意外と難しい絵画の飾り方。初心者でも簡単にできるコツを紹介

2019.07.13

絵画は、寝室やリビングなどに飾るだけで、部屋の雰囲気を変化させる素敵なインテリアです。しかし、作品の選び方や、飾り方がわからずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか?部屋を豊かにする絵画の選び方、飾り方について紹介します。

絵画はインテリアにぴったり

絵画は、古くから人々に愛されている『インテリアの一つ』です。絵画を1枚壁に飾るだけでも、部屋の雰囲気が変わります。

私たちの生活に必要不可欠なものではありませんが、毎日の生活にうるおいを与えて豊かにしてくれるものです。ここでは、インテリアとしての絵画の特徴と、飾る場所について紹介します。

絵画を飾るメリット

絵画を飾る『メリット』には色々なものが考えられますが、主なものとして下記のような点が挙げられます。

  • 格調高い雰囲気を演出できる
  • 来客時にも話題となり、会話が弾む
  • 自分だけのオリジナルな世界観を作り出せる

このほかにも、自分の好きな絵画を飾ることで、『リラックスした空間で過ごせる』点もメリットとして挙げられるでしょう。絵画をインテリアとして飾ることは、その空間に何か意味を持たせることに繋がります。

飾る場所を選ぼう

絵画は、飾る場所によっても『効果』が異なります。そのため、単に絵画を飾るのではなく、より作品の魅力を引き出せるような空間に飾ることも大切です。お気に入りの絵画は身近なところに飾り、いつでも眺められるといいですね。

また、同じ絵画でも、毎日同じように見えるとは限りません。作品に込められた作者のメッセージを繰り返し考えることで、違った魅力に気づくこともあります。

インテリアとして絵画を飾るなら

インテリアとして絵画を飾る場合、どこで購入すれば良いのでしょうか?絵画は、高価なものというイメージを持っている人が多いですが、絵画の『種類』によっても価格が大きく異なります。絵画の主な種類は、下記の3つです。

  • 原画
  • 版画
  • プリント(複製)

原画とは、世界に1つしかない作者が描いた作品のことです。希少価値から、絵画のなかでは最も高額で取引されています。

版画とは、木版画、銅版画、ジークレープリントなどの、一定の数だけ複製された作品のことです。作品にエディショナル・ナンバーが記載されています。

プリント(複製)は、エディショナル・ナンバーが記載されていないため、美術品としての価値は無く、絵画のなかでは最も低価格です。

ギャラリーや百貨店で購入

絵画を購入できる場所としては、ギャラリー、百貨店、通販サイトなどが挙げられます。

作品画像とサイズの記載があっても、実際の色味がイメージとは異なることもあるため、できるかぎりギャラリーや百貨店で確認してから購入すると良いでしょう。

手軽に楽しむならプリント

原画や版画は、価格が高く、また、保存状態によっては価値が下がってしまいます。もっと手軽に絵画を楽しみたい人は、『プリント』を購入してみましょう。

特に、有名な画家のプリント印刷は、高品質なものが多いです。展覧会などでも販売されているので、訪れたときには、ぜひチェックしておくと良いでしょう。

作品をどう選ぶか

絵画には、たくさんの作品があります。その多彩な作品の中から、自分の好みの絵画を選んで飾れば、『自分の個性やセンス』を表現できます。

しかし、せっかく購入しても、部屋に合わないなどの失敗をすることも少なくありません。作品を選ぶときには、いくつかの『ポイント』を押さえてから購入しましょう。ここでは、作品の選び方のポイントを紹介します。

部屋の雰囲気で考える

まずは、『自分の理想の部屋の雰囲気』をイメージしましょう。華やかな雰囲気にしたい部屋には、色彩豊かな作品や、ダイナミックな作品を選ぶのがおすすめです。

落ち着いた雰囲気にしたい部屋には、あまり色を多く使わずに描かれた物やモノクロの作品を選ぶと良いでしょう。

また、リビングなどの広い空間には、大きな画面の作品が映えます。すっきりとした版画や、重厚感のある油彩画などが人気です。もちろん、中サイズ程度の作品を複数組み合わせて飾っても素敵に見えます。

プライベートな寝室には、風景画や花などの心を落ち着かせる効果のある静物画や、趣味性の高い作品を飾るのもおすすめです。

色で合わせる

部屋の『インテリアや空間の色』に合わせた作品を選ぶことも大切です。絵画と部屋の色を合わせることで、調和がとれるため、空間が映えるのはもちろん、絵画自体の魅力もより引き出されます。

あらかじめ、部屋の色や家具の雰囲気、カーテンの柄や色など、部屋のテーマカラーが決まっている場合には、そのテーマカラーに合った作品を選びましょう。

また、室内の色が単色、または同系色の場合や、部屋にテーマカラーが無い場合には、アクセントカラーとして絵画を選ぶ方法もあります。

ただし、アクセントカラーとして選ぶ場合には、あまり大きい絵画ではなく、小~中程度の大きさの絵画を選ぶとバランスが良いでしょう。

北欧風ポスターも人気

インテリアを特徴付けるのは、和風、アメリカン、モダン、ヨーロピアンなどのいろいろなテイストです。中でも、アースカラーでまとめられた『北欧風インテリア』は、年代を問わず多くの家庭で取り入れられています。

北欧風インテリアに欠かせないアイテムの一つが『北欧風ポスター』です。北欧風ポスターの特徴は、植物や動物などをモチーフとしたものが多く、アースカラーとの相性も抜群と人気を集めています。

絵画の飾り方でもっとおしゃれに

壁に複数枚の絵画を飾ると、1枚の絵画を飾るときとは、一味違った雰囲気になります。それでは、壁に複数枚の絵画を飾るときには、どのように飾るとおしゃれに見えるのでしょうか?

