ハート形の観葉植物『ウンベラータ』を育てよう!魅力や正しい育て方

2019.07.07

『ウンベラータ』は、大きなハート型の葉が特徴の、人気の観葉植物です。愛や健康など、幸せを感じさせる花言葉を持ち、運気を高める風水アイテムとしても知られています。剪定や植え替えなど、ウンベラータと長く付き合うコツを紹介します。

ウンベラータとは

最初に観葉植物としてのウンベラータの特徴と、基本的な管理方法についてみていきましょう。

かわいさ以外にも花言葉や風水で人気

ウンベラータは、アフリカの熱帯地域が原産の常緑樹です。葉の形や枝ぶりがかわいらしいことから、近年は観葉植物としての人気が非常に高まっています。

ウンベラータの人気の理由は、幸せを象徴する花言葉にもあります。ハート型の葉から『夫婦愛』や『永久の幸せ』、成長の早さと生命力の強さから『すこやか』という花言葉が付けられています。

また、ウンベラータは風水アイテムとしても人気です。南や西の方角に置くと良いとされていますので、家族や恋人との幸せを願って、南向きのリビングなどに飾ってみてはいかがでしょうか。

温かく日当たりがいい場所に置こう

熱帯生まれのウンベラーダは、温かく、日当たりの良い場所を好みます。できるだけ窓辺などの、明るい場所に置いてあげましょう。春や秋には外に出して、日を当ててあげると元気に育ちます。

ただし、真夏の強い直射日光は葉焼けの原因になります。夏はレースのカーテンなどで、直射日光を遮るようにしましょう。寒さに弱いため、最低気温が15℃を下回る季節は外に出さず、室内で管理するのがおすすめです。

葉が落ちる時の対処

ウンベラータは常緑樹ですが、環境の変化などによって、『葉が落ちて』しまうことがあります。原因をつきとめて、正しく対処しましょう。

置き場所を変えた直後に葉が落ちたときは、日照時間の急激な変化が原因です。日照時間が少しずつ増えたり減ったりするように、徐々に場所を移動させるようにしましょう。

冬に葉が落ちるのは、低い気温よりも寒暖差が大きな原因です。ウンベラータは気温が5℃以上あれば正常に活動できますが、昼夜の寒暖差が激しいとストレスがかかり、耐え切れずに葉が落ちてしまいます。

夜は冷えやすい窓辺に置きっぱなしにせず、部屋の中央に移動させてあげましょう。

エアコンの風による乾燥も、ウンベラータの大敵です。毎日葉に霧吹きで水をかけ、乾燥を防ぐと効果的です。

水やり方法をチェックしよう

次にウンベラータの水やり方法を紹介します。季節によって適切な水やり方法は変わるため、しっかりチェックしておきましょう。

季節によって異なる水やり

春と秋は、土の表面が乾いたら、鉢の底から水が出てくるまで、たっぷりと与えます。夏は土が乾きやすいので、表面が乾ききる前に水やりをします。

『葉が下を向いている』ときは、水が足りないサインです。発見したら、早めに水を与えましょう。受け皿に溜まった水は根腐れの原因になるので、必ず捨てます。

気温が下がる冬は、水を吸い上げる力が弱くなります。この時期に水を与え過ぎると根腐れを起こすので、土の表面が乾いてから2~3日後に与える程度で充分です。

葉水を忘れずに

ウンベラータは、ハダニやカイガラムシといった害虫の被害にあいやすい植物です。とくに葉が乾燥して弱ると危険ですから、霧吹きで水をかける『葉水』を欠かさないようにしましょう。

季節を問わず、毎日水をかけてあげると葉にツヤが出て、活き活きとしてきます。葉の表面だけでなく、裏面にもまんべんなくかけてあげましょう。

ウンベラータの楽しみ方

続いて、ウンベラータをより一層楽しむための、剪定のコツやアレンジ方法を紹介します。

剪定してみよう

弱らせてしまうのが心配で、なかなか観葉植物の『剪定』に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。しかし、ウンベラータはとても成長が早い植物です。上に向かって伸びていくので、放っておくとすぐに天井に届いてしまいます。

また、剪定をしないと枝葉が増えすぎて、根から吸収する栄養分が足りなくなり、枯れてしまう危険もあります。ウンベラータの健康維持のためにも、剪定は必ず行いましょう。

剪定はウンベラータの成長期である、春から秋の間に行うようにしてください。活発に成長しているので、剪定してもすぐに新芽が育ってきます。

まずは、黄色くなった葉や、葉が混み合っている部分を剪定していきましょう。慣れてきたら、伸ばしたい方向を決めて剪定を繰り返し、理想の樹形に近づけます。

曲げ方にもこだわれる

ウンベラータは、幹を好きな方向に曲げる『曲げ木』も楽しめます。ワイヤーや針金を巻き付け、優しく曲げて固定し、成長を見守りましょう。

ビニール紐や丈夫な糸で幹と枝を結んだり、おもりを垂らしたりして曲げる方法もあります。チャレンジするときは、枝を折らないように慎重に作業しましょう。曲げてから1年ほど経ったら、ワイヤーや紐を外して完成です。

挿し木で増やせる

剪定したウンベラータの枝を利用して、『挿し木』で増やすのもおすすめです。挿し木をするときは枝を斜めに切ってから土に挿すと、水をよく吸って早く根付きます。

土は必ず新しいものを用意し、根付くまでは土が乾く直前にたっぷりと水を与えるのが成功のコツです。しっかり根付いたら、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

挿し木する時間がないときは、枝を水に挿しておくだけでも根が出てきます。毎日水を換え、根がしっかり伸びてきたら鉢に植え替えます。挿し木と同じく最初はたっぷり水を与えて、根付くのを手助けしてあげましょう。

植え替え後は通常と同じ水やり方法でお世話すると、元のウンベラータ同様、元気に成長していきます。

ウンベラータの植え替えについて

ほとんどの観葉植物は、一定のペースで『植え替え』が必要です。ずっと同じ鉢で育て続けると土の養分がなくなる上に、伸びた根がプランターの中で行き詰まり、根腐れなどを起こして枯れてしまいます。

最後にウンベラータの植え替えのタイミングと、上手な植え替えのコツを紹介します。

1~3年に一度は植え替えよう

ウンベラータは根の成長も早いため、1〜3年に1度は植え替える必要があります。鉢の底から根がはみ出してきたら、植え替えのサインです。

春から夏にかけての時期が植え替えに適しているので、毎年5~6月になったら鉢底をチェックして、植え替えるかどうかを判断しましょう。

植え替え方法

植え替えの前に、ホームセンターなどで、以下のアイテムを用意してください。

  • 新しい鉢
  • 観葉植物用培養土
  • 鉢底石
  • 鉢底ネット

鉢は現状より一回り大きめのサイズが理想ですが、置く場所の都合で大きくできない場合は、同じサイズでも大丈夫です。その場合は根を1/3ほどカットしてから植え替えます。

植え替えの数日前から、水やりを控え、土を乾燥させておきます。新しい鉢の底にネットと石を敷き、培養土を3割ほど入れましょう。

古い鉢からウンベラータを取り出し、根の周囲の土を丁寧に落としてください。傷んだ根があれば切り落とし、新しい鉢にセットしてから残りの土を入れます。

根が固定するまでは、水をたっぷり与えましょう。植え替え後はしばらく肥料を控え、涼しい日陰に置いて管理します。

おしゃれな木ウンベラータを育ててみよう

ウンベラータは葉や枝の様子がかわいいだけでなく、剪定や曲げ木でオリジナルの樹形を楽しめる、おしゃれな観葉植物です。

花言葉の通りに、深い愛情を持って世話をしてあげると、活き活きと健康に育ってくれるでしょう。この記事を参考に、人気の観葉植物、ウンベラータにチャレンジしてはいかがでしょうか。

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