2020年11月日本での再演決定!ミュージカル「レント」の魅力

2019.06.29

ミュージカルのなかには、オリジナルとは別に、各国版で上演されるものがあり「レント」もその一つです。オリジナル作品とはまた違った楽しみ方ができ、双方を見比べる人もいるようです。この記事では2020年11月に日本での再演が決定したミュージカル「レント」日本版のあらすじやキャストをご紹介します。

ミュージカル「レント」とは

「レント」オフブロードウェイ版の作詞・作曲・脚本はジョナサン・ラーソン、監督・演出はマイケル・グライフです。

1996年2月13日にニューヨークのオフブロードウェイで初上演されると、瞬く間に人気作となり、それ以来、日本を含む世界15カ国で各国版の「レント」が上演されています。

作品としての評価は非常に高く、1996年度のトニー賞ミュージカル部門では最優秀作品賞や最優秀脚本賞など、合計4部門を受賞。

さらに、ピューリッツァー賞ドラマ部門でも最優秀作品賞を受賞しています。

なお、「レント」は2005年に映画化(日本公開は2006年)もされており、ブロードウェイ版のオリジナルキャストの大半が同じ役で出演しています。

ミュージカル、レントのあらすじ

「レント」のあらすじもご紹介しておきます。

1989年12月24日からちょうど1年間のニューヨークのイーストヴィレッジが舞台。元ロックミュージシャンのロジャーと、ルームメイトで自称映像作家のマークは、スクウォッターハウス化した倉庫ビルを占拠してボヘミアン的な日々を送っているが、ビルのオーナーのベニーから滞納している家賃(レント)を払うか退去するよう求められる。

彼らを中心に、ゴーゴーダンサーのミミ、大学講師でハッカーのコリンズ、ストリートドラマーでドラァグクイーンのエンジェル、アングラパフォーマーのモーリーン、ハーバード大卒エリート弁護士のジョアンらが、貧困と病魔に苛まれる日々の生活の中にも愛と生きることの喜びを見いだしていく。彼らの中にはゲイやレズビアン、ヘロイン中毒、そしてHIV陽性の者もおり、こうした登場人物たちによって、1980年代終わりのニューヨークの世相と、今では失われた「ボヘミアン イーストヴィレッジ」の世界が鮮やかに描かれていく。

(出典:Wikipedia

ご覧の通り、エスニック マイノリティ(少数民族)、セクシャル マイノリティー(性的少数者)、麻薬中毒や HIVなどの社会問題を取り上げているところが、90年代としては非常に画期的で、興味深い作品といえます。

レントのキャスト

「レント」がヒットした理由の一つに、キャスティングの素晴らしさがあります。まずは、ブロードウェイ版のキャストからご紹介していきます。

レント ブロードウェイ版のキャスト

  • マーク: アンソニー・ラップ
  • ロジャー: アダム・パスカル
  • コリンズ: ジェシー・L・マーティン
  • エンジェル: ウィルソン・ジャーメイン・ヘレディア
  • ミミ: ダフニ・ルービン=ヴェガ
  • ベニー: テイ・ディグス
  • ジョアン: フレディ・ウォーカー
  • モーリーン: イディナ・メンゼル

レント 日本版2017のキャスト

日本版では、2012年からオリジナル演出家であるマイケル・グライフが演出を担当するようになっています。それに伴い、キャストはすべてオーディションで決定されることとなり、それまでとは大幅に入れ替わっています。

  • マーク:村井良大
  • ロジャー:堂珍嘉邦 (CHEMISTRY)/ユナク
  • コリンズ:光永泰一朗
  • エンジェル:平間壮一/丘山晴己
  • ミミ:Jennifer/青野紗穂
  • ベニー:NALAW(CODE-V)
  • ジョアンヌ:宮本美季
  • モーリーン:上木彩矢/紗羅マリー
  • その他:新井俊一/千葉直生/小林由佳/MARU/奈良木浚赫/岡本悠紀/長尾哲平

以上は「レント」2017のキャストですが、2020年11月からの再演のキャストもオーディションで決定されるようです。すでに募集は終了していますが、当時の応募要項をみることで、どんなキャストが求められているのかが分かります。

その応募要項は、

  • マーク(男性役:20代半ば~30代前半)
  • ロジャー(男性役:20代前半~30代前半)
  • コリンズ(男性役:20代後半~40代前半)
  • エンジェル(男性役:10代後半~20代後半)
  • ミミ(女性役:10代後半~20代後半)
  • ベニー(男性役:20代半ば~30代前半)
  • ジョアンヌ(女性役:20代半ば~30代)
  • モーリーン(女性役:20代~30代前半)

となっています。一体どんな俳優陣が選ばれるのかとても気になるところですね。

ミュージカル「レント」は日本版も必見

「レント」はオリジナルに加え、日本版も上演されています。これまで、数多くのキャストによって演じられてきましたが、2020年に再演される日本版「レント」では、キャストが一新されるかもしれません。どのようなキャストになっているのかが非常に楽しみなところですが、「待ちきれない」という人には、DVD化されている映画版の「レント」もおすすめです。事前に予習をしながら、2020年11月の日本版「レント」再演を楽しみに待ちましょう。

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