紅茶だけじゃない!便利で手軽な『緑茶ティーバッグ』のすすめ

2019.07.11

緑茶は高い健康効果が期待できるといわれます。一方で準備や片づけが面倒に感じる人も少なくないでしょう。そんな時に便利なのが緑茶ティーバッグです。緑茶ティーバッグを使ってお茶を入れる方法や、暑い時期にぴったりな水出し緑茶の作り方を紹介します。

緑茶のティーバッグを使うメリットとは

ティーバッグは気軽にさまざまな飲み物を楽しむことができる便利なものです。ティーバッグの種類やメリット、緑茶のティーバッグを再利用する方法について解説します。

ティーバッグの種類

ティーバッグは形状と素材で分類することができます。主な形状は以下のとおりです。

  • 長方形:最も一般的ですが、抽出性はそれほど高くありません
  • ピラミッド型:茶葉が広がるため高い抽出性があります
  • 巾着型:ガーゼ製ティーバッグに使われますが抽出性は高くありません
  • 縦長:茶葉が上下に動くため高い抽出性があります

また、素材には以下のものがあります。

  • 紙:安価ですが抽出性が低く、紙の臭いが気になることもあります
  • 不織布:紙よりも抽出性が高いのですが、紙の臭いが気になることもあります
  • ガーゼ:抽出性が高く、臭い移りが少ない特徴があります
  • ソイロン:とうもろこしのデンプンから作った自然素材で、抽出性が高く臭いも気になりません
  • ナイロン:抽出性が高い一方でプラスチック臭がすることもあります

個包装で便利な点がメリット

ティーバッグにはさまざまなメリットがあります。

まずは個包装になっているため、常に新鮮な茶葉を楽しむことができる点です。茶葉は温度や湿度、光の影響によって少しずつ鮮度が落ちていきますが、個包装にすることでこれらの影響を受けないため、鮮度を保つことができます。

また、手軽にお茶を楽しむことができるのもメリットの一つです。茶葉からお茶を入れようとすると、急須や茶こしを用意したり、飲み終わった後の茶葉を処分したりと何かと面倒に感じることがあります。

ティーバッグは飲み終わったらそのまま捨てることができるため、面倒な片付けが必要ありません。

さらに、簡単においしいお茶を入れることができるのもメリットといえます。ティーバッグは一杯分の茶葉が小分けになっているため、茶葉の分量で迷うことがありません。

再利用での様々な使い道

使用済みのティーバッグにはさまざまな使い道があります。

最も一般的な再利用方法は掃除に使うことでしょう。ティーバッグでコンロやシンクなどをこすると、お茶の成分に含まれる洗浄効果によって汚れや油などを効率よく落とすことができます。

お茶には消臭・抗菌作用もあるので、生ゴミを捨てるゴミ箱や三角コーナーにティーバッグを置いておくと悪臭を防ぐことができるほか、ティーバッグを使って手洗いやうがいをすると風邪の予防にも効果的です。

さらにお茶の殺菌作用を利用して洗顔をすると、ニキビなどの肌トラブル防止にも役立ちます。入浴剤代わりにお風呂に入れてみるのも良いでしょう。

緑茶ティーバッグを使った入れ方

緑茶ティーバッグは手軽に緑茶を楽しむことができますが、ひと手間加えると一段と味がおいしくなります。緑茶に最適な水や温度、おいしい入れ方のポイントを紹介します。

水と緑茶

緑茶を入れるのに最適な水はミネラル分の少ない軟水です。日本の水道水はほとんどが軟水なので使用には問題ありません。煮沸してカルキ臭を抜いておくと良いでしょう。

ミネラルウォーターを使う場合には採水地が日本のものを使うことが適切です。外国のミネラルウォーターはミネラルを豊富に含む硬水が多く、このミネラルがお茶の成分と反応することで、お茶の味や香りが損なわれてしまいます。

温度と緑茶

緑茶を入れるには最適なお湯の温度が決まっています。お湯の温度によって抽出できるお茶の成分が異なるため、単に熱湯を注げば良いというものではありません。

緑茶の旨味成分であるアミノ酸(テアニンなど)は50~60℃、渋み成分であるカテキンは80℃で抽出されます。また、緑茶に含まれるカフェインは温度が高いほど抽出されるため、熱いお茶ほど苦味が強くなります。

一般的な煎茶であれば、70~80℃が最適でしょう。旨味と渋みのバランスが取れ、香りを楽しむことができます。

その他、玉露であれば低温で旨味をじっくりと引き出し、玄米茶やほうじ茶のような香りを楽しむお茶であれば熱湯で一気に香りを引き立たせるのがおすすめです。

おいしい入れ方

まず、マグカップを用意しティーバッグを入れます。次にお湯を注ぎますが、使用するお湯の温度は80℃がベストです。沸騰したお湯を別の容器に移すと温度が10℃下がると言われているので、うまく利用して温度を調整します。

また、お湯はティーバッグに直接かけず、静かに注ぎ入れます。

次に小皿などを使ってカップにフタをします。フタをすることで成分が抽出されやすくなるためです。20秒ほど経ったらフタを開けましょう。

紐のついたティーバッグであれば、上下に軽くゆすることで成分が出やすくなりますが、スプーンなどでティーバッグを絞るように押しつぶすと苦味や雑味が出るため注意が必要です。

ティーバッグは長時間お湯に浸けておくと、どんどん苦味成分が出てきてしまうので、好みの濃さになったら引き上げましょう。

水出しの特徴を知ろう

暑い時期には冷えた水出し緑茶がおいしく感じるものです。実は水出し緑茶はおいしいだけでなく、有効成分を効率よく抽出できるというメリットがあります。水出し緑茶の特徴とおいしい作り方を紹介します。

カテキンなど含有成分をより引き出せる

緑茶には以下の4種類のカテキンが含まれています。

  • エピガロカテキンガレート
  • エピガロカテキン
  • エピカテキンガレート
  • エピカテキン

お湯で入れた緑茶には炎症やアレルギー抑制効果のある『エピガロカテキンガレート』が多く含まれますが、水出し緑茶にはマクロファージを活性化させ、免疫力を高める働きがある『エピガロカテキン』が多く含まれます。

また、高温で抽出されるカフェイン等の苦味成分が抽出されにくく、低温で抽出されるテアニンなどの旨味成分が多くなるため、緑茶本来の旨味や甘みを感じることができます。

さらに、熱に弱いビタミンCも、水出しであれば効率よく摂取することが可能です。

水出しの仕方

水出し緑茶の作り方は以下のとおりです。

  1. 水出し茶用のポット、または冷水ポットを用意します
  2. ティーバッグをポットに入れます(水1リットルあたり茶葉15gが目安)
  3. 15℃以下の冷水を入れます
  4. ポットを軽く振り、茶葉全体が水に浸るようにします
  5. ポットを冷蔵庫に入れ2~6時間ほど冷やします

夜寝る前に作っておけば、翌朝には冷えた水出し緑茶を飲むことができます。衛生上の観点から、作った水出し緑茶は必ず冷蔵庫で保管し、その日のうちに飲み切るようにしましょう。

ティーバッグの賞味期限

お茶も食品ですから賞味期限が存在します。ティーバッグの賞味期限と上手な保管方法について解説します。

種類ごとの目安

お茶の賞味期限はメーカーによって異なります。例えば、同じティーバッグの緑茶でも賞味期限が5カ月ほどのメーカーもあれば、10カ月のメーカーもあるため、お茶の賞味期限が何カ月であるとは一概には言えません。

お茶は見た目が乾燥しているので日持ちするイメージがありますが、わずかながら水分を含んでおり、開封することで徐々に劣化していきます。

賞味期限に関わらず、開封したら早めに飲むことがお茶の味と香りを最大限に楽しむポイントです。

保存のポイント

開封前の茶葉であれば冷蔵庫や冷凍庫で保存することも可能です。ただし、常温に戻してから開封しないと結露が発生し、お茶が湿ってしまうことがあるため注意が必要です。

開封後は密封し、直射日光が当たらず湿度の低い場所に常温保管します。お茶は脱臭効果が高いので、開封後のお茶を冷蔵庫に入れると食品の匂いを吸着して風味を損なうため注意しましょう。

いずれにせよ、開封後は早めに飲みきってしまうことが重要です。

ティーバッグを活用しよう

茶葉の片付けなどが面倒な緑茶でも、ティーバッグを使えば気軽に楽しむことができます。緑茶にはさまざまな健康効果が期待できますから、ティーバッグを活用しておいしく緑茶を飲みましょう。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME