謎解きが魅力!エンディングが衝撃的なミステリー映画11選

2019.07.05

ミステリー映画は、定番から最新作まで注目しておきたい名作がたくさんあります。ミステリーの定義とサスペンスとの違いを知れば、より楽しみやすくなるでしょう。おすすめやチェックしておきたい映画も紹介するので、参考にしてみてください。

ミステリーの定義とは

まずは、サスペンスと混同されやすいミステリーの定義からチェックしてみましょう。本来は両者には大きな違いがあり、それぞれ別の意味を持っています。

ミステリーという言葉の起源

ミステリーという言葉には『神秘・不思議・怪奇』という意味があります。それらを大きくまとめて『謎』という意味も持っており、推理を伴う物語全般に使われるようになりました。

ミステリーというジャンルの起源は諸説ありますが、アメリカの作家エドガー・アラン・ポーの短編『モルグ街の殺人』が最初とされることが多いでしょう。描かれた筋書きは、現在のミステリーの古典と言ってよいものです。

他にも、ミステリーという言葉の起源はもっと昔にあったのではという考え方もあり、今でもさまざまな意見が飛び交っています。

サスペンスとの違い

では、ミステリーとサスペンスの違いはどこにあるのでしょうか。サスペンスという言葉には『不安・ハラハラしている状態』という意味があり、事故や事件などの緊張感が持続する物語を言います。下記に両者の特徴をまとめます。

  • ミステリー:謎を問いかけるような内容がある作品のこと
  • サスペンス:ハラハラ・ドキドキが持続する作品のこと

こうして見ると、サスペンス的な物語であっても、謎を問いかけるような内容があればミステリーとも言って差支えないでしょう。

サスペンスに限らず、どのようなジャンルでも、謎が提示され、それを解こうとする展開があればミステリーと言えるため、SF・ファンタジー・ホラー・サスペンスも、作品によってはミステリーの一部とする考え方がよさそうです。

2019年に話題のミステリー映画

ミステリーが幾つかのジャンルにまたがるものだということが確認できたところで、ここからは話題になったものやおすすめのミステリーを紹介します。まずは、2019年に注目された2つのミステリー作品をチェックしてみましょう。

4月19日公開 アガサ・クリスティー ねじれた家

4月19日に公開された『アガサ・クリスティー ねじれた家』は、監督にジル・パケ=ブレネール、脚本にアカデミー脚本賞を受賞しているジュリアン・フェロウズを迎えた作品です。

無一文から巨万の富を築いた大富豪が毒殺され、調査が依頼されることからストーリーが展開されます。

巨額の遺産を巡る疑惑や嫉妬、憎悪が入り乱れるなか殺人を行った犯人を追い求める姿にはサスペンスとミステリーを感じされられるでしょう。

捜査を続けていくうちに第二の殺人が起こり、より深まった謎の真実を追い求めていく内容は、多くの人を惹きつける魅力があります。

1月11日公開 蜘蛛の巣を払う女

1月11日に公開された『蜘蛛の巣を払う女』は、2011年に製作された映画『ドラゴン・タトゥーの女』に続く作品です。

原作は、全世界で累計9000万部以上の売上を誇るスウェーデンのベストセラーミステリーシリーズ『ミレニアム』で、今世紀最高のミステリーとして注目されました。

映画では、特殊な映像記憶能力を持つ天才ハッカーの主人公が、依頼された仕事をきっかけに、自身の天涯孤独にして壮絶な過去を徐々に明らかにしていく内容が描かれています。

キーパーソンに出会うなか、意味深な言葉をかける謎の女との出会い、新たなる犯罪組織の陰謀と過去の出来事が交差する展開が楽しめるでしょう。

おすすめの洋画ミステリー

次は、洋画ミステリの中からおすすめの作品を3つ紹介します。今でも根強い人気を誇る作品、難解さで多くの観客を虜にした作品などを集めました。ぜひチェックしてみてください。

伏線と驚きの結末で話題 シックス・センス

1999年に公開されたM・ナイト・シャマラン監督による映画『シックス・センス』は、今でもなお根強い人気を誇る、驚きのミステリー作品として知られています。

物語は、高名な小児精神科医が、かつて担当していた患者の凶弾に倒れるところから始まります。リハビリを果たした彼の前に現れたのは、とある少年でした。

その少年を助けたいと、彼は治療に取り掛かりますが、その少年が第六感を持っているのに気付き、次第に真実が明らかになっていきます。

誰も予想できないラストと、もう一度見たくなる展開は、ミステリーが初めての人にもおすすめです。

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予測できない展開 ゴーン・ガール

予想できない展開で、シックス・センスにも負けず劣らず人気があるのが、2014年に公開されたアメリカ映画『ゴーン・ガール』です。

結婚5周年の記念日に、幸せな結婚生活を送っていた夫婦の日常が破綻することから始まる物語は、完璧な妻の失踪からさまざまな予想できない謎を含む内容で作られています。

他殺と失踪の両方の可能性を探り、アリバイが不自然な夫への疑いの目や、暴走するメディアによる夫婦の隠れた素性の公開によって、ストーリーは思いもよらない展開を見せていきます。

交差する思いと、表面だけでは語れない夫婦の実情など、スリル満点の内容が楽しめるでしょう。

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難解さで人気 メメント

2000年に公開された『メメント』は、その難解さから、何度も繰り返し見たくなる類のミステリーです。

この映画では、『前向性健忘』と呼ばれる、発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事さえ忘れてしまう症状を抱えた男性の、真実を追い求める姿が描かれています。

