世界遺産フィレンツェの「ウフィツィ美術館」の見どころを解説!

2019.06.30

イタリア トスカーナ地方(現在のフィレンツェ周辺)は、まるで映画にでてくるようなイタリア中世の街。その中央に位置するウフィツィ美術館には、ルネサンス絵画の大作が名揃いしています。この記事では、そんなウフィツィ美術館のみどころをご紹介していきます。

統治者メディチ家のコレクション

イタリアのフィレンツェは、16世紀には、すでに商人の街として栄えていました。街を統治していたのがトスカーナ公でもあるメディチ家で、彼らが収集した絵画や彫刻がウフィツィ美術館所蔵品の中心となっています。

建築家の祖:ヴァザーリの建てた美術館

初代のトスカーナ大公が、ミケランジェロの弟子だった建築家・ジョルジョ・ヴァザーリに、統治する官庁の建築を依頼しました。これが、現在のウフィツィ美術館のもととなっています。 ウフィッイには、イタリア語の「オフィス」にあたる意味があり、そのルネサンス様式の建物も、現在ではとても貴重となっています。

世界遺産フィレンツェ地区に位置

ウフィツィ美術館と時を同じくして建設された、トスカーナ大公自身が住むピッティ宮殿やヴォーヴォリ公園は今も現存し、フィレンツェの街は世界遺産に認定されています。まるごと美術館のようなフィレンツェの街を楽しみながら、ウフィツィ美術館を訪ねてみましょう。

所用時間は、せめて1時間半は必要

絵画を鑑賞する時間は人それぞれ。2500点ほどの所蔵数は、他の大規模な美術館に比べると多くはありませんが、ルネサンス絵画の宝庫であるウフィツィ美術館の鑑賞時間は1時間半〜3時間は予定しておくことをおすすめします。

ボッティチェリの作品は、ここが秀逸

ルネサンス初期の画家、ボッティチェリは、神話の世界を描きながら、その絵の中に、人間らしい愛や力強さを表現しました。彼の代表作と言える「プリマヴェーラ」「東方三博士の礼拝」「ヴィーナスの誕生」は、ウフィツィでまとめて見ることができます。 まるで壁画のような大きな絵を、そのまま間近でみる迫力はこの場だから体験できるものでしょう。

ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ‥名作ぞろい

ほかにも、レオナルドダヴィンチの「受胎告知」、ミケランジェロの「聖家族」、ラファエロの「ヒワの聖母」と、ルネサンス期のオールスターとも言える名匠たちの作品がたくさん。 宗教画の決まりなどにこだわらず、描かれた人物ひとりひとりの魅力を感じる鑑賞方法もおすすめです。

予約はマスト!確実に名作を見る方法

作品の有名さに反して、小じんまりとした美術館は、いつも大混雑しています。ハイシーズンは3時間並ぶということも。確実に名作を見るための方法を紹介しましょう。

ハイシーズンや無料日は、せめて当日予約を

3月〜10月は、観光客の多いシーズン。チケットを購入するだけで2、3時間並ぶこともあるので、事前にチケット予約がオススメです(予約料4ユーロ必要)。イタリア語や英語の公式HPや、電話で事前に予約ができます。 当日予約をする場合は、開館時間は8時15分〜に合わせて、当日予約の窓口へ。また、年に数回ある無料デーも、とても混雑しますので、予約が必須です。すべて予約は先着順なので、気をつけましょう。

シーズンによって違う入場料

ウフィツィ美術館は、月によって入場料が違います。一般料金では、ハイシーズの3月〜10月は20ユーロ、11月〜2月の閑散期は18ユーロとなっていますが、どちらも予約料金が別途4ユーロ必要となります。 閑散期の午後遅い時間は、人が少ないこともありますが、チケット売り場は18時5分までなので(観覧は18時50分まで)、注意しましょう。 チケットを買うだけでも長蛇の列となっている場合は、ウフィツィ美術館以外の、フィレンツェ市内の公立美術館でチケットを買うことができます。

ルネサンス時代の美術品を堪能できる

宗教画に人間の生きる力を吹き込んだのが、イタリアルネサンス時の絵画です。これらの殿堂入り作品が、じっくり鑑賞できるのがウフィツィ美術館。事前予約がマストと言えそうですが、そのハードルは意外と簡単ですので、準備して訪れてみてください。

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