水出しで緑茶のカフェイン量は減る?水出し緑茶のメリットや成分とは

2019.07.06

さまざまな栄養成分が豊富に含まれている緑茶は、栄養素だけでなくカフェインも含まれている飲み物です。実は緑茶のカフェインは水出しをすることで減らすことができることをご存知でしょうか?水出し緑茶のメリットや成分について解説します。

水出し緑茶のメリット

お湯を使わずに水を使って作る水出し緑茶には、通常の緑茶にはないさまざまなメリットがあります。水出し緑茶の主なメリットについて解説します。

うま味成分を引き出せる

水出し緑茶にはお湯で入れるお茶よりも、うま味成分が引き出せるというメリットがあります。これは水でお茶を入れることにより、テアニンを中心としたアミノ酸がより多く抽出されるためです。

また、水出しによって茶葉に含まれるビタミンCも効率よく摂取することができます。

ビタミンCには抗酸化作用があり、肌の調子を整えたり、コラーゲンの生成に使われたりする栄養素です。しかし熱に弱いという性質があるため、水出し緑茶はビタミンC抽出にも適した方法と言えます。

苦味成分やカフェインの抑制が期待できる

緑茶の特徴である渋味や苦味は、茶葉に含まれるカテキンやカフェインの作用によるものです。カテキンやカフェインは温度が高いお湯を使うことによって多く抽出されるため、低温の水を使えばこれらの成分を抑制することができます。

カフェインそのものは悪いものではありませんが、カフェインの摂取が気になる小さな子どもや、妊娠中の女性にとって水出し緑茶は水分補給の強い味方となるでしょう。

カフェインについて知ろう

水出し緑茶はカフェインの少ない飲み物ですが、そもそもカフェインとはどのようなものなのでしょうか?カフェインについて知っておきたいポイントを解説します。

カフェインとは?

カフェインは緑茶やコーヒーなどの苦味に関わる成分です。カフェインには疲労感や眠気を取り除く覚醒効果が期待できるため、一息つくためにコーヒーやお茶を飲むのは効果的だと言えます。

また、カフェインには代謝や胃液の分泌を促進する効果もあります。食後にお茶を一杯飲むのには消化促進の意味があるのです。

カフェインはお湯の温度が高いほどよく抽出される性質を持っており、熱いお湯でお茶を淹れると苦味が強くなります。

カフェインの多い飲み物は?

以下に主な飲み物100mlに含まれるカフェイン量をまとめます。

  • 玉露:約160mg
  • 煎茶:約20mg
  • 番茶:約10mg
  • ほうじ茶:約20mg
  • 玄米茶:10mg
  • ドリップコーヒー:90mg
  • 栄養ドリンク:50mg
  • エナジードリンク:100~150mg
  • コーラ:10mg
  • ウーロン茶:20mg
  • 麦茶:0mg

お茶の中では玉露のカフェイン量が特に多いですが、お茶に含まれるカフェインは、同じくお茶に含まれるカテキンやテアニンと結合する性質があり、緩やかに作用するため、コーヒーやエナジードリンクほど強い効果はありません。

カフェインを取り過ぎるとどうなる?

カフェインを過剰に摂取するとカフェイン中毒になる可能性があるため注意が必要です。

カフェイン中毒になると、頭痛や胃痛、動悸、吐き気、不眠などの身体的症状のほか、イライラしたり不安感に襲われたりと精神的な症状が現れます。

最悪の場合、カフェイン中毒によって死に至った事例もいくつか報告されているため、カフェインの過剰摂取は避けた方が良いでしょう。

カフェインレスやカフェインゼロ商品の利用

カフェインは必ずしも悪いものではありませんが、過剰摂取が気になる人も少なくありません。そんなときはカフェインを含まない商品を利用するのがおすすめです。カフェインレスやカフェインゼロの商品を紹介します。

春芳茶園 カフェインレス水出し緑茶 はまかぜ

『春芳茶園 カフェインレス水出し緑茶 はまかぜ』は、同社の『水出し緑茶 はまかぜ』のカフェインを取り除いた商品です。

冷たい水でもお茶の成分が出やすいように茶葉をカットし、また、強めの焙煎を施してあるので豊かな香りを楽しむことができます。

水出し緑茶は長時間水に浸けて作るのが一般的ですが、『春芳茶園 カフェインレス水出し緑茶 はまかぜ』はティーバッグを揉みだすことにより、短時間で水出し緑茶を作ることが可能です。

  • 商品名:カフェインレス水出し緑茶 「 はまかぜ」 200g詰
  • 価格:1080円(税込)
  • 公式サイト:商品ページ

キリン生茶デカフェ

『キリン 生茶デカフェ』は、キリン独自の製法でカフェインを除去した緑茶です。カフェインのみを除去しているので、生茶の持つ旨味やコクはそのまま味わうことができます。

ペットボトル飲料なのでコンビニで気軽に買うことができ、カフェインが気になるという妊娠中の方や、小さな子どもでも安心して緑茶を楽しむことができる商品です。

  • 商品名:キリン 生茶デカフェ 430mlPET×24本
  • 価格:2084円(税込)
  • Amazon:商品ページ

アサヒ十六茶

『アサヒ十六茶』は緑茶ではありませんが、カフェインゼロのお茶として紹介します。

以下の十六種類の原材料を使ったブレンド茶です。

  1. ハトムギ
  2. 大麦
  3. ハブ茶
  4. 発芽大麦
  5. 黒豆(大豆)
  6. とうもろこし
  7. 玄米
  8. びわの葉
  9. カワラケツメイ
  10. たんぽぽの根
  11. あわ
  12. きび
  13. エゴマの葉
  14. 桑の葉
  15. 昆布
  16. ナツメ

カフェインだけでなく、カロリーや糖質もゼロなので年齢を問わず誰でも安心して飲むことができます。

  • 商品名:アサヒ 十六茶 500ml×3本
  • 価格:402円(税込)
  • Amazon:商品ページ

水出しやカフェインレス商品を上手に使おう

緑茶は健康効果が期待できる飲み物ですが、少なからずカフェインが含まれています。水出しにすることによってカフェインの抽出を抑制できるほか、カフェインレス商品も多く販売されています。

カフェインが気になる人は、これらをうまく使ってみてはいかがでしょうか?

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