであれば2点の提示が必要』という条件や、入場時に当選者の名簿と『公的身分証』による本人確認の照会を行った実例もあります。

「本人以外が行っても大丈夫」「めったに本人確認は行わない」という口コミもありますが、それが試写会運営側に発覚しない保証はどこにもありません。

オークションやフリマアプリで試写会チケットを入手しての参加や、行けなくなったからといって転売・譲渡する行為はやめましょう。

試写会を活用してもっと映画を楽しもう

試写会に応募するにあたり、はじめは何かと不安なことも多いでしょう。試写会には試写会ならではの楽しみ方やメリットもたくさんあります。

無料で映画を観られることや芸能人に会えるというメリットだけでなく、今まで知らなかった世界に触れられたり、それによって『人生を変える1本』に出会えたりする可能性もあるかもしれません

気軽に映画を観に行く感覚で、試写会を楽しみましょう。映画好きなら積極的に応募してみてください。映画に親しみのない人も試しに試写会に行って、無料でたくさんの作品に触れてはいかがでしょうか。

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