東京のおすすめ博物館9選!無料で行ける所から変わった博物館まで

2019.07.06

東京ではさまざまな楽しみ方がありますが、ときには博物館に足を運んではいかがでしょうか。生真面目な場所という印象もあるかもしれませんが、娯楽的要素が詰まった場所です。東京のおすすめ博物館9選を紹介しますので、訪れてみてください。

博物館がより楽しくなる三つのポイント

「知識がないと楽しめないかも」「どことなく敷居が高い気がする」など、博物館には堅苦しいイメージを抱く人も少なくありません。

しかし、博物館は向き合い方によって、とても面白いと感じる場所になるのです。博物館が楽しくなる三つのポイントについて説明します。

展示品を違う角度から見てみる

美術品や絵画、古代の生活様式といった展示を博物館に見に行くとしましょう。そのようなとき、どことなく「学ばなければいけない」といった意識が生まれてしまうことがあります。

しかし本来は、自由に展示物を鑑賞し、思うままに感じることも、博物館の楽しみ方の一つです。芸術的な価値や歴史的な評価などにとらわれず、違った角度から見てみましょう。

博物館の鑑賞方法に正解はありません。マナーやルールを守れば、決して学ばないといけない場所ではないのです。独自の視点で、鑑賞を楽しみましょう。

イベント開催日に行く

「博物館巡りに興味が湧いたけれど、まだあまり詳しくない」という人もいるでしょう。博物館鑑賞の初心者であれば、イベント開催日や特別展が行われているときに訪れてみることをおすすめします。

イベントには、展示内容について詳しくない人でも、より関心を持ってもらおうと、さまざまな仕掛けや取り組みが盛り込まれています。

そんなイベントは、博物館を楽しむ入口として打ってつけともいえるのです。

ショップなど展示品以外も楽しむ

博物館に出かけたら、展示内容以外にも、いろいろな面に目を向けてみてください。展示場内外に、ショップが併設されています。家族や知人へのお土産として選ぶもの楽しい時間です。

また、最近は博物館の近くに、おしゃれなカフェやレストランもよく見かけます。館内を巡って少し疲れた体を癒しながら、鑑賞後の感想を語り合うのもいいでしょう。

博物館の建物が、著名な建築家によるものであったり、価値ある建造物であったりと、館内だけでなく、博物館そのものやその周辺の景観に目を向けると、素敵な風景を楽しめるかもしれません。

東京都内のおすすめ博物館

東京は、文化・芸術・学術の拠点ともいえる都市です。それゆえ、幅広いジャンルの博物館が数多く設置されています。

その中から、厳選したおすすめ博物館を紹介します。

東京国立博物館

1872年、台東区の上野公園内に生まれた『東京国立博物館』は、日本で最も古い博物館です。80点を超える国宝と、650点ほどの重要文化財を有し、その貯蔵品の総数はおよそ11万7000点と圧倒的です。

この他にも、国宝50点以上、重要文化財250点以上を含む3000点以上の寄託品も合わせて収蔵しており、国立東京博物館は東洋の歴史的文化財の研究機関としても最高峰に位置しています。

1938年に移転・開館した本館は、明治神宮宝物殿にならい、西洋建築をベースとして日本伝統の木造建築を施しました。2001年には重要文化財に指定されています。

  • 施設名:東京国立博物館
  • 住所:東京都台東区上野公園13-9
  • 電話番号:03-5777-8600
  • 開館時間:火~木・日9:30~17:00、金・土9:30~21:00(最終入館は30分前まで)
  • 定休日:月曜日(祝日の場合翌日)※年末年始休館および臨時休館あり
  • 公式HP

日本科学未来館

2001年にお台場に開設した最新のサイエンス・ミュージアムが『日本科学未来館』です。ロボット工学をはじめ、科学にまつわる最先端の技術と情報に触れることができます。

『Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)』は、1000万画素を超える高解像度で映し出す、宇宙空間にきらめく地球は、とてもリアルです。画面上を流れる雲の映像は、気象衛星からデータを毎日取り込んで反映させています。

