ワイン選びのポイント・赤ワイン編。ボディ別のおすすめも紹介

2019.07.11

肉料理や和食とも相性がよく、糖質が控え目で飲みやすいのが赤ワインです。自宅で気軽に赤ワインを飲んでみたいけれど、選び方を知らないという人は多くいます。赤ワイン選びのポイントをはじめ、ボディタイプ別のおすすめを紹介します。

美味しい赤ワインの選び方

「味の種類や専門用語は分からない」というワイン初心者でも、簡単に美味しい赤ワインを選ぶポイントは『ボディ・品種・産地・ヴィンテージ(生産年)』の四つです。

赤ワイン選びの際にまずは押さえておきたい基本ポイントについて詳しく解説します。

味わいをあらわすボディ

味わいを甘口・辛口で示す白ワインとは異なり、赤ワインは『ボディ』という専門用語を用いて味の種類を区別しています。

赤ワインの味は『ライトボディ・ミディアムボディ・フルボディ』の3種類に区分され、味・熟成度合い・アルコール度数・相性の良い料理などを基準に判別されています。

ぶどうの品種

熟成期間や産地などが重要となるワインの味ですが、中でも最も味に影響を与えると言われるのは、赤ワインに使用する『ぶどうの品種』です。

たとえば、赤ワインの王様と呼ばれるぶどうの品種『カベルネ・ソーヴィニヨン』は、酸味と渋みがしっかり味わえる重厚な味わいが人気のワインです。

また、日本生まれのぶどうの品種『マスカット・ベーリー A』は、キャンディのような甘い香りのフルーティーな味わいで、女性やワイン初心者に飲みやすい品種として知られています。

渋みや酸味、味わいの重さなどが大きく異なるぶどうの品種を比較することで、より自分の好きな味の赤ワインを見つけやすくなります。

ワインの産地から選ぶ

赤ワインの味を決めるポイントは、ぶどうが育ってきた『産地』も深く関係しています。たとえば同じぶどうの品種を使用していても、産地ごとの土壌や気候が違えば味が大きく異なるのです。

赤ワインの産地として有名なフランスのボルドー地方やブルゴーニュ地方は、涼しい気候のためキリリとした味わいの赤ワインが作られています。

スペイン産の赤ワインは、フランスよりも温暖な気候で栽培されるため、果実味や甘味を重視した軽快な味わいになります。

ほかにもイタリア産ワインをはじめ、ヨーロッパ以外でもオーストラリアやチリなど、温暖な気候の産地の赤ワインも有名です。

このように産地ごとの味わいの特徴を知ることは、ぶどうの品種とともに選び方の大まかな基準として役立ちます。

ヴィンテージもチェック

ジーンズや家具などにも使われる言葉『ヴィンテージ』ですが、ワインのヴィンテージとは意味が大きく異なります。

よく耳にする年代物という意味ではなく、ワインの『ヴィンテージ』とは『生産された年』を表す言葉です。そのため、ヴィンテージワインがすべて高級ワインというわけではありません。

なぜ赤ワインのヴィンテージを重要視するかといえば、ワインは生産された年と産地ごとに『当たり年』があるからです。

赤ワインに使われるぶどうは土壌や気候によって味が大きく左右されるため、産地やヴィンテージごとに出来の良さ悪さが変わります。

ヴィンテージで美味しい赤ワインを選ぶ時は、産地や気候ごとの当たり年を示した『ヴィンテージ・チャート』を参考しながら選ぶのもおすすめです。

初心者にもおすすめ ライトボディ

赤ワインの選び方で重要な四つのポイントをお伝えしましたが、ここからは『ボディ』に重点を置いたおすすめのワインを紹介します。

渋みが少なくすっきりとした味わいのライトボディから、おすすめの赤ワイン2本をお届けします。

メディチ・エルメーテ・クエルチオーリ・レッジアーノ・ ランブルスコ・セッコ NV

イタリア産スパークリング赤ワインのランブルスコは、冷やしてもおいしい赤ワインとして有名です。

生産者はイタリアのフィレンツェで権力を握っていたメディチ家の末裔で、現在はランブルスコを代表するメーカーとして知られています。

ランブルスコの中でも辛口のセッコは、ブルーベリーやカシスのような香りが特徴で、酸味や渋さが少なく口当たりがよい赤ワインです。

生産年表記のないノンヴィンテージですが、複数の年代のワインを組み合わせた安定したワインを作るための製法で、価格がリーズナブルなのも特徴です。

  • 商品名:メディチ・エルメーテ・クエルチオーリ・レッジアーノ・ ランブルスコ・セッコ NV
  • 価格:1177円(税込)
  • 楽天:商品ページ

メゾン・ジョゼフ・ドルーアン ボジョレ・ヴィラージュ

フランスのブルゴーニュ地方北部、ボジョレ・ヴィラージュ地区で作られた赤ワインです。

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは、1880年代に創業して以来130年以上家族経営で続けてきたボジョレー地区でも歴史的な生産元として知られています。

古くから受け継がれる土壌や環境にこだわりを持って作られた赤ワインは、スミレやボタンなどの花の香りと、甘酸っぱいラズベリーの果実香が特徴です。

口当たりも滑らかですので、チキンやサラダなどのさっぱりした料理とのマリアージュは抜群で、和食や中華料理ともよく合います。

  • 商品名:メゾン・ジョゼフ・ドルーアン ボジョレ・ヴィラージュ
  • 価格:1652円(税込)
  • 楽天:商品ページ

バランス重視なら ミディアムボディ

フルボディとライトボディの中間に位置し、渋さや酸味などのバランスがよい味わいなのがミディアムボディの特徴です。

一緒に飲む相手の好みがわからない時、または選び方に迷った際は、とりあえずミディアムボディを選んでみるのもおすすめです。

スターク・コンデ・ポストカード・シリーズ・エルギン・ピノ・ノワール

ぶどうの品種ピノ・ノワールを使用し、南アフリカのホセ・コンデが製造した赤ワインです。

ストロベリーやチェリーのような甘い果実香と、シナモンのようなスパイシーさが加わり、複雑ながらも繊細な味わいが口に広がります。

渋さは弱いものの酸味が強く、濃い味付けの魚介料理とのマリアージュが楽しめます。

  • 商品名:スターク・コンデ・ポストカード・シリーズ・エルギン・ピノ・ノワール
  • 価格:1587円(税込)
  • 楽天:商品ページ

ヴィラ ノリア グラン プレステージ カベルネ ソーヴィニヨン オーガニックワイン

人気のぶどうの品種カベルネ ソーヴィニヨンを使用した、オーガニックの赤ワインです。

フルーティーな香りにスパイシーさが加わった複雑な香りで、バニラやチョコレートのような深い味わいが特徴の赤ワインは、渋みや酸味のバランスもよくまとまっています。

フランス政府による厳しい審査を合格した称号ユーロリーフとオーガニックマークを取得しながらも、リーズナブルに楽しめる赤ワインです。

  • 商品名:ヴィラ ノリア グラン プレステージ カベルネ ソーヴィニヨン オーガニックワイン
  • 価格:1426円(税込)
  • 楽天:商品ページ

重厚なワインが好きなら フルボディ

しっかりとしたコクのある重厚な赤ワインが好きな人には、フルボディをおすすめします。一見通好みに思えるフルボディですが、赤ワインそのものの味を堪能したい時にも最適です。

ブレカ・オールド・ヴァインズ 2015年

フランスではグルナッシュと呼ばれるぶどうの品種、樹齢60~80年もののガルナッチュを使用したフルボディの赤ワインです。

スペインワインの革命家と呼ばれたホルフェ・オルドネスが手掛け、1年半の熟成期間を経てまろやかな渋みやコクが増した赤ワインは、濃厚な甘みと飲んだ後の余韻が特徴です。

イチジクやドライプルーンのような果実香、スパイスやチョコレートのような口当たりを持つ赤ワインはアルコール度数が高いため、ゆっくり時間をかけて味わうのをおすすめします。

ワインと同様に濃い味付けの肉料理はもちろん、味の強めな和食にもよく合います。

  • 商品名:ブレカ・オールド・ヴァインズ 2015年
  • 価格:2246円(税込)
  • 楽天:商品ページ

カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォ

イタリア生まれのぶどうの品種、モンテプルチャーノを使用した赤ワインです。1994年設立の生産元、ファルネーゼの最高ワインとして知られています。

チェリーやベリー系のさわやかな酸味と、シナモンなどのスパイシーな味わいが特徴的です。

渋さは控え目で柔らかな口当たりながらも濃厚で、フルボディの赤ワインの中でも飲みやすいと人気を集めています。イタリア料理やチーズケーキとのマリアージュにおすすめです。

  • 商品名:カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォ
  • 価格:1,900円(税込)
  • Amazon:商品ページ

自分好みの赤ワインをボディで探す

味わいや料理とのマリアージュによって分類されるボディタイプを知っていれば、赤ワイン初心者でも簡単に自分の好みに合わせて選べます。

赤ワイン選びに困ったときは、今回お伝えしたポイントと共に、ボディタイプ別の特徴を比較して選び、赤ワインを楽しんでみましょう。

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