芳香剤をアロマオイルで作ってみよう!手作り芳香剤の作り方解説

2019.07.01

アロマで作り上げる芳香剤は自分好みの香りを楽しめます。エッセンシャルオイルの種類や、芳香剤のブレンドや作り方を知れば、その日の気分に合わせた香りが楽しめるでしょう。おすすめのブレンドも参考にしてみてください。

アロマの基礎知識

『アロマ』とは香りのことで、集中したいときやリラックスしたいときなどさまざまなシーンで用いられています。そんなアロマの基礎知識からまずはチェックしてみましょう。

エッセンシャルオイルとは?

アロマのエッセンシャルオイル(精油)とは、ハーブなどの植物の有効成分を抽出した揮発性のオイルのことです。植物の葉・花・樹皮・樹脂などから成分を抽出しているため、植物の種類によって香りや成分が異なります。

また、原則としてエッセンシャルオイルは『純度100%』のものです。アロマオイルは、薄めたエッセンシャルオイルも含めて表記するものなので、純度100%のものを選ぶなら表示などを確認する必要があるでしょう。

今では300種類以上のエッセンシャルオイルがあり、安価なものから高価なものまで販売されています。同じエッセンシャルオイルでも抽出方法による香りの違いを楽しめるのもアロマのよさです。

香りのタイプ

一口にアロマと言っても、香りのタイプはいくつかに分類できます。代表的な香りのタイプと植物は以下の通りです。同系統は相性がよいのでブレンドしやすく、異なる系統では予想外の香りができる楽しみがあります。

  • 柑橘系:グレープフルーツ・レモン・ベルガモット・マンダリン
  • フローラル系:ラベンダー・ローズ・ジャスミン・ネロリ
  • ハーブ系:ペパーミント・ローズマリー・マージョラム・レモングラス
  • エキゾチック系:イランイラン・サンダルウッド
  • 樹木系:ユーカリ・ティーツリー・サイプレス・ローズウッド
  • 樹脂系:スイートオレンジ・グレープフルーツ・レモン
  • スパイス系:シナモン・ジンジャー・ブラックペッパー

使用上の注意

アロマセラピーなどに使われるエッセンシャルオイルは、高濃度のため使用には十分な注意が必要です。例えば、原液のまま肌につけてしまうと刺激が強く、肌荒れなどの原因となってしまいます。目や傷口、粘膜付近に付けるのもおすすめできません。

特に小さな子供は、皮膚から吸収すると人体への悪影響が強く出てしまう可能性があります。肌への刺激による反応も強いため、使わないようにしましょう。

また、『妊娠中には適さないアロマ』もあります。妊娠の可能性がある方に使う際は、アロマの種類をよく確認し、芳香浴程度にとどめるのがよいでしょう。

アロマを使った芳香剤の種類や違い

アロマを用いて作られている芳香剤の種類や違いについても知っておきましょう。好きな香りに包まれて、健康管理やリラックスに役立ててみてください。

リードディフューザー

リードディフューザーは、火や電気を使わずに置いておくだけで香りが拡散するタイプの芳香剤です。容器に入った希釈されたアロマを竹串が吸い上げ、香りを自然に広げていきます。火や電気を使わないので、安全にアロマの香りが楽しめるでしょう。

余ってしまったエッセンシャルオイルの有効活用する方法としても便利で、無水エタノールとアロマを9:1の割合で混ぜ、容器に入れて竹串を立てるだけで手作りできます。インテリアとしても活用できるので、自分だけのリードディフューザーを作ってみてください。

スプレータイプ

衣類や肌、部屋にスプレーするタイプの芳香剤です。好きなときに手軽に使え、その場で香りを楽しめます。アロマの種類によって『殺菌・抗菌』『消臭』『虫除け』など多方面で活躍することもあり、持っておくと便利でしょう。

アウトドアが趣味の人も、スプレータイプで虫除け対策をしておけば過ごしやすくなります。ただし、組み合わせによっては特定の虫を誘引してしまう可能性があるので注意しましょう。

スプレータイプも、リードディフューザーと同様に手作りできます。スプレー容器に精製水と無水エタノール、エッセンシャルオイルを8:1:1の割合で混ぜ合わせるだけです。精製水とエッセンシャルオイルは分離しやすいため、よく振ってから使いましょう。

その他のタイプ

代表的なリードディフューザーやスプレータイプ以外にも、手作りによってさまざまな芳香剤が作られています。例えば、無臭の消臭ビーズにエッセンシャルオイルを垂らしたもの、重曹とエッセンシャルオイルを混ぜ合わせたものなどは使われることが多いでしょう。

手作りする楽しみがあるアロマですが、本来の用途ではない使い方をすると危険なケースもあります。初めて使用するときには専門店などに相談するようにしましょう。

おすすめの人気アロマブレンドを紹介

アロマをブレンドして使えば、より自分好みの香りを追求できます。最初は組み合わせに迷ってしまうことも多いので、人気のアロマブレンドを参考にしてみましょう。

集中したい時

仕事の前に気持ちをシャキッとしたいときや、集中力を高めたいという人におすすめのブレンドが『ローズマリー2滴とレモン1滴』の組み合わせです。

ローズマリーとレモンをブレンドした香りは、シャープな香りとスッキリした香りが脳を活性化させて効率アップに繋がるでしょう。香りの好みに合わせてローズマリーとレモンの比率を変えてみるのもおすすめです。

さわやかな気分で過ごしたい時

大人っぽい香りでさわやかな気分で過ごせると人気のブレンドが『グレープフルーツ2滴とティーツリー1滴』の組み合わせです。

柑橘系の中でも落ち着きのあるグレープフルーツの香りに、ティーツリーのシャープな香りをブレンドすれば気持ちよく過ごせる香りに仕上がります。

ゆったりとした休日や、リビングの芳香剤としてもピッタリなので、日常生活に取り入れてみるとまた違った感覚で過ごせるでしょう。

リラックスしたい時

疲れている日や、リラックスして落ち着きたいときにおすすめしたいブレンドが『ラベンダー2滴とスイートオレンジ1滴』の組み合わせです。

優しく落ち着きのあるラベンダーの香りに、スイートオレンジの爽やかさを混ぜ合わせれば、爽やかながらもゆったりとした空間に仕上がります。

ラベンダーはフローラル系の香りのため、柑橘系やハーブ系と高相性です。柑橘系やハーブ系から好きな香りを見つけてブレンドしてみるのもよいでしょう。

手作り芳香剤の作り方を解説

スプレータイプやリードディフューザー以外にも、芳香剤を手作りする方法があります。つい溜め込んでしまうことも多い、保冷剤を活用した芳香剤をチェックしてみましょう。

保冷剤を使ってみよう

手作り芳香剤に最も適している保冷剤は『ジェルタイプ』のもので、プラスチック容器などに入っている液体タイプはおすすめできません。このタイプの保冷剤をストックしている、いつの間にか溜まっていた、という人は作ってみましょう。

材料と作り方

手作り芳香剤に必要なものは、ジェルタイプ保冷剤と、アロマを混ぜ合わせるための容器とマドラーです。混ぜ合わせるときの容器をそのまま芳香剤として使う場合は、香りを部屋全体に広げられるように口の広いものを用意しておくとよいでしょう。

作り方は、ジェルタイプ保冷剤の中身を取り出して容器に入れ、好きなエッセンシャルオイルを5〜6滴垂らして混ぜ合わせるだけです。部屋の大きさやお好みでエッセンシャルオイルの量を調節してみてください。

そのまま使っても機能としては十分ですが、ドライフラワーなどで装飾をするとインテリアとしても優秀です。部屋のイメージに合わせてアレンジを楽しんでみるのもよいでしょう。

好みのアロマブレンドでリラックスを

アロマはエッセンシャルオイルを好きなブレンドで楽しめるのが大きな利点です。その日の気分に合わせて、リラックスする香りやシャープな香りを選べば、日常生活にも彩りが出るでしょう。

上で紹介したおすすめブレンドも参考に、自分だけの素敵な香り作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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