スペイン旅行にプラド美術館は外せない!必ず観たい名画とは?

2019.07.01

スペイン王家の豪華なコレクションを公開するスペイン・マドリッドのプラド美術館は、年間290万人もの来場者数を集める世界屈指の美術館です。この記事では、入館方法から見どころまで、プラド美術館を楽しむための情報をご紹介します。

大人気「プラド美術館展」以上の至宝に出会える

実は、日本ではこれまで、2002年、2006年、2011年、2015年、2018年と過去5回の「プラド美術館展」が開催され、累計入場者数が200万人以上となる大変な人気を集めてきました。

2018年にはベラスケス作品7点が来日しましたが、プラド美術館が所蔵するベラスケスは総数62点。本国で見られるコレクションの豪華さには到底及びません。ベラスケスだけでなく、プラド美術館に実際に足を踏み入れれば、なかなか来日することがない、スペインが誇る名品の数々に出会うことができるでしょう。

プラド美術館の基本情報をチェック

プラド美術館を直接訪れたい方のために、スムーズな入館に向けて基本情報をご紹介します。

開館時間とアクセス

プラド美術館は、地下鉄1号線Banco De Espana駅、またはAtocha駅から徒歩10分ほど。中心部のマヨール広場から歩いても約17分程度でたどり着けます。

プラド美術館の開館時間は、月曜から土曜日が午前10時から午後8時まで、日曜と祝日は午後7時に閉館となります。1月6日、12月24日、12月31日は午後2時に閉館しますので注意しましょう。閉館日は、1月1日、5月1日、12月25日です。

入場料とチケット購入方法

プラド美術館の入場料は、一般が15ユーロで18歳以下は無料です。ガイドブック付きの24ユーロのチケットもあります。閉館時間の2時間前からは入場料が無料になりますが、長い列ができることもあります。

公式ウェブサイトでは、日付を決めてチケットを購入することもできますので、なるべく行列は避けたいという方は、事前に購入することをおすすめします。

プラド美術館の有名作品って?

プラド美術館では、スペイン出身の巨匠たちを中心に、2万2,000点の所蔵品のなかから選りすぐりの名品を展示しています。そのなかでも是非見るべき逸品のほか、プラド美術館を訪れる前に是非知っておきたい作品の情報をお届けします。

見逃せないのはベラスケス、ゴヤ、ボス

プラド美術館で絶対に見逃せない作品を厳選すると、まず、ディエゴ・ベラスケスが挙げられます。なかでも『ラス・メニーナス』は、芸術家や研究者に後々まで影響を与えた、美術史上屈指の名品です。

次に必ず見ておきたいのがフランシスコ・デ・ゴヤの作品群。最も有名なゴヤ作品である2枚の『マハ』のうち『着衣のマハ』は、実は、2011年のゴヤ展で来日していますが、『裸のマハ』は、50年近く来日していません。

最後に、スペイン美術以外で是非とも見るべき作品は、15世紀にフランドルで活躍したヒエロニムス・ボスの『快楽の園』です。この画家は現存する作品が少なく、プラドの『快楽の園』は、そのなかでも最も想像力豊かで綿密に描かれた作品と言えるでしょう。

プラドの『モナリザ』とは

レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナリザ』はパリのルーヴル美術館に所蔵されているはず。そのため、プラド美術館でそっくりな絵を見た人は驚いてしまうでしょう。実は、『モナリザ』にはレオナルドの生前よりたくさんのレプリカが作られました。なかでも、プラドの『モナリザ』は、レオナルドの弟子の一人が、本物の『モナリザ』とほぼ同時期に制作していたことが判明しており、最も貴重なレプリカとされています。

かつて展示された『ゲルニカ』

スペインにまつわる有名な絵画と言えば、思い浮かべる方も多いパブロ・ピカソによる『ゲルニカ』ですが、かつてプラド美術館に展示されていたことがありました。

フランコの独裁政権による破壊を恐れたピカソは、スペインに民主的な平和が訪れるまでニューヨークに『ゲルニカ』を保管することを望みました。その後、1981年に返還が達成され、1992年までプラド美術館に展示されていました。現在は、プラド美術館から歩いて10分ほどのソフィア王妃芸術センターに展示されています。

プラド美術館を楽しんだら

プラド美術館周辺には、その他にも、印象派やゴッホなどの名品を展示するティッセン=ボルネミッサ美術館や、『ゲルニカ』だけでなくダリやミロなど20世紀以降のスペイン美術が楽しめるソフィア王妃芸術センターなどが、徒歩圏内に集中しています。是非、じっくりとスペイン美術の精髄を味わってみてください。

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