ガーデニング初心者必見。土づくりから植える花までポイントを解説

2019.06.27

ガーデニング初心者が押さえておきたいポイントを紹介します。基本的な土作りの方法から植え付け、管理まで覚えれば癒しの空間作りが楽しめるでしょう。おすすめのガーデニング本も最後に紹介しているので、参考にしてみてください。

まずは土作りから始めよう

ガーデニングで自慢の庭を作るための土台として、もっとも重要なのが土作りです。まずは、土作りの基本的な手順とよい土の条件をチェックしていきましょう。

よい土の条件とは

ガーデニングに最適な土とは、どのようなものでしょうか。それは、以下のような特徴を持つとされています。

  • 排水性:水はけのよいこと。環境変化に強くなり、根腐れを起こしにくい
  • 通気性:新鮮な空気を常に取り入れられるため、水や栄養の吸収がよくなる
  • 保水性:排水性と両立が必要。適度に水を蓄えておく力も大切な土の要素
  • 保肥性(ほひせい):与えた肥料が雨や水で流されないように保持する力

上記の特徴を補助するため、腐葉土など有機物を土に混ぜると、有用微生物を活性化できます。

その他、雑草の種や病害虫が含まれていない清潔な状態を保ち、保水性と排水性が両立できる重さがあることも大切です。

育てる草花にも左右されますが、土の酸度が適正かどうかもチェックしておくとよいでしょう。

花壇や鉢植え用の土作りの手順

では、基本的な花壇や鉢植え用の土作りの手順をチェックしてみましょう。土作りの基礎でもあるので、草花に合わせてアレンジしてみてください。

  1. 植え付けの2週間前に土を掘り返して耕す
  2. 掘り返して出てきた雑草や小石を取り除く
  3. 1平方メートルあたり100〜120gの苦土石灰(くどせっかい)を混ぜる
  4. 1週間程度寝かせて、腐葉土やたい肥を3割ほど混ぜる
  5. 植え付け当日まで寝かせたら、肥料を入れて混ぜて完成

苦土石灰とは、マグネシウムが含まれた石灰のことです。酸性に傾いてしまった土壌を中和する効果を持ち、カルシウムとマグネシウムの補給の役割も持っています。

土作りは1日ではできないものなので、時間を掛けて徐々に草花に最適な土を作り上げていきましょう。

肥料の種類を知ろう

肥料は、基本的に以下の三つの養分を組みわせて作られ、種類によって配分が違います。

  • 窒素(N):葉肥(はごえ)とも呼ばれ、植物の生長を促進する
  • リン酸(P):実肥(みごえ)、花肥(はなごえ)とも呼ばれ、開花や結実を促進する
  • カリウム(K):根肥(ねごえ)とも呼ばれ、土の酸度の調節や他の養分との調節をする

上記の配合を表す数字は、肥料袋に記載されています。順番は必ず窒素・リン酸・カリウムの順番で記載されているため便利です。

『有機質肥料』と『無機質肥料』という分類もあります。原料が動植物に由来する有機質肥料は、効果がゆっくりと長く働きます。

鉱物や石油などから作られた無機質肥料は即効性が特徴ですが、あまり急激に作用しないよう加工された緩効性のものが多く使われています。

花の基本的な育て方を知ろう

土作りができれば、次に覚えておきたいのが花の基本的な育て方です。花は、植物が変化していく様子が見られる喜びがわかりやすく感じられるため、初心者におすすめでしょう。

植え付けの仕方

土作りができたら、花苗を用意して植え付けをしていきます。花壇であればそのまま植え付けできますが、鉢植えは土の入れ過ぎで『水管理が難しくなる』ことから土の量が大切です。鉢の縁から2〜3cm残す程度の量で調節します。

根をほぐしてから植える方法がありますが、根がぐるぐると絡み合っていない限りはそのまま植えても問題ありません。根を傷めないように優しく扱い、花苗が入るスペースを開けて土をかぶせていきましょう。

新芽や花がらをカットする

植え付けをしてから約2〜3週間で新芽がでてきますが『株を大きくするためにカットする』のが大切です。新芽をカットしてしまっても、次々と新しく出てくるため枝数も花数も増えていきます。

全体の形を整えるようにカットし、鉢植えであれば縁いっぱいまで、花壇であれば目的の大きさまで育ててあげます。新芽に限らず、花がらもカットしてきれいな状態を保つのも大切です。

また、新芽や枝が鉢から飛び出ている部分はカットしておくと、まとまりがよいでしょう。

水やりと肥料やり

水やりは『土の表面が乾いたとき』にたっぷりとあげるようにします。草花にかからないように慎重に土に水を注いであげ、鉢底から水が流れでる程度の水をあげるのがベストです。

水やりは、古い空気を押し出し、新鮮な空気と入れ替える役割も持っているので、乾と湿のメリハリをつけてみてください。

肥料やりは、草花に合わせて最適な回数で追加していきます。肥料のあげすぎは花が咲きにくくなったり、病害虫に繋がるので注意が必要です。

しかし、少なすぎると育ちを感じにくいでしょう。最初から肥料が含まれている土を使うときには、植え付けから1カ月後が肥料追加の目安です。

初心者におすすめの花やハーブを紹介

ガーデニング初心者でも育てやすい花やハーブの中から、人気のある3種類を紹介します。何を育てようか迷ったときの参考にしてみてください。

ラベンダーセージ

ラベンダーセージは、スパニッシュセージとも呼ばれ、お菓子・料理・薬用など使用用途が多いハーブです。「家族愛」という花言葉も、家庭で育てるにはぴったりの植物と言えるでしょう。

丈夫に育ち、病害虫もほとんどないため扱いやすさがあります。セージに似ているシンプルな見た目から、ほのかなラベンダーの香りを楽しめるでしょう。

ローズマリー

ハーブの中でも育て方が簡単で、初心者でも扱えるのがローズマリーです。リラックスできる香りはアロマやポプリとしても活用でき、料理にも彩りが添えられます。

花言葉は「追憶」で、『聖母マリアのバラ』がその名の由来だとする説もあります。環境がよければ年間を通して咲いてくれるため、花を長く楽しみたい人におすすめです。

ボンザマーガレット

ボンザマーガレットはまとまって咲くのが特徴的な花です。茎などをピンチなどでまとめなくても群生する花を楽しめます。

幾つかある花言葉の一つは「恋を占う」です。花びらをちぎって「好き、嫌い」を占うのになぞらえたものかもしれません。

また、豊富な花の色や形から選べるので、好みに合わせやすいでしょう。秋に植えておけば春には美しいドーム状の花が楽しめると人気です。

おすすめのガーデニング本を紹介

最後に、初心者におすすめの勉強になるガーデニング本を二つ紹介します。読みやすさとわかりやすさに特化したものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

成美堂出版 はじめての小さな庭づくり

成美堂出版の『はじめての小さな庭づくり』は、テーマごとにまとめられて読みやすさから人気のある本です。

アイデア溢れる内容と、花壇や鉢植えの活用のヒントが満載の内容には、小さな庭でもアレンジできる工夫が詰まっています。

  • 商品名:はじめての小さな庭づくり―小スペースをもっと素敵に
  • 価格:1188円(税込)
  • Amazon:商品ページ

グラフィック社 ベランダガーデニングベストガイド

グラフィック社が出版している『ベランダガーデニングベストガイド』は、リビングの延長として楽しむガーデニングに特化した内容でまとまっています。

参考になる写真や植物の構成で、アイデアや工夫が初心者にもわかりやすく掲載されて、導入が楽しくなる一冊です。

  • 商品名:ベランダガーデニングベストガイド
  • 価格:2160円(税込)
  • Amazon:商品ページ

ガーデニングの基本を押さえよう

ガーデニングの基本を押さえて順序よく準備していくことが、草花を枯らさないで長く楽しむ秘訣です。初心者のころには特に土作りに意識を向けながら、自分好みの花壇や鉢植えを楽しむのがよいでしょう。

慣れてくれば、植物や花の組み合わせでアレンジができるようにもなります。自信がついたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME