ガーデニング初心者もできる庭づくりのコツ!自慢の庭をつくろう

2019.07.03

ガーデニングを成功させるためには、デザインの決め方から土の作り方、植える草花の特性まで、たくさんの知識が必要です。知識を学び計画的に準備することで、初心者でも納得の庭作りができます。庭作りに欠かせない、基本知識やテクニックを紹介します。

庭作りのコツ

素敵な庭を作ることは、自分や家族にとっての楽しみであると同時に、近隣の方や通行人に楽しんでもらい、交流を深めることにもつながります。まずは庭作りを成功させるポイントについてみていきましょう。

庭の環境を調べよう

庭作り成功の最大のポイントは、庭の環境を把握することです。日当たりや風通し、水はけの良し悪しを調べ、環境に適した植物を配置していきましょう。

日当たりが悪い場所には日陰でも育ちやすい草花を植えたり、プランター台を置いて日が当たるようにしたりすることで、充分対応できます。

逆に日が当たりすぎるようなら、高い庭木を植えて日陰を作ったり、水やりの回数を増やしたりといった対策が必要になるでしょう。

風通しや水はけについても同様に調べ、植物の生育環境に良くないと思われる箇所に対して、事前に改善策を考えておくことが大切です。

デザインや雰囲気を考える

ただなんとなく気に入った植物を植えてある庭よりも、統一感を持たせた庭のほうが、見栄えがします。また、庭の使い方によっても植える植物やオーナメントの選び方が変わります。

庭にテーブルや椅子を置いてリビングの延長として使うなら、日陰になるような背の高い樹木や、芝生を植えると快適になります。和風な庭にしたければ、灯篭や庭石をおくとよいでしょう。

家庭菜園や花壇を作って、草花の世話に専念するのもおすすめです。庭の雰囲気や使い道を明確にしてから、植える草花や装飾品を揃えていきましょう。

庭の基本、土作りについて

庭の植物の成長にとって、もっとも大切なのは土作りです。日当たりや風向きは場所を移動するなど、工夫次第で解決できますが、土の場合はそういうわけにはいきません。

水はけをよくしたり、肥料を追加したりして、植物の生育に適した状態に作り上げる必要があります。ガーデニングの基礎となる、土作りのコツを紹介します。

土作りで重要なこと

植物にとっての良い土とは、その植物が自生している場所の環境に近い土です。たとえば水辺に育つ植物と、乾いた場所で育つ植物とでは、土の環境がまるで違います。以下の点に注目して、土の環境を整えていきましょう。

  • 排水性、通気性
  • 有機性
  • 清潔さ
  • 酸度

土の『排水性』が高いと水やりの回数が増すため、常に新鮮な水や空気を供給できます。肥料の成分もよく流れ、根に届きやすくなります。

たい肥や腐葉土などの『有機成分』を多く含む土は、微生物を増やして土を良い状態に保ちます。肥料を蓄えやすく、土自体も肥料になります。

病気や害虫を予防するためには、できるだけ新しい土を使い、『清潔』を保つことも大切です。さらに日本の土は基本的に『酸性』なので、植物によっては石灰を混ぜて酸度を調整する必要があります。

土の作り方

土作りには、石灰や腐葉土を混ぜて寝かせる期間として、最低でも『2週間』ほど必要です。苗の植え付けや種まきの時期に合わせて、計画的に行いましょう。土作りの具体的な手順は以下の通りです。

  1. 土を耕し、小石や雑草を取り除く
  2. 苦土石灰を混ぜて1週間寝かせる(1平方メートルあたり100~120g)
  3. 全体の3割程度のたい肥や腐葉土を混ぜ、1週間寝かせる
  4. 肥料を入れる

庭木を植えて雰囲気作り

さまざまな庭木を植えるのも、ガーデニングの楽しみの一つです。それぞれの木が持つ特徴を活かし、庭の雰囲気作りに役立てましょう。庭木の主な用途や選び方、効果的な植え方について紹介します。

庭木の役割とは?

大きくて美しい庭木は、家や庭の『シンボル』になります。また、外からの視線を遮ったり、適度な日陰を作ったりするために、庭木を植えるケースもあります。

きれいな花が咲く木や、果実が収穫できる木、紅葉を楽しめる木などは、季節の移ろいを実感でき、庭の雰囲気作りに最適です。

おすすめの常緑樹

シンボルツリーや目隠しとして植えるなら、冬になっても葉を落とさない『常緑樹』がおすすめです。ただし常緑樹といっても、中には寒くなると半分ほど葉を落としてしまうものもあるので注意しましょう。

また、成長に伴い古くなった葉は落ちて、新しい葉が出てきます。落葉樹のように秋に一気に落ちるわけではありませんが、どんな木でも落ち葉の掃除は必要です。庭木を植える際は、掃除のしやすさも考慮して選びましょう。

庭木として人気の常緑樹には、オリーブ、シマトネリコ、カシ、コニファー、キンモクセイ、フェイジョアなどがあります。

オリーブやシマトネリコは日当たりがよく、乾燥した場所を好みます。寒い地域や日陰の庭は、耐寒性のあるコニファーがおすすめです。

おすすめの落葉樹

『落葉樹』は冬になると葉が落ちるため、庭がさみしい雰囲気になってしまうのがネックです。こまめに落ち葉掃除をしないと、近隣の迷惑になることもあります。

明るい色合いの壁やフェンスをバックにしたり、常緑樹の間にバランスよく配置したりすることで、葉が落ちても美しく見せられるでしょう。

庭木にするなら、紅葉を楽しめるモミジ類、美しい花を咲かせるハナミズキやヤマブキ、実が美味しいベリー類がおすすめです。

敷石や庭石を活用しよう

レンガや石で装飾すると、庭がより洗練された雰囲気になります。最後に敷石や庭石の、効果的な活用方法を紹介します。

敷石のメリットとは

庭の地面がむき出しのままになっていると、雨が降って水が溜まり、靴や洋服が汚れてしまいます。雑草が生えやすく、見た目も悪くなります。

敷石があれば、乾いた『通路を確保』できるのはもちろん、雑草が減り手入れが楽になるでしょう。使う素材によって、庭の雰囲気を変えられるのもポイントです。

種類で選んでみる

敷石には、天然の石やレンガ、磁器タイルなどが使われます。天然石には和風庭園に似合う御影石や、涼し気な雰囲気の石灰岩などがあります。丈夫で長持ちする素材ですが、自分で敷くのは難しいでしょう。

レンガの敷石は、庭を洋風なイメージに見せてくれます。価格が手ごろで扱いやすく、DIYに適しています。時間が経つほど味わいが出てくるのも魅力です。

磁器タイルにはさまざまな色やデザインがあるため、個性を出したい時に重宝します。汚れが落ちやすく、掃除も楽です。ただしレンガに比べると、価格はやや高くなります。

ロックガーデンを作ってみる

無造作に置かれた石の間に、色とりどりの草花を植える『ロックガーデン』は、まるで岩山の景色を切り取ったようなワイルドな雰囲気が魅力です。

ロックガーデンを作るときは庭の一角に土を盛り、できるだけゴツゴツした石をランダムに配置します。石の種類やサイズは意識せず、適当に置くのが自然な雰囲気を醸し出すコツです。

また、ロックガーデンには地を這うような、背丈の低い草花が似合います。石を配置したら、間にコニファーなどの低めの樹木やハーブ、小さめの花を植えていきましょう。

大きな石を置くスペースがないときは、プランターに石を数個置き、植物を寄せ植えするとロックガーデンのような雰囲気を演出できます。

ガーデニングで自慢できる庭作り

デザインを決め、土を作り、植物を育てるまでには相当な時間と労力がかかります。しかし手間暇かけて作り上げたこだわりの庭は、眺めもまた格別です。

本記事を参考に、オリジナリティあふれる庭作りにチャレンジしてはいかがでしょうか。

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