しっとりパウンドケーキの作り方伝授!コツや保存方法も解説

2019.07.03

ふっくらとして柔らかい食感のパウンドケーキは、多くのお菓子好きを魅了してきました。バリエーションが豊富で日持ちもしやすいパウンドケーキは、ギフトにもおすすめのスイーツです。ここではおすすめのパウンドケーキや、保存方法について紹介します。

パウンドケーキの基礎知識

『パウンドケーキ』は材料や作り方が比較的シンプルであることから、一般の家庭でも日常的に作られている定番のお菓子です。しかし他のケーキとの具体的な違いやカロリーなどについて、知らない人も多いのではないでしょうか?

ここでは、私たちの身近にあるパウンドケーキの名前の由来や、シフォンケーキ・スポンジケーキと違う点、さらにパウンドケーキのカロリーなど『パウンドケーキに関する基礎知識』について紹介します。

名前の由来は1パウンド

パウンドケーキを作るために必要な材料は、『小麦粉・バター・砂糖・卵』の4つです。分量は全て均等に、レシピ発祥当時はそれぞれ『1ポンド』で構成されてたとされており、パウンドケーキという名前の由来はここにあると言われています。

発祥はフランスのブルターニュ地方と言われており、気軽に楽しむホームメイドケーキとして生まれました。シンプルなレシピで手軽に作れる点がこのケーキの特徴だと言えるでしょう。

シフォンケーキやスポンジケーキとの違い

同じ焼き菓子でも、シフォンケーキやスポンジケーキとパウンドケーキは異なります。

材料の面から考えても、シフォンケーキにはバターではなくサラダ油が使われており、これによりふんわりと軽い食感を生み出しています。

また、スポンジケーキは基本的に小麦粉と卵と砂糖がメインで作られており、油脂の配合率はパウンドケーキほど高くありません。

パウンドケーキのカロリーは?

一般的に家庭で作られるパウンドケーキは、約20cmの市販のステンレスの型に材料を入れて焼き上げます。出来上がったパウンドケーキの総重量はおおよそ360gとなり、そのカロリーは約1500kcalになるのです。

成人男性の1日の理想的な摂取カロリーは、2000〜2500kcal前後と言われており、パウンドケーキ1切れがご飯約1膳分のカロリー摂取量と同等なのです。

もし丸々1本パウンドケーキを食べると1日に必要なカロリーの半分以上を摂取することになるので、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。

パウンドケーキはどうやって作られる?

パウンドケーキを作る際に使われる材料やそれぞれの分量はいたってシンプルです。しかし実際に『美味しいパウンドケーキ』を作るためには、いくつか押さえるべきポイントがあります。

一見シンプルなケーキなのですが、理想的なパウンドケーキに仕上げるためには注意すべきポイントがあるのです。

パウンドケーキ作りは決してむずかしいものではありません。しかしせっかく家庭で作るのであれば、できるだけ美味しいパウンドケーキを作りたいものです。ここでは、パウンドケーキを作る手順や材料の混ぜ方、具体的な焼き方などを紹介します。

材料をよく混ぜる

しっとりとした重量感のあるパウンドケーキを作るためには、空気を上手に含ませながらバターと砂糖をしっかり混ぜあわせることがポイントになります。

バターが常温であることも大切です。冷蔵庫から取り出したばかりで硬いまま混ぜてしまうと、なかなか上手に混ぜあわせることができず作るのに時間がかかってしまうのです。

さらに材料を混ぜあわせる時間を意識することが大切です。短時間で終わらせず、バターの色が白くなるまで根気よく混ぜあわせましょう。全体的にふんわりとした質感になるまでしっかりと泡だてましょう。

素材の混ぜ方で焼き上がりが変わる

パウンドケーキを作る際に大切な点は、素材の混ぜ方です。特に常温のバターと卵を混ぜ合わせる時には注意が必要です。両者の混ぜ方次第で、パウンドケーキの膨らみや焼き上がりが大きく変わるので気をつけましょう。

ポイントは、バターと卵を少しずつボウルに入れて固まらないように適切な分量で混ぜることです。決して目分量でざっくりと混ぜ合わせるのではなく、計量カップやスプーンを利用して徐々に分量を増やしながら混ぜあわせるとよいでしょう。

予熱したオーブンで焼く

パウンドケーキを焼きすぎないように上手に焼くためには、いくつかの工夫が必要です。そのうちの一つが、予熱したオーブンで焼くことです。その際、オーブンの予熱を十分確保することが大切です。

予熱時間が短ければせっかく作ったパウンドケーキが綺麗に膨らまず、中まで十分に火が通らないことになりかねません。

どの程度予熱時間を確保すればよいのか、作る回数を重ねると自然に分かってくるものです。何度も試しながら焼き加減を調整し、最適な予熱時間を判断しましょう。

パウンドケーキの味の決め手とは

家庭でも簡単に作ることができるパウンドケーキですが、美味しい味に仕上げるためには『大切なポイント』があります。パウンドケーキの特徴であるしっとり感やふんわりとした食感を作り出すための大切なポイントなのです。

具体的には材料に使うバターや卵の温度と生地の混ぜ方の2点です。ここを押さえると美味しいパウンドケーキを作ることができます。それぞれ具体的に解説していきますので、家庭でパウンドケーキを作る際の参考にしてください。

バターと卵の温度

材料に使うバターと卵は、あらかじめ冷蔵庫から取り出して室内と同じ温度にしておくことが大切です。特にバターが固まったままでは材料を上手に混ぜることができず、その結果ふっくらとした仕上がりにならない可能性があるのです。

ケーキ作りの数時間前に冷蔵庫から取り出しておくと、バターが柔らかくなります。卵もバターと同じようにあらかじめ冷蔵庫から取り出しておきましょう。

卵とバターをそれぞれ同じ温度にすると、両者を分離させることなく綺麗に混ぜあわせることができるのです。

生地は切るように混ぜる

パウンドケーキを綺麗に焼き上げるためには、小麦粉を投入した後は生地全体をゴムベラで切るように混ぜることがポイントです。ボウルを回転させながら、サクサクと切るようにヘラを動かすとバランスよくスピーディーに混ぜあわせることができるでしょう。

混ぜすぎると小麦粉のグルテンの働きにより生地に粘りが出てしまい、この粘りがあると生地を綺麗に焼き上げることができなくなるので注意しましょう。

フルーツなどの具材も、最初から入れるのではなく、生地を混ぜている途中に投入するように心がけましょう。

しっとりした状態で保存するには

パウンドケーキを美味しい味を保ったまま保存するためには、その『保存温度』が重要です。特にパウンドケーキの特徴であるしっとり感を長持ちさせるには、保存する温度が極めて大切になるのです。

さらに中に入れる具材やパウンドケーキを作る季節によっても最適な保存温度は変わってきます。ここでは、パウンドケーキを上手に保存する温度やコツ、具材にフルーツを使った際の注意点などをそれぞれ解説します。

パウンドケーキは常温で保存しよう

パウンドケーキの理想的な保存温度は『25度前後』です。常温で保存すると一番美味しく食べられると言われています。

冷蔵庫の中で冷やしすぎると、パウンドケーキの材料であるバターが固まって独特のふっくらした食感を味わうことができなくなるので注意が必要になります。

常温で保存した際の保存期間は約一週間です。もちろん夏場や気温が高い時期は傷みが早くなるので、保存期間も短くなると捉えた方がいいでしょう。

乾燥させないことが保存のコツ

パウンドケーキの美味しさの特徴であるしっとりとした食感をより長く味わうためには、保存する際に乾燥から防ぐよう心がけましょう。乾燥してしまうとパサパサとした食感になり美味しさが半減してしまうのです。

乾燥を防ぐためには、焼き上げたばかりの温かい状態のままラップに包むとよいでしょう。ラップには食材を蒸らす効果があるので、パウンドケーキのしっとりとした状態を長持ちさせる効果があるのです。

フルーツ入りのものは保存に注意

パウンドケーキは常温で保存するようおすすめしてきましたが、使っている材料によっては常温だと逆に傷みやすくなる場合があるので気をつけましょう。

特に新鮮なフルーツを入れている場合は、水分を多く含んでいることから通常よりも早く傷む傾向があります。

さらに季節によっては常温であっても傷みが早くなるので注意する必要があります。夏の時期にフルーツ入りのパウンドケーキを作る際は、冷やしつつ保存期間を通常より短くすることをおすすめします。

パウンドケーキが食べられるおしゃれなお店

家庭で手軽に作ることができるパウンドケーキですが、たまにはおしゃれなスイーツショップや高級ホテルで食べてみてもいいでしょう。選び抜かれた食材で作られたケーキの味は格別であり、家庭とは違った満足感を得られるのではないでしょうか。

パウンドケーキを提供しているショップはいくつもありますが、ここでは、『パウンドケーキが食べられるおしゃれなお店』を三つ紹介します。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

シンプルで美味しいノワ・ドゥ・ブール

東京の新宿・伊勢丹店と日本橋・三越店に店を構えるノワ・ドゥ・ブールでは、素材の味を生かしたシンプルなパウンドケーキを取り扱っています。

シンプルな素材を使った素朴な味のパウンドケーキはたくさんありますが、ノワ・ドゥ・ブールのパウンドケーキは他とは違う特徴を持っています。

キャトルカールと呼ばれるこのお店オリジナルのパウンドケーキはオレンジの香りをはなっており、優しい味わいが特徴的な人気のある商品なのです。

数々の賞を受賞したピエール・エルメ・パリ

東京や名古屋、京都、神戸に店舗を構える『ピエール・エルメ・パリ』は、世界の優秀なパティシエ賞を始め、これまで数多くの賞を受賞したフランスの菓子職人ピエール・エルメが手がけるお店です。

世界のスイーツファンをとりこにするパウンドケーキを味わえる、日本でも珍しい世界レベルのショップなのです。

和風にアレンジしたジュヴァンセル

京都にお店を構えるお店『ジュヴァンセル』では、国産の栗と黒豆を使って和風にアレンジしたパウンドケーキを製造し販売しています。

竹取物語と命名されたジュヴァンセルのパウンドケーキは、厳選されたそれぞれの素材が目立ちすぎず控えめすぎず、絶妙なバランスを保っています。

和風の京菓子と洋風のパウンドケーキを上手に融合して作られた、この店のオリジナルの商品となっているのです。

ギフトにおすすめのパウンドケーキ

他のスイーツと比較して賞味期限が長いパウンドケーキは、贈り物としても人気があります。母の日や父の日といったイベントごとや、お祝い事や記念日などあらゆる場面で喜ばれる万能なギフトなのです。

ショップごとのオリジナルのパウンドケーキもたくさん販売されており、多くのお店が特徴のあるケーキを作りその味を競い合っています。

ここではその中でもオススメのパウンドケーキを三つ紹介しますので、ギフト選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

川本屋 パウンドケーキ店長お任せ10個セット

明治時代に創業された老舗の日本茶専門店『川本屋』では、宇治抹茶やほうじ茶、玄米茶やごぼう茶など、選び抜かれた素材を使って作られた複数のパウンドケーキをセット販売しています。

おすすめは、パウンドケーキ店長お任せ10個セットです。一度にたくさんの種類のパウンドケーキを味わえることから、人気の高い商品です。

金沢スイーツ工房 ギフトセット

石川県の老舗料亭の味を受け継いだ金沢スイーツ工房では、8種類のパウンドケーキを製造・販売しています。

こちらで取り扱うギフトセットはパウンドケーキを自由に組み合わせることができ、さらにスターバックスコーヒーのドリップコーヒーと組み合わせることも可能です。

パウンドケーキに合わせてコーヒーを飲むことができる、気の利いたギフトとして選ばれています。

グリーンパウンズ オーガニックパウンドケーキ

パウンドケーキ専門店である『グリーンパウンズ』では、全国各地から取り寄せたこだわりのオーガニック素材を使ったパウンドケーキを販売しています。

バターの量を抑えてオリーブオイルの風味を際立たせたシンプルかつオリジナルな味が好評で、ギフトとしても人気の高い商品として選ばれています。

パウンドケーキ型を使って焼いてみよう

家庭でパウンドケーキを作る際に利用する『パウンドケーキ型』ですが、現在はさまざまな種類の型が販売されています。プロが使う定番の型や機能性を重視して作られた型など、どれもパウンドケーキを美味しく作るのに欠かせないものです。

ここではパウンドケーキ型の種類や、おすすめのパウンドケーキ型をいくつか紹介します。それぞれの特徴を解説するので、ぜひ家庭でパウンドケーキを作る際の型選びの参考にしてください。

パウンドケーキ型の種類

パウンドケーキ型は、重量が軽いアルミ製や熱伝導が優れているブリキ製、柔らかく取り扱いやすいシリコン製など複数の素材で作られたものが販売されています。

幅が通常より細いタイプや角が鋭く深いサイズのものも販売されているので、色々なタイプのパウンドケーキを作ることができるのです。

cuoca オリジナルブリキパウンドケーキ型

お菓子やパン材料を専門に取り扱う通販サイト『cuoca』では、オリジナルのブリキパウンドケーキ型を販売しています。ブリキ製の型は熱伝導に優れているため、ケーキを素早くかつ美しく焼き上げることができるのでおすすめです。

  • 商品名:cuoca オリジナルブリキパウンドケーキ型
  • 価格:404円
  • Amazon:販売ページ

貝印 CAKE・MATE 底取れ スタイリッシュパウンド型

細くて長いシンプルなパウンドケーキを作るのにおすすめなのが『貝印 CAKE・MATE 底取れ スタイリッシュパウンド型』です。底が取れるので焼きあがったケーキを簡単に取り出すことができる、おすすめのパウンドケーキ型です。

  • 商品名:貝印 CAKE・MATE 底取れ スタイリッシュパウンド型
  • 価格:1,672円
  • Amazon:販売ページ

しっとりとしたパウンドケーキを楽しもう

高級専門店やコンビニでも購入でき、家庭でも簡単に作ることができるパウンドケーキは、シンプルな味わいで多くの人から受け入れられている定番の焼き菓子です。柔らかく『しっとりとした食感』は食べ応えがあり、楽しみながら食べることができます。

焼き菓子を作ったことがないのであれば、まずはパウンドケーキ作りから挑戦してみることをおすすめします。材料も少なく比較的短時間で作ることができるので、しっとりとしたパウンドケーキを作ってお菓子作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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