絵画の飾り方には、いくつか種類があり、美しく見える法則があります。絵画のテイストごとにまとめて、同じ壁に飾る場合や、コレクションした作品を自由に飾る場合など、作品に合わせた飾り方を知っておくと便利です。

ここでは、複数枚の絵画を飾るときのパターンを紹介します。これらのパターンを押さえた上で、応用を利かせても良いでしょう。

整然と揃える

連作や、同じ大きさの絵画を並べて飾りたいときには、上下または、左右を揃えて整然と並べるとおしゃれに見えます。

それぞれの絵画が、均等な間隔になるよう配置して飾りましょう。ぴったりと揃えることで、上品な雰囲気を演出できます。

高さをずらして段を作る

連作などではなく、自分がコレクションしたさまざまなサイズの絵画を飾りたいときには、高さをずらして段を作って飾るのもおしゃれです。

高さをずらして飾るパターンには、段々に絵画を配置する『階段型』や、三角形に並べる『ヒエラルキー型』などがあります。

中心を揃える

同じアーティストの作品や、雰囲気が近い作品をまとめて飾りたい時には、絵画の中心を一本の軸でつながるようなイメージで揃えて配置しましょう。

ばらばらの大きさの絵画でも、中心を揃えて飾るだけで、全体的にまとまりが出て、大きな一つの作品のように見えます。

お気に入りの絵画に、まとまりが感じられない人は、ぜひ中心を揃えて配置しなおしてみましょう。

飾る場所の環境にも注意

絵画は、飾る場所の環境も選ばなくてはなりません。また、絵画の描画素材によっても、飾るのに適した環境や場所が異なります。主な描画素材で絵画を分類したものが、下記の4つです。

  • 油絵
  • 日本画
  • 版画
  • 水彩画

絵画は、鑑賞するためはもちろん、芸術としての資産価値が高いものもあります。また、環境が悪いと、せっかくの作品が傷んでしまったり、カビが出たり、劣化する可能性も高いです。

絵画を楽しむためには、飾る環境にも注意しましょう。ここでは、それぞれの絵画に適した環境と、注意点について解説します。

直射日光を避けよう

油絵、日本画、版画、水彩画といずれの種類の絵画であっても、直射日光が当たる場所は避けましょう。

直射日光などの強い紫外線は、作品を傷つけたり、変色や退色を引き起こす原因となります。窓際などに貼られて変色したポスターを見かけたことがある人も多いのではないでしょうか?

絵画も、ポスターと同じように、直射日光を浴び続けると、変色、退色してしまうので気をつけましょう。

湿気の高い場所は禁物

絵画は、湿度の影響をとても受けやすいため、浴室や洗面台などの『湿気の高い場所』に飾ってはいけません。

特に、額縁に入っていないキャンバスアートは、軽く手軽な反面、湿度の影響を受けやすいという特性があるので注意しましょう。

湿度が70%を超える空間は、作品にカビが生えるなど劣化を早める原因になります。絵画を飾る場所としては、室温17~25度、湿度44~55%が一般的に理想的な環境です。

美術館では、この理想的な環境を維持し、大切な絵画を保管して飾っています。自宅で、美術館のようにしっかりとした湿度や温度をキープするのは難しいと思われがちですが、実は、人が快適に過ごせる室温、湿度ととても似ているのです。

額装にはUVカットのガラスやアクリルを

絵画を飾るときに欠かせないアイテムに『額装』があります。額装とは、絵などを入れて飾るための額縁を使った表装のことです。額装には、基本的にアクリルやガラスといった表面カバーが付属しています。

アクリルは素材自体にUVをカットする性質があり、室内紫外線の9割程度をカットできます。ガラスよりも軽く、割れにくいため、大きい絵画の額装には最適です。

一方、UVカット効果のあるガラスを使用した額装は、傷が付きにくいため、長期間保存しながら絵画を安心して鑑賞できます。アクリルに比べると重量があるため、小~中程度の絵画の額装に向いているでしょう。

直射日光が当たらないからと言って、紫外線が絵画に当たらないわけではありません。大切な絵画だからこそ、しっかりとUVカットの額装に入れるようにしましょう。

ポイントを押さえて部屋に彩りをプラス

インテリアとしての絵画は、飾りたい部屋によって作品を選ぶことが大切です。自分の理想とする雰囲気や空間をイメージし、それに合ったお気に入りの絵画を選びましょう。

1枚壁に絵画を飾るだけでも、部屋に彩りをプラスできます。ポイントを押さえて自分だけの心地良い空間を作ってください。

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