サクサク食感がやみつきに!美味しいクロッカンを作るレシピとコツ

2019.07.01

サクサクした食感がやみつきになるスイーツとして、豊富なバリエーションで楽しまれているのが『クロッカン』です。自宅で作れるスイーツとして人気のクロッカンについて、作り方や、実際に販売している店舗について紹介していきます。

クロッカンの基本

カリカリした食感の『クロッカン』は、そのままでもおいしく食べられるスイーツとして注目を集めています。近年では、いろいろなスイーツと合体させて食べられていることからも、その知名度が上がってきているといえるでしょう。

そんなクロッカンとは、具体的にどのようなスイーツなのでしょうか?さまざまな種類が展開されているクロッカンについて、まずは特徴についてまとめていきます。

クロッカンとは

クロッカンとは、フランス語で『カリッとした』『カリカリとした』という意味をもつ焼き菓子です。基本的に油を使わないで作られるスイーツのため、ヘルシーな食べ応えも魅力の一つです。

本場フランスでは、スイーツとしてだけでなくパンとしても親しまれています。汎用性の高いクロッカンは、ほかのお菓子と合わせて楽しむことができるのも特徴的でしょう。

バリエーション豊富でギフトにも最適

クロッカンのバリーションは豊富で、たくさんの素材と合わさることで特徴的な食感を楽しめるスイーツへと姿を変えています。

のちで詳しく触れますが、クロッカンシューやクロッカンショコラなどは、クロッカンを使った代表的なスイーツです。どれも値段が手頃で、かつ食べやすいサイズであるという特徴があります。

また、クロッカンを専門で扱うスイーツ店の数は増えていて、どの店舗も人気を集めています。ショッピングモールやデパートに併設されていることも多いため、ギフトとして利用するのにも最適なスイーツです。

お菓子もパンもある

クロッカンという名前のついた食べ物には、固定のレシピがあるわけではありません。そのため、お菓子だけでなく、パンにもクロッカンという名前がつけられることがあります。

どの商品にも共通していえるのが『サクサクした食感をしている』という点で、食感によって名前の定義が決まっていると考えることもできます。

クッキー生地でサクサク感を表現しているものや、アーモンドと砂糖を使って食感を再現しているものなど、材料もさまざまです。

お菓子のクロッカンのレシピ

クロッカンの特徴や種類についてまとめてきたところで、一般的に知られているお菓子のクロッカンを実際に作るためのレシピについて紹介していきます。

一見作るのが難しそうに感じますが、日常的に手に入る材料やアイテムでおいしく作ることが可能です。クロッカン作りに必要な材料や下準備についてまとめていくので、参考にしてみましょう。

必要な材料

クロッカンを作るのに必要なのは、主に卵白、粉糖、バニラシュガー、薄力粉、アーモンド、ヘーゼルナッツの7種類です。

油を使わないクロッカンは、軽くてサクサクした食感が魅力的ですが、この食感の秘訣は卵白にあり、この卵白には美肌効果もあることが判明しています。

調理前の下準備

クロッカンを調理する前には、四つの下準備をしておくとスムーズに作業を進めることができます。

一つ目が『卵白を常温に戻す』ことです。冷蔵庫から取り出したばかりの卵白は、常温時に比べると硬くなっていてほかの材料と混ざりにくくなっています。クロッカンの決め手は卵白なので、常温に戻しておくことが大切です。

二つ目が『粉糖・薄力粉を振るっておく』ことです。粉糖や薄力粉は、パッケージから出した状態だと混ぜたときにダマになりやすいです。事前に振るっておくことで混ぜ合わせやすく、なめらかになります。

三つ目が『アーモンドやヘーゼルナッツをローストし砕いておく』作業です。ナッツ類は、軽くローストすることで香りが立ちやすくなり、カリッとした食感も出やすくなります。事前にローストすることが、クロッカン特有の食感につながります。

四つ目が『オーブンを予熱しておく』ことです。予熱していないオーブンにいきなり生地を入れて焼こうとすると、温まるまでに時間がかかってうまく焼けない可能性があります。オーブンは、150℃くらいに予熱しておくと良いでしょう。

基本的な作り方

それでは具体的な作り方です。

  1. 常温に戻した卵白をボウルに入れ、泡立て器でよくかき混ぜます。
  2. 卵白がほぐれたら、粉糖とバニラシュガーを加え混ぜ合わせましょう。
  3. 薄力粉を加え混ぜ、ナッツ類を加えたら冷蔵庫で1時間ほど冷まします。
  4. クッキングシートをプレートの上に敷いて、スプーンなどでクッキー生地を乗せていきます。
  5. シートの上に乗せたクッキー生地は、濡らしたフォークなどで軽く伸ばしましょう。
  6. 表面に粉糖をまぶし、予熱しておいたオーブンで20〜30分ほど焼いたら完成です。

クロッカン作りのポイント

続いて、おいしいクロッカン作りに欠かせないポイントもまとめていきます。

豊富なバリエーションで楽しめるクロッカンは、アレンジ方法もたくさんあります。どのようなアレンジを加えることができるのか、また、作る際に注意したい点についてチェックしていきましょう。