主人公は、最愛の妻がある日何者かに強姦され殺されてしまったショックから、前向性健忘を発症するのですが、記憶を維持するためにポラロイドにメモを書きながら犯人を追い求めます。

ポラロイドだけではなく、体にタトゥーを刻んで外部記憶として活用しながら犯人を追う姿には鬼気迫るものがあり、謎が謎を呼ぶ展開ともあいまって、何度も見返す楽しみが味わえるでしょう。

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おすすめの邦画ミステリー

洋画にも負けない魅力を持った屈指の邦画ミステリーを3つ紹介します。残忍な手口を使われた謎の多い作品や、復讐劇を舞台にした作品など、サスペンスとミステリーが楽しめる作品を見ていきましょう。

2017年の話題作 22年目の殺人

2017年に話題となった、入江悠監督が贈るミステリー映画『22年目の殺人』は、どこに真実があるのか予想がつかない、恐ろしさのある展開が描かれています。

物語は、残忍な手口で5人の命を奪い、未解決のまま時効を迎えて逃げ切った犯人が、『殺人手記』を出版する印象的な会見から描かれています。

あらゆるメディアを通じて発信されていく殺人の告白は、結果の読めない結末に向かって動き出すのです。

次の展開を予想しながら観る楽しみや、真実にたどり着くためのピースを最後の最後まで追い求める楽しさがあるでしょう。

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時間遡行ミステリー 僕だけがいない街

2016年に公開された映画『僕だけがいない街』は、時間が巻き戻る『リバイバル』と呼ばれる架空の現象を組み込んだ、時間遡行ミステリーとでも言うべき作品です。

何者かに母を殺され、バイト仲間の女性の命も狙った容疑者として追われる主人公は、リバイバルによって18年前に戻り、当時起こった連続誘拐殺人事件と、母親の殺害の関連性に思い至り、事件の謎を追い始めます。

大切な人を守るため、現在と過去を行き来して真実を追求していく展開には、一風変わった楽しみがあります。

主人公が逮捕される寸前のリバイバルや、犯人を追い求めるためのリバイバルは、リアルで切ない結末に繋がっていくでしょう。

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衝撃の復讐劇 告白

2010年に公開された『告白』は、同年9年に本屋大賞に輝いたベストセラー小説を原作にして作られました。

教え子に愛娘を殺された中学校教師の復讐を描くミステリーは、事件に関わった関係者の告白で、思いもよらぬ結末と真実が明らかになっていきます。

真実が判明するにつれて緊張感が高まっていく内容は、学校という現代社会のひな形と向き合う子供と、大人が繰り広げる復讐劇の絶望の連鎖とでも言うべきものです。

一つの謎を読み解けば、また一つの謎に突き当たる王道のミステリーで、手に汗握る展開を楽しめるでしょう。

小説を映画化した人気ミステリー映画

ミステリー小説を題材にして作られた映画の中にも、名作と呼べるものがたくさんあります。中でも人気の高い作品を3つ紹介するので、参考にしてみてください。

東野圭吾原作 マスカレード・ホテル

人気作家・東野圭吾のマスカレードシリーズの第1作を映画化したのが、2019年1月に公開された『マスカレード・ホテル』です。

都内で起こった3件の殺人事件に残された、不可解な数字の羅列から繋がっていく予期しない結末が、出演者によって鮮明に再現されていると言えるでしょう。

予告連続殺人として捜査が開始され、超一流ホテルに潜入捜査に入った刑事は、一流ホテルマンとの奇妙な連携をみせつつ、犯人を探し求めます。急展開する事件と結末に、引き込まれることでしょう。

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伊坂幸太郎原作 重力ピエロ

人気作家・伊坂光太郎の直木賞候補になったベストセラーを映画化したのが『重力ピエロ』です。

仙台の街で起こる連続放火事件と、現場近くに残されていたグラフィティアートの関連性に気づいた主人公たちは謎解きに乗り出します。

主人公たち2人の始まりとも言える24年前から、今へと繋がる家族の謎と事件の関係性は、明らかになっていくに連れて、さらなる謎を呼び、物語を繰り広げていく、という展開です。

優しげに感じる映画の雰囲気からは、想像もつかない重いテーマと感情移入してしまう内容に引き込まれることでしょう。

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宮部みゆき原作 ソロモンの偽証

宮部みゆき原作の小説を映画化した『ソロモンの偽証』は、転落死した同級生の死の謎を巡って、中学生たちが自身の手で真実を暴こうとする姿を描いた作品です。

サスペンスから人間ドラマまで、幅広いジャンルを手がける監督の成島出と、豪華キャストで贈る名作に仕上がっています。

物語の発端は、記録的な大雪が降ったクリスマスの朝に、中学校の校庭で見つかった2年生の男子生徒の遺体です。学校と警察は転落死と断定しますが、殺人を目撃したという告発状から謎が深まり、徐々に犠牲者が『増えて』いきます。

保身ばかりを考える大人たちに見切りをつけて、同級生の死の真実を突き止めていく展開は、学生時代の生々しい人間関係を思い起こし、得も言われぬリアルさを感じられるでしょう。

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ミステリー映画でハラハラしよう

ミステリー映画には、観ながら結末を推理する楽しみや、明かされた真実の衝撃的に驚愕するという、独特な魅力があると言えるでしょう。ドキドキ、ハラハラのサスペンス要素を含んだ作品も多くあります。

休日には、ミステリー映画の世界にどっぷりとつかって、理性と感情の両方をエクササイズしてみてはいかがでしょうか。

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