酒精強化ワイン『シェリー酒』とは?代表的なタイプやおすすめのカクテルレシピ

2019.07.07

世界中には様々なお酒があり、その土地でしか作ることができないものもあります。その中でも人気を集めているのがワイン。ワインの種類もたくさんありますが、この記事で注目したのは、シェリー酒です。シェリー酒とはどのようなワインなのかをはじめ、カクテルのレシピも紹介します。興味のある方はぜひ、ご覧ください。

シェリー酒とは

シェリー酒とは、スペイン・アンダルシア州カディス県ヘレス・デ・ラ・フロンテーラとその周辺にある地域で生産されている酒精強化ワインです。英語では「シェリー」と言いますが、スペイン語では「ビノ・デ・ヘレス」と言います。因みに酒精強化ワインとは、ワインを製造する途中で、ブランデーなどのアルコールを加え、アルコール度数を上げたものを言います。

アルコール度数

シェリー酒のアルコール度数は、最低でも15度。これは、劣化の速度を早めないために設けられた度数です。最高度数になると22度にもなります。

飲み方

シェリー酒は食前や食後に飲むのが一般的とされています。その理由として、アルコールが消化管に働きかけることで胃が活性化し、食前は食欲増進を、食後は消化促進を期待できるため。もちろん、自分の好きな時に飲んだり、料理に使ったりすることができるのもシェリー酒ならではの楽しみ方です。

シェリー酒のタイプ

シェリー酒には熟成の仕方が2通りあり、それによって様々なタイプのシェリー酒を作っています。一つは、酵母の膜の下で熟成させ、淡い色でシャープな香りのワインになる生物学的熟成。もう一つは、酸化熟成といって、空気に触れながら熟成させる酸化熟成です。こちらは、濃い色で複雑かつ凝縮した香り仕上がります。代表的な種類をここで少し紹介します。

フィノ

フィノは、シャープでデリケートなアーモンドのような香りで、軽い口当たりが特徴の辛口タイプです。アルコール度数は15度~17度。シェリー酒の中では比較的度数の低いものとなります。

オロロソ

オロロソは、クルミやナッツを思わせる華やかな香りが特徴で、スペイン語でにおいを意味する「オロール」に由来する高い香りを持っています。フルボディで充実度も高く、シェリー酒の中でも比較的飲みやすいワインとなっています。アルコール度数は17度~22度です。

クリーム

クリームは、オロロソをベースに作られており、深みのある香りが特徴です。口当たりもまろやかで、甘いフルボディも人気の秘訣です。アルコール度数は、15.5度~22度です。

シェリー酒を使ったカクテル

それではここから、シェリー酒を使ったアレンジカクテルを紹介します。

レブヒート

最初に紹介するのは「レブヒート」。用意するのは、マンサニーリャまたはフィノ40mlとソーダまたはジンジャエール40mlです。グラスに氷を入れてシェリー酒を注ぎ、ソーダを入れて軽く混ぜたら完成です。炭酸のシュワシュワ感でシェリー酒を爽やかに楽しめる逸品です。

アドニス

続いて紹介するのは「アドニス」。用意するのは、フィノ45ml、スイート・ベルモット15ml、オレンジ・ビターズを小さじ一杯です。ミキシンググラスにシェリー酒、スイート・ベルモット、オレンジ・ビターズを入れて混ぜ合わせます。混ぜ合わせたら氷が入らないようにグラスに注いで完成です。アドニスは食前酒の定番のようですので、ぜひ、試してみください。因みにこのカクテルで利用する「スイート・ベルモット」を「ドライ・ベルモット」に変えると「バンブー」というカクテルに変わります。

シェリー酒を使って色々なカクテルを作ってみよう

シェリー酒について紹介しました。シェリー酒でカクテルを作ることで、一味違った美味しさを楽しむことができます。ぜひ、シェリー酒で色々なカクテルを作ってみてください。

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