アーモンドはクルミなどのナッツでも代用可

先ほど紹介したレシピでは、ザクザクした食感を出すためにアーモンドやヘーゼルナッツを使っていました。これらの食材は、『クルミやカシューナッツ』など、ほかのナッツ類でも代用することができます。

ナッツ類はたくさんあるため、使う種類によって微妙に食感や風味を変えることができるのも面白いポイントです。

ただし、注意したいのが、どのナッツも先にローストしておくことです。ローストしていないナッツを砕いて使うこともできますが、ローストしている方がカリッとした食感が引き立ちます。

アーモンドは歯ごたえがある程度に砕く

アーモンドなどの大きいナッツを砕くときに意識したいのが『歯ごたえがある程度に砕く』ということです。ナッツを砕いて作るクロッカンですが、あまりにも細かくし過ぎてしまうとせっかくの歯ごたえがなくなってしまいます。

あまり大き過ぎても食べづらくなってしまいますが、適度に歯ごたえを楽しめる程度に砕いてあげるのがおいしいクロッカン作りのコツです。

また、これはアーモンド以外のナッツも同様でしょう。

クルミなどもサイズが大きいナッツなので、歯ごたえを楽しめるサイズ感に調整して砕きましょう。いろいろなナッツを一度に使うときは、砕くサイズを整えてあげるとさらに食べやすくなります。

油分がないためクッキングシートが必要

クロッカンは油を使わずに作ります。そのため、プレートに乗せて焼く際には『クッキングシート』が必須です。

クッキングシートを敷かずに直接プレートの上に乗せてしまうと、焦げ付いたり、生地をうまく剥がせなくなったりするので注意が必要でしょう。

さらに、クロッカンをクッキングシートに乗せるときは、5cmくらいの間隔をあけて生地を乗せていきます。こうすることで、できあがったときに、くっつき合うことを防げるのです。

クロッカン自体のサイズに決まりはありませんが、一口サイズで食べやすくしたいときには、直径4cmくらいの円形に広げて作るのが一般的でしょう。

パリパリ食感がおいしい クロッカンテ

クロッカンと似たような食べ物に『クロッカンテ』というものがあります。クロッカンとクロッカンテには、どのような違いがあるのでしょうか?クロッカンテに関する基本情報や、作り方について見ていきましょう。

クロッカンテとは

クロッカンテとは、フランス語で『よく焼いた』という意味を表す言葉で、語源はクロッカンからきています。

クロッカンと同様にクロッカンテもさまざまなバリエーションで楽しまれており、料理の前菜、飾りとして使われるほか、材料を変えてスイーツとして好まれている食べ物です。

前菜の場合はチーズで、スイーツの場合はアーモンドをカラメルで固めたものなどがありますが、どれも独特のパリッとした歯ごたえが魅力的です。

王道はパルミジャーノで前菜などに合う

さまざまな材料で作ることができるクロッカンテは『パルミジャーノ』で作られるものが王道です。パルミジャーノとはイタリアを代表するチーズの一つで、イタリアチーズの王様ともいわれています。

そのパルミジャーノチーズをそのまま、カリカリに焼いて楽しむパルミジャーノ・クロッカンテは、コース料理の前菜などにも使われることが多いです。

また、焼く前に形をつけやすいという特徴から、メイン料理を飾る名脇役として使用されることもあります。

クロッカンテを作ってみよう

上記で紹介してきたように、クロッカンテにはいろいろなバリエーションがあります。アーモンドをカラメルで固めて楽しむスイーツや、チーズを焼いて楽しむ方法など、シーンに合わせて変幻自在に対応可能です。

肝心のクロッカンテですが、チーズで作る場合は、『カリカリに焼くだけ』です。フライパンやオーブンでも簡単に作ることができるでしょう。

そしてチーズのクロッカンテの場合、チーズとしらすを混ぜて焼くことで、しらす入りクロッカンテを作ることもできます。

チーズの香ばしさとしらすの旨味が絶妙にマッチし、小さな子どもに嬉しいカルシウムをお菓子感覚で摂取できるアイデアレシピです。

さらに、このチーズを使って作るクロッカンテは、チーズの種類によって焼いたあとのアレンジ方法が豊富だという特徴があります。

フルーツ系のジャムをのせて食べると適度な酸味と甘さを楽しむことができ、すりおろしたニンニクと合わせると、それだけで酒の肴として堪能できます。

甘くておいしい クロッカンショコラ

『クロッカンショコラ』は、ショコラの甘さとクロッカン特有の食感がクセになるスイーツとして人気を集めています。

甘くておいしいクロッカンショコラについて、特徴やおすすめの店舗について紹介していきます。

クロッカンショコラとは

クロッカンショコラとはその名の通り、クロッカン特有の『サクサクした食感でショコラの味』を楽しめるスイーツです。クロッカンテやクロッカンと同様、決まったレシピや形があるわけではなく、多種多様なクロッカンショコラが誕生しています。

例えば、クッキーのような形になっているクロッカンショコラもあれば、パンとして販売されているものもあります。そのため、具体的にこれと指すのが難しいというのも特徴です。

ショコラティエが作るクロッカンショコラもある

クロッカンショコラの中には、ショコラティエが手がけているものもあります。クロッカンショコラとしてチョコレートを作ったショコラティエの一人に『パスカル・ラック』氏がいます。

パスカル・ラック氏は、2014年にフランスで優秀なショコラティエ20名のうち、最優秀賞を受賞するなどの経歴を持つ実力派のショコラティエです。

彼が展開する日本向けブランド『LAC a nice』では、ザクザク食感を楽しめるクロッカンショコラが誕生しています。

クロッカンショコラなら365日もおすすめ

日本で人気を集めるクロッカンショコラは、東京都の代々木八幡にあるベーカリー『365日』で味わうことができます。

365日の販売しているクロッカンショコラは、パン生地にシリアル入りのチョコレートがたっぷり詰まったスタイルで、サクサク食感がショコラガナッシュと相性抜群な逸品に仕上がっています。

チョコレートクリームは甘さ控えめなので、何個でも食べられる気軽なスイーツとして人気を集めています。

  • 店舗名:365日
  • 住所:東京都渋谷区富ケ谷1丁目6−12
  • 電話番号:03-6804-7357
  • 営業時間:7:00〜19:00
  • 公式Facebook

大人気のクロッカンシューザクザク

クロッカンとシュークリームを合わせた新感覚のスイーツとして、近年人気を集めているのが『クロッカンシュー』です。

このスイーツの専門店として、日本だけでなく世界に進出している店舗が『クロッカンシューザクザク』ですが、クロッカンシューザクザクにはどのような魅力があるのでしょうか?

クロッカンシューザクザクならではのこだわりや、特徴についてまとめていきます。

北海道発の新食感シュークリーム

クロッカンシューザクザクは、『北海道生まれのクロッカンシュー専門店』です。クロッカンのザクザクした食感をシュークリームの生地に使うことによって、今までにないシュークリームの形を広めています。

もともとは北海道にある洋菓子店から派生したこの店舗では、中身にこだわりがちなシュークリームに対して、生地に着目することから現在のクロッカンシューにたどり着きました。

現在では、日本だけでなく台湾や中国などアジアの人気スポットにも店舗を拡大していて、多くの場所で話題を呼んでいます。

ザクザク感とは?

クロッカンシューザクザク特有の『ザクザク感』は、アーモンドをまぶした特徴的なシュー生地から生まれています。

北海道生まれの店舗ならではの利点を生かし、生地には北海道産の素材が使われていて、工房直結型の店舗でできたてのザクザク感を堪能することができます。

国内は東京や大阪などで購入可能

国内では東京や大阪でも購入が可能で、どの店舗も連日多くの顧客が並ぶ人気店となっています。クロッカンシューザクザクが東京に進出したのは、2014年新宿店が初でしたが、今では国内に、東京・大阪・福岡で計4店舗が設けられています。

先ほど紹介したように、近年ではアジアの人気スポットにも店舗拡大が進められているため、多くの若者やスイーツファンを虜にしています。

  • 店舗名:クロッカンシューザクザク 原宿店
  • 住所:東京都渋谷区神宮前1丁目7−1 CUTECUBE原宿 1階
  • 電話番号: 03-6804-6340
  • 営業時間:10:00〜20:00
  • 公式HP

クロッカンがおいしいお店

クロッカンは自宅でも簡単に楽しめるスイーツですが、もちろん、店舗で購入してこだわりの詰まったクロッカンを味わうこともできます。クロッカンがおいしいお店についてまとめていくので、合わせてチェックしていきましょう。

香ばしいバナナクロッカン 麻布十番モンタボー

各地にあるベーカリー店『麻布十番モンタボー』では、香ばしいバナナをクロッカンで食べられる『バナナクロッカン』が人気メニューです。

ローストしたくるみと合わせてバナナもクロッカンになっているため、ナッツだけのクロッカンとは一味違う、バナナ特有の甘みを堪能できるスイーツに仕上がっています。

  • 店舗名:麻布十番モンタボー 麻布十番本店
  • 住所:東京都港区麻布十番2丁目3−3
  • 電話番号: 03-3455-7296
  • 営業時間:8:30~21:00
  • 公式HP

1日数本の限定販売 ザペニンシュラ東京

1日数本限定のクロッカンを使ったパンが食べられるのが『ザペニンシュラ東京』です。たっぷりのマカダミアナッツとキャラメルをパン型に詰め込み焼き上げた甘いパンは、見た目のインパクトもあり手土産にぴったりの一品です。

ザペニンシュラ東京で販売されているクロッカンは数量限定販売のため、購入を希望する場合は事前に予約しておくのがよいでしょう。

  • 店舗名:ザペニンシュラ東京
  • 住所:東京都千代田区有楽町1丁目8−1
  • 電話番号: 03-6270-2888
  • 営業時間:11:00〜17:00
  • 公式HP

おいしいクロッカンを味わおう

クロッカンの種類は幅広く、シーンごとに表情を変えるため、それぞれの側面に魅力が詰まっています。自分で作るもよし、人気店のものを味わうもよしのクロッカンを堪能してみてはいかがでしょうか?

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