また、『立体視プラネタリウム』も人気で、日本で初めて全天周の映像システムを採用したものです。家族連れやカップルにもおすすめでしょう。

  • 施設名:日本科学未来館
  • 住所:東京都江東区青海2-3-6
  • 電話番号:03-3570-9151
  • 開館時間:10:00~17:00(入館券の販売は閉館30分前まで)
  • 定休日:火曜日(火曜日が祝日の場合は開館、年末年始12月28日~翌年1月1日、臨時休館日あり)
  • 公式HP

江戸東京博物館

『都立江戸東京博物館』は1993年に開館して以来、江戸から東京へと移り行く歴史と文化に関係する資料を展示しています。

地上7階・地下1階建ての同館は、高さが地上約62メートルです。これは、江戸城の天守閣とほぼ同じ高さで設計されているから驚きでしょう。

そんな江戸東京博物館の館内は、三つのゾーンに分かれています。一つ目は絵図・浮世絵や江戸の城下町に関する『江戸ゾーン』、二つ目が明治維新から文明開化、関東大震災を経て東京大空襲に至るまでの『東京ゾーン』です。

そして三つめの『第2企画展示室』では、江戸や東京の文化を題材とした展示となっています。江戸・東京の都市文化や、その時代ごとの人々の生活を楽しく学べる博物館です。

  • 施設名:江戸東京博物館
  • 住所:東京都墨田区横網1-4-1
  • 電話番号:03-3626-9974
  • 開館時間:9:30~17:30、土曜日9:30~19:30(入館は閉館の30分前まで)
  • 定休日:月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日、年末年始)
  • 公式HP

東京の無料で行ける博物館

思い思いに楽しめる博物館ですが、入場料がかかる場合がほとんどでしょう。

しかし、入館料が無料であれば、休日やふと思いついたときに気軽に足を運べます。そこで、東京都内にある無料で鑑賞できる博物館を案内しましょう。

無料とはいえ、興味深く面白い展示や体験ができる博物館ばかりです。

アドミュージアム東京

『アドミュージアム東京』のアドとは、アドバタイジングの略です。つまり、広告に関する博物館です。2002年に開館した同館は、広告代理店『電通』の4代目社長の生誕百年を記念して建てられたもので、その名称も納得でしょう。

『いつも、あなたに、新しい発見を。』というブランド・ステートメントの元、世界でも例のない広告ミュージアムとして、開館以来、200万人以上の来場者が訪れています。

ヒット作の数々や、各種有名雑誌、あるいは歴史的ニュースを伝えた新聞の紙面など、広告や報道にまつわる興味深い資料が豊富にそろっている他、広告の社会的・文化的価値への理解を深める活動を担っている博物館です。

  • 施設名:アドミュージアム東京
  • 住所:東京都港区東新橋 1-8-2 カレッタ汐留
  • 電話番号:03-6218-2500
  • 開館時間:11:00 – 18:00
  • 定休日:日曜日・月曜日
  • 公式HP

東映アニメーションミュージアム

日本を代表する映画の制作・配給会社である『東映』が、これまでに制作した作品や、これから取り組む作品などを紹介している博物館が『東映アニメーションミュージアム』です。

同社は『ゲゲゲの鬼太郎』『ドラゴンボール』『プリキュア』『ワンピース』といった大ヒット作を生んできました。

小さい頃に見た作品や、心をときめかせた作品もあるでしょう。展示スペースには、アニメができるまでの仕組みを学べるブースもあり、ファン必見の設定資料やセル画、原画などを見ることができます。

時代や国境を越えて愛されるアニメーションの魅力を再発見できるでしょう。

  • 施設名:東映アニメーションミュージアム
  • 住所:東京都練馬区東大泉2-10-5
  • 電話番号:03-5905-5115
  • 開館時間:10:00~17:00(最終入館は16:30)
  • 定休日:水曜日(臨時休館あり)
  • 公式HP

東京都立埋蔵文化財調査センター

『東京都立埋蔵文化財調査センター』では、旧石器時代から近世までに焦点を当て、各時代の出土品や遺跡などを展示する博物館です。

館内には、ご当地の多摩ニュータウン開発時に発掘された数多くの埋蔵文化財が展示されています。とはいえ、多摩地区にゆかりがないと楽しめないかといえば、決してそうではありません。

一つの展示施設だけで、旧石器時代から江戸時代という長い期間を通して学べる場所はとても少ないのです。そのため、歴史に興味がある人がたくさん訪れる博物館でもあります。

  • 施設名:東京都立埋蔵文化財調査センター
  • 住所:東京都多摩市落合1-14-2
  • 電話番号:042-374-8044(調査研究部)
  • 開館時間:9:30〜17:00
  • 定休日:年末年始(12月29日〜翌年1月3日)
  • 公式HP

東京の少し変わった博物館

堅く真面目なイメージを持たれやすい博物館ですが、風変わりなものもあるのです。少し変わった博物館について紹介します。

東京都水道歴史館

私たちの生活に欠かせないインフラといえば、水道です。その水道にスポットを当て、江戸時代から現代に至るまでの人の暮らしと水について掘り下げた博物館が『東京都水道歴史館』です。

江戸時代に実在した、玉川上水・青山上水・神田上水などの上水道を部分的に再現するなど、当時の暮らしぶりをうかがい知ることができます。

また、現代の下水道の仕組みなども詳しく紹介しています。

  • 施設名:東京都水道歴史館
  • 住所:東京都文京区本郷2-7-1
  • 電話番号:03-5802-9040
  • 開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
  • 定休日:第4月曜日
  • 公式HP

両国花火資料館

夏の夜空を彩る花火は、江戸に住む人々にとっての風物詩でした。そして、今も夏を迎えるたびに、美しい花火が夜空を飾ります。そんな花火にまつわる博物館が『両国花火資料館』です。

江戸時代に開かれた花火大会の資料からは、当時のにぎやかな様子が浮かんできます。そして、打ち上げる花火の火薬のレプリカが、種類ごとに実物大で展示されています。

  • 施設名:両国花火資料館
  • 住所:東京都墨田区両国2-10-8 住友不動産両国ビル1階
  • 電話番号:03-5608-6951
  • 開館時間:12:00~16:00
  • 定休日:月曜日~水曜日(7・8月は毎日開館)
  • 公式HP

日本銀行金融研究所貨幣博物館

大手町から日本橋にかけての金融街の中心にあり、日本銀行本店の前に建つのは『貨幣博物館』です。ここでは、古来からの『貨幣』について見ることができます。

初期の貨幣経済では、貝殻が使用されていました。その後、日本では富本銭が初めて貨幣として製造されます。そして、江戸時代の大判小判に豆板銀(まめいたぎん)、各時代の紙幣などに関する資料がズラリと並びます。

目を引くのは、『1億円を持ってみませんか』という掲示板です。1万円札を1億円分そろえたときの大きさと重量を再現した包みを持つことができるもので、楽しい体験ができます。

  • 施設名:日本銀行金融研究所貨幣博物館
  • 住所:東京都中央区日本橋本石町1-3-1(日本銀行分館内)
  • 電話番号:03-3277-3037
  • 開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
  • 定休日:月曜日(祝休日は開館・年末年始12月29日~翌年1月4日)
  • 公式HP

博物館ではマナーを守ろう

必要以上にかしこまることはありませんが、博物館を楽しむためにマナーは大切です。博物館を訪れたときのマナーについて知っておきましょう。

絶対に作品には触れない

博物館では、展示してある作品に触れることは厳禁です。油絵の絵の具の状態や美しい陶器の表面を、撫でて確かめたいと感じるときもあるでしょう。しかし、触れることは避けてください。

また、作品に近づきすぎるのもよくありません。不意に体のバランスを崩し、その反動で作品を壊してしまう可能性があるからです。博物館の作品には、最大限の注意を払いましょう。

撮影や飲食などの禁止事項を守る

美しい展示物などは、写真に収めておきたいと思うものです。しかし、許可されている場合を除いて、撮影はしないようにしましょう。著作権などの問題もからみ、思わぬトラブルになるかもしれません。

また、館内では、特別な場合を除いて、基本的に飲食はできません。暑くて喉が渇くと、ついペットボトルなどに手が伸びてしまいがちですが、気をつけましょう。

東京の博物館を楽しもう

東京には、いろいろなタイプの博物館がたくさんあります。芸術性豊かなものや、生活にまつわる事柄までさまざまです。

興味が向いた博物館に足を運んで、さまざまな文化や芸術に触れて楽しんでみてください。

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