ガーデニングでレンガの花壇を作るには?手順やポイントを解説

2019.07.10

素敵な花壇作りは、ガーデニングの楽しみの一つです。とくにレンガの花壇はおしゃれで、大きさや形を自由にアレンジできます。レンガを組むための基本的な手順や、作り方のポイントなど、レンガの花壇作りについて解説します。

花壇にレンガを用いるメリット

花壇作りの素材として、レンガがよく用いられているのはなぜでしょうか。まずはレンガで花壇を作るメリットからみていきましょう。

水はけがよく、育てやすい

レンガは土を焼き固めたものなので、表面や内部に小さな穴がたくさんあります。このため水や空気を通しやすく、花壇の水はけと通気性がよくなります。

花壇にレンガを使うことで、土の水分や酸素が適度な状態に保たれ、植物が育ちやすい環境を作り出せるのです。

耐久性が高い

レンガの最大の特徴は、耐久性の高さです。現存する歴史的な建造物の中には、レンガで作られたものがたくさんあります。

また、焼き物なので腐食することもありません。レンガを使えば、丈夫で、地震などにも耐えられる花壇を作れます。

自然にやさしくて味わいも出る

土でできたレンガは、とても自然にやさしい素材です。化学物質を使っていないので、植物や土中の微生物にも悪い影響がありません。自然を楽しむガーデニングにとって、最適な素材といえるでしょう。

また、レンガを使うと庭がヨーロッパ風のおしゃれな雰囲気になります。年月が経つにつれて、日焼けしたり欠けたりしても、かえって味わい深くなっていく点も魅力です。

レンガ花壇の作り方

次に、レンガ花壇に必要な道具や、基本的なレンガの積み方を具体的に紹介します。実際に作業する参考にしてください。

必要な道具を揃えよう

レンガ花壇には、レンガを縦にして並べ境界を作るだけのものと、横に積んで高さを出すものがあります。縦に並べるだけなら、大きめのバケツとスコップ、ガーデニング用の軍手があれば充分です。

積み重ねていく場合は、セメントを塗るための『レンガゴテ』や、仕上げ用のスチールブラシとナイロンブラシ、水平器を揃えましょう。

配置やデザインを決定する

レンガを積む前に、植える植物の種類や庭の広さに合わせて、花壇の配置と大きさ、デザインを決めます。レンガを一度モルタルで固めてしまうと、あとで形を変えられないので、慎重に決めましょう。

地面にスコップなどで線を引き、目印をつけたら線の外側を掘って、レンガを置くスペースを作ります。掘った穴には砂利などの路盤材を敷いて、平らにならしておきます。

花壇を組んでみる

レンガを縦にして並べる場合は、路盤材を敷いた穴にモルタルを流し、そこにレンガを置いていくだけです。レンガの側面にモルタルを塗って、隣のレンガにくっつけるようにして並べていきます。

積み上げる場合はレンガを横にして、すき間をあけながらモルタルの上に並べます。2段目以降は下のレンガにレンガゴテを使ってモルタルを乗せ、半個分ずらして互い違いになるように重ねていきます。

1段積むたびに、水平になっているかを必ず確かめましょう。好きな高さまで積んだら、はみ出たモルタルをスチールブラシでこすり落とし、ナイロンブラシで全体をきれいにします。モルタルが乾くまで、2~3日待てば完成です。

レンガを使う際のポイント

レンガ同士をくっつけるためには、接着剤になるモルタルが必要です。このため、モルタルの扱い方次第で作りやすさに差が出てきます。最後に、レンガ花壇がもっと作りやすくなるポイントを2点紹介します。

レンガを水に沈めておこう

モルタルで接着する場合、レンガは一度、水に沈めてから使うのが基本です。レンガには『吸水性』があるので、乾いたレンガに直接モルタルを乗せると、レンガがモルタルの水分をぐんぐん吸収してしまいます。

モルタルは水分が少ないと固まらないため、あらかじめレンガに水を吸わせておき、モルタルの水分を吸収しないようにするのです。

レンガを水に入れると、空気穴から小さな気泡が出てきます。この気泡が出なくなるまで、浸けたままにしておきましょう。

モルタルを使わない方法も

モルタルは、セメントに水や砂を混ぜて作ります。セメントも砂もホームセンターなどで買えますが、取り扱いが難しいイメージがあり、不安に感じる方もたくさんいます。

庭が狭くて、保管したり混ぜ合わせたりするスペースを確保できないこともあるでしょう。そんなときは、『レンガ用の接着剤』がおすすめです。一般的な接着剤のようにチューブに入っていて、そのままレンガに塗って使います。

また、プラスチックの目地板にはめ込んで組み立てる、『レンガ花壇専用キット』も販売されています。モルタルの取り扱いに不安な方も、このようなアイテムを活用することで、気軽にレンガ花壇を楽しめるでしょう。

レンガでおしゃれな花壇を組んでみよう

レンガはナチュラルな色合いと自然にやさしい特性を持つ、ガーデニングにぴったりの素材です。レンガの花壇はこだわりの庭を、一層おしゃれに見せてくれるでしょう。

この記事を参考に、オリジナルのレンガ花壇作りにチャレンジしてはいかがでしょうか。

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