観葉植物にコバエが湧いてしまったら。コバエ対策を知っておこう

2019.07.15

観葉植物にコバエが湧いたら、対策のためにも発生源を見つける必要があります。虫が湧く理由と対策を覚えれば、観葉植物との暮らしをより気持ちよく楽しめるでしょう。コバエ以外にも、覚えておきたい虫と対策にも触れるので参考にしてみてください。

虫が湧く理由を知ろう

観葉植物の周りに虫が発生するには、必ず原因があります。放置しておくと繁殖して数が増えすぎてしまい、日常生活にも悪影響を与えてしまうでしょう。観葉植物に湧くコバエの種類と原因、気をつけたい他の虫について紹介します。

発生するコバエの種類

コバエとは、数ミリの小さなハエの総称で、実際は『260種類以上』に及びます。それぞれ発生場所や好物が違うことから、対処には、まずコバエの種類を知ることが重要です。観葉植物に発生しやすいコバエは以下の2種類です。

  • キノコバエ:1〜2mmの黒っぽいハエ。観葉植物に発生するのはクロバネキノコバエが多く、肥料や土、真菌類、植物の養分を餌にする。繁殖力が強く、早めの駆除が必要
  • チョウバエ:4〜5mmのキノコバエに似たハエ。石鹸カスや皮脂、ヘドロや汚物などが餌。湿り気のある場所を好み、湿度のあるところなら家のどこでも発生する

観葉植物の周りや、家の中でコバエを該当するコバエを見つけたら原因を突き止めて『早めに対処する』ことが大切です。

コバエが湧く理由

では、コバエが湧いてしまうのはなぜなのでしょうか。これは、観葉植物に使っている有機肥料の与えすぎや、溜まり水、高い湿度を保ちすぎていることが原因として考えられます。

どれだけ対策していても、外から侵入してきて室内で増えてしまうこともあるでしょう。網戸などに虫よけスプレーをしておくなど、侵入対策も重要なポイントです。

コバエが好む環境が、観葉植物などの周りでできあがっていないか、家の周囲にそのような環境がないか、原因を突き止めてみましょう。

コバエ以外の虫にも注意

コバエ以外にも、観葉植物の付近で増えたり、好んで集まってしまう虫がいます。代表的なものは以下の通りです。

  • 蟻:鉢植えの中に巣を作ってしまい徐々に繁殖する。アブラムシなどが多いと蟻も集まるため注意
  • ゴキブリ:室内の暖かい場所を好み、繁殖力も強い。食品や汚れた食器、生ごみなどを徹底的に排除して衛生管理する必要がある
  • トビムシ:鉢土の表面を飛び跳ねる小さな虫。有機肥料や湿った木材によって増える。土壌の分解を促進する益虫としても知られるが、大量発生すると対処が必要
  • ナメクジ:湿気を好み、夜になると活動して、観葉植物などに悪影響を与える

他にも、ハダニやカイガラムシなど、観葉植物の葉に害虫が増えることもあります。観葉植物の様子は定期的にチェックするようにしてください。

コバエが湧いたらどうする?対策を知ろう

コバエが湧いてしまった原因を突き止めたら、こまめに対策をして徐々に減らしていく必要があります。実践したい代表的な対処法を3つ紹介するので、気が付いたときにすぐに始めてみましょう。

土の表面を変える

管理している観葉植物の土の表面を見てみましょう。状態がコバエに最適な環境となっているケースでは『土の表面を変える』ことで対処できます。

キノコバエ類であれば、土の表面2〜3cmの深さに卵を産み付けます。そのため、土の表面を5cmほど『無機質の用土』に変えると、餌がなくなり、繁殖を抑えられるでしょう。

また、無機質の用土に変えても有機肥料を使っていると意味がないケースも見られます。有機肥料にこだわらず、化学肥料を活用すれば、より繁殖力を抑えられるので対策として有効です。

他にも、土の表面が2日ほど乾燥している状態にしてから水やりを行う、土の通気性をよくする、受け皿の水をこまめに捨てるなど、コバエが好まない環境作りを意識してみてください。

殺虫剤やスプレーを用いる

コバエやその他の虫が気になるということは、すでに目に余るほど発生していることが予想されます。そんなときに頼りになるのは、やはり殺虫剤やスプレーです。

土の表面に殺虫剤やスプレーを用いれば、虫の駆除と一緒に予防効果を高められます。発生している虫に対応した殺虫剤やスプレーであれば、簡単に駆除できるでしょう。いつでも行える駆除方法として、覚えておくと便利です。

また、動物を飼っている家庭では、殺虫剤など溶剤を含むものを使いたくないということも少なからずあります。そんなときには『天然成分で作られたタイプ』を選ぶといいでしょう。

鉢ごと水没させて卵を除去

それでも薬剤を使いたくない場合の選択肢として有効なのが、『鉢ごと水没』させて卵を除去する方法です。簡単にやり方を紹介しましょう。

鉢が収まるサイズのバケツに水を張り、観葉植物を鉢ごと沈めます。10〜15分程度沈めておけば、コバエの幼虫や卵が浮いてくるので網などで取り除きます。

虫の幼虫や卵を直に見てしまうこととなるため、苦手な人にはおすすめできませんが、薬剤を使わず確実にコバエ対策をしたいという人は実践してみましょう。

おすすめの殺虫剤を紹介

観葉植物を管理するときに用意しておくと便利な殺虫剤を、2つ紹介します。それぞれの使い勝手に注目しながら、ライフスタイルに合わせたものを用意しましょう。

ダントツ水溶剤

『ダントツ水溶剤』は、水で薄め、水やりのときに2〜3回土の表面全体に染み渡るように与えるタイプの殺虫剤です。

土の中の幼虫や卵の駆除に最適で、『薬品特有の臭い』がなく、室内でも使いやすいことから人気があります。即効性もあり手軽に使えるので、常備しておくと、いざというときに役立つでしょう。

  • 商品名:ダントツ水溶剤 125g
  • 価格:1480円(税込)
  • 楽天:商品ページ

業務用コバエジェット

『業務用コバエジェット』は、即効性と残効性を兼ね備えた、コバエ対策に1本は用意しておきたい便利なスプレーです。

コバエの発生源にスプレーすれば幼虫の段階で除去し、気になるコバエに使えばすぐに落としてくれる、すぐれものです。

排水口や配管などの狭い場所にも使えるノズルを搭載し、観葉植物に限らず発生源のどこでも使える点も、人気の理由と言えるでしょう。

  • 商品名:業務用コバエジェット 450ml
  • 価格:2484円(税込)
  • 楽天:商品ページ

発生を未然に防ぐ予防策や忌避剤

観葉植物をこれから楽しみたいという人は、コバエなどの虫の発生を未然に防ぐためにも、予防策や忌避剤を用意しておくと便利です。おすすめ製品も参考にしてみてください。

木酢酸を用いよう

『木酢液』は、木炭を作るときに出る水蒸気や煙を冷やして液体にし、有害物質をろ過したものです。

200〜500倍に希釈して1〜3日に1回ほど霧吹きしておくだけで、防虫効果が得られます。燻製のような臭いがするので、室内で使うときには散布のしすぎに注意してください。

土の種類を変える

キノコバエなどは、土の表面に卵を産み付けてしまいます。そこで、土の種類を最初からコバエが嫌う状態にしておけば、予防効果が得られるでしょう。無機質の用土やコバエに対応した土の種類をチェックしてみてください。

コバエバリア 200ml

忌避剤を使うことも検討しましょう。『コバエバリア』は、食品成分で作られたコバエ除けスプレーです。

台所でも安心して使えるよう殺虫成分は含んでいませんが、シナモンに含まれる成分がコバエを忌避させ、発酵アルコールがコバエの体表を包み込み、窒息死させる効果があります。

除菌消臭効果がプラスされているため、ゴミ箱や三角コーナーなど、日常的に気になる部分に使えるのもポイントです。

  • 商品名:コバエ忌避剤 コバエバリア 200ml
  • 価格:512円(税込)
  • 楽天:商品ページ

コバエ発生の原因を理解して対応しよう

コバエ発生の原因を理解して、ライフスタイルに合った対応をすれば、ほどなく虫の姿は消え、気持ちよくインテリアグリーンを楽しめるでしょう。発生した虫の除去だけでなく、原因から根絶してクリーンな環境を整えることが大切です。

観葉植物以外の場所が原因となるケースもあるので、気になる場所を見つけたら、先手を打って予防や対策をしてみてはいかがでしょうか